・プレイ作品
コロッケ!4 バンクの森の守護神
・どんなゲーム?
漫画(アニメ)『コロッケ』を題材にした対戦格闘型RPG。
・前作をやっている必要があるか
基本的にはないです。
ただし、類に漏れず原作の仲間キャラクターに対しての細かい説明はないのでそこら辺が気になる場合は事前の予習が必要です。
・総合得点 73点 ランクA
・個人的評価 30点 B
・個別評価 43点 B
システム面 11点 B
新しさ 4点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 4点
ストーリー面 10点 B
ストーリーのおもしろさ 3点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 3点
キャラクター面 10点 B
個性 4点
スポットライト 3点
キャラ数 3点
ゲーマー面 12点 B
やりこみ 4点
ゲームバランス 4点
満足感 4点
個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
コロッケのゲームとしては初めてかもしれないぐらい簡易格ゲー要素よりもRPG要素に力を入れてる気がします。
そのポイントの1つがマルチエンディング採用でした。
フィールド面ではマップに区切りがあり、プレーヤーが動く度に敵が動くターン制。
バトル面では遠くの敵をロックオン出来るようになりました。
バトル中にサポートキャラクターを呼び出すことが出来、回数はキャラクターとの友情度で増える仕組みになっています。
金貨以外の通貨が採用されています。
『快適さ』
操作感自体は全体的に上がってますし、全体的に遊びやすくなりました。
が、今の時代ならではの問題として、ROMだけで購入した場合と説明書有りの場合でやや難易度の差が生まれるかもしれません。
原則的には子供向け作品なので、経験値という名のゲームスキルでどうにか出来るレベルではあります。
『システムのおもしろさ』
RPGと格闘ゲームの組み合わせ、子供向けの作品と考えたら複雑な操作もなく、比較的遊びやすくて面白いと思いました。
逆に+αのクセを求める方には物足りない可能性もあります。
・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
あらすじとしては、
禁貨を探す旅を続けるコロッケとその仲間たちは、生きているバンクが住むというバンクの森を目指していた。
その道の道中、禁貨ゴーグルに導かれ、カマンベールの街を訪れたコロッケたちは森のバンクたちを狙うハンターたちとそれを守ろうとする人たちの争いに巻き込まれてしまう。
コロッケたちはどの味方になるのか……。
という感じです。
素直な所感としては可もなく不可もなく。って感じです。
『ストーリーのボリューム』
マルチエンディングの部分に期待しすぎるとガッカリする可能性は大いにありますが、マルチにかまけて真エンディング以外を蔑ろにしてない部分を評価しました。
『グラフィックと音楽』
素直にコロッケ!っぽい!って思いました。
明るい感じでおバカな感じもあって、シリアスなとこはちゃんと重厚っていう感じのBGMでよかったです。
・キャラクター面について
『個性』
原作キャラの固有技やバンカーとしての特徴がきちんと再現されているので個性はいい感じに出てます。
『スポットライト』
わりとみんな自分の持ち味を活かして活躍します。
大なり小なり差はあれど、このキャラ空気だったなぁ~とは思わなかったです。
『キャラ数』
ゲーム制を考えると十分多い面と、オリジナルストーリーということもあって原作キャラクターの割合が少なめという面の二面があるので評価が難しい。
物足りなるかは個人差が出ますね。
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・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
1周がそこそこボリュームある上に複数のエンディングがあり、装備にあたる石板を集めるのもまた一興。
『満足感』
普通に、そこそこあります。
が、クリア後に達成感がめちゃくちゃあるって程ではない。
『ゲームバランス』
いろんな操作感と技を繰り出すキャラクターが用意されています。
プレイヤーのプレイスタイルに合う合わないこそあれど、このキャラクターが特別強いとか、特別弱いは薄めです。
主役・エース級のコロッケ、リゾット、フォンドボーは雑に使ってもそれなりに強く、キャベツ、ダイフクー、プリンプリンはトリッキーでクセ強めってイメージです。
最後に
2023年現在、30代でレトロゲームに抵抗がなく、懐かしさと暇潰しを求めるユーザーには一定の需要があると思っています。
それなりにいい出来で面白かったです○
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実機
おまけ
KONAMIの代表作(一部抜粋)
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