・プレイ作品
パワプロクンポケット10
・どんなゲーム?
暗黒面たっぷりなブラックユーモアな野球バラエティゲームとしてお馴染みのパワポケシリーズの第10弾。
DS版パワプロというコンセプトの元、本家パワプロに寄せたパワポケ。
・前作をやっている必要があるか
やっていなくても問題ないです。
・総合得点83点 ランクA+
・個人的評価 32点 B
・個別評価 51点 A
システム面 14点 A
新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点
ストーリー面 12点 B
ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 3点
キャラクター面 14点 A
個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 4点
ゲーマー面 11点 B
やりこみ 4点
ゲームバランス 3点
満足感(難易度) 4点
個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
パワプロに寄せたパワポケは当時としてはシリーズ初で、サクセスは彼女を作らなければパワプロ風、彼女を作れば従来のブラックネタとバラエティに富んでいます。
また、裏サクセスのブッ飛び具合とシビアさは健在です。
アクション野球にパワフルを越えるヘルが導入。
本家パワプロにはないカード野球を搭載。
あと、裏サクセスが最初から遊べます。
『快適さ』
2画面のおかげで表示される情報が増える等、DS版ならではの強みはありました。
『システムのおもしろさ』
カード野球に加え、パワポケシリーズ特有のシステムとして、簡単そうで奥深い5種類のミニゲームが遊べます。
個人的にはPカード(フリテン有り以外はドンジャラのルールに準拠)がお気に入りでした。
・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
表サクセスは3年間野球漬けという意味も兼ねて、甲子園一直線。
彼女という野球以外の寄り道をすることで初めて影で暗躍する組織が活躍するストーリーの裏側を見ることができます。
裏サクセスは、ローグライク×RPG。
中重武装の乗り物で遺跡を巡り、古代の遺品を集める中で怪物や同じ目的を持つライバルと争うことも……というストーリー。
『ストーリーのボリューム』
醍醐味の裏サクセスは2部構成で、3つの勢力が用意されています。
後半は共通ストーリーですが、前半は勢力毎にストーリーが異なります。
『グラフィックと音楽』
パワポケって考えれば悪くはないと思います。
・キャラクター面について
『個性』
裏含めたサクセスキャラはさすがのクオリティでした。
アクション野球での選手もパワプロに近付けたことで個性はより深くなっていると感じました。
『スポットライト』
ぶっちゃけこれはプレイヤー次第。
『キャラ数』
概ね満足してますが、ペナントの時の補強とかが……
でもキャラ数に関してはほんとにそれぐらいしか文句はないです。
・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
本家パワプロのようにペナントの周回を繰り返す本格的な野球ゲームではないので無限に遊べるほどではないかな。
『満足感(難易度)』
ブラックユーモアたっぷりのパワポケは久しぶりにやると楽しい。
裏サクセスは欲張って失敗して…を何度繰り返したことか(笑)
『ゲームバランス』
チームの強さがわりと固定されちゃうのでここは微妙。
最後に
GBA以来のパワポケでした。
試合そのものはPSPとかのほうが遊びやすいのでほとんど裏サクセス用になりそうです。時々Pカード。
ちなみに収録選手は2007年の9月中旬時点の当時のレギュラー選手が中心です。
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