とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

イース-フェルガナの誓い-

イース -フェルガナの誓い-(通常版) - PSP

・プレイ作品

イース-フェルガナの誓い-

・どんなゲーム?
イースⅢのリメイク作品。
原作を踏襲しつつ、有翼人の設定を取り入れて後付けで以後の作品に合わせた節もあります。
システムは3DアクションRPGに変化しました。

・前作をやっている必要があるか
繋がりはあるんでしょうが、それはそれ、これはこれ。っていう感じで、作品内で完結するので、やってなくても問題はないです。

・総合得点 86点 ランクA+

・個人的評価 36点 A

・個別評価 50点 A

システム面 13点 A

新しさ 4点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 10点 B

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 2点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 12点 B

個性 3点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 15点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 5点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
ゲージが溜まっている時に△ボタンを押すことでブレイブし、一定時間攻撃速度・防御力が上がり、攻撃回数が10回になることや、方向キーやジャンプ+攻撃の組み合わせで威力が変わることや、コンボ数に応じてアイテムドロップ率等が上昇したり、アクション要素が多めです。

リングによる魔法を用途で使い分けてダンジョンを突破するのがわりと癖になって楽しかったです。

鉱石を使って装備を強化する部分は意外と自由度低いイメージでした。

『快適さ』
用語を使わずに簡単に言うと、序盤の時点で一度触れているセーブポイントを自在に移動出来るアイテム貰えるのはありがたいです。
魔法も自動回復ということもあり、テンポよく遊べました。
アクションRPGとしては最高級の遊びやすさだと感じました。

反面、やや説明不足感は否めないので、ゲーム慣れしてないと行き詰まることはあるかもしれません。

『システムのおもしろさ』
前述した通り、アクションRPGとして楽しめる要素が揃っていて、めちゃくちゃ面白かったです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
アドル云々というよりかは、ドギの出身地で幼馴染みを含むドギの昔馴染みが出てくるストーリーですね、面白いというよりは深いです。
秘められた想いとかね。

どちらかと言うとひねくれ気味な人や、目的の為なら手段を選ばない人のほうが楽しめるかも?

伝承の再来的な展開はよくある話ですね。

『ストーリーのボリューム』
アクション部分に力が入っているので、ボス戦が多いです。
その影響か、ストーリー部分は思いの外あっさりしていました。
元々が古い作品なので、踏襲している以上は仕方ないのかな?とも思いつつ、せっかくのヒロイン「野中藍さん」を堪能したかったという叶わなかった願望故の評価です。

『グラフィックと音楽』
19歳のアドル可愛い!ってのが何となく伝わります。

というか、イースのキャラデザとグラフィックとBGMの雰囲気っていつも合ってていいですよね、今回で言えば、田舎のほのぼのほんわか和やかな感じと、緊迫感の二面性を音の切り替えで見事に表したのは見事でした。


・キャラクター面について
『個性』
ある意味王道なので、ブッ飛んでるキャラクターはいなかったかなぁ~って感じです。

『スポットライト』
キャラクター少なめなので、それぞれ感情移入しやすいとは思います。
アドルは感情を表に出さないのであれですが。

『キャラ数』
ストーリー上でもそこまで多くないキャラクター数でストーリーを動かしますが、操作出来るキャラクターもアドルのみです。
それ故に、パーティー制のイースでは味わえないゲーム性になっているので、ゲームシステムとマッチしててよかったです。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
イースの共通システムではありますが、難易度が豊富ですが、インフェルノがエグい。
エグいからこそ、それがやりこみ要素というか、製作チームからプレイヤーへの挑戦状ですよね、完全に1人でのアクションRPGだからこそのやりがいはあると思います。

『満足感』
やってる間の時間経過の速度がエグい。
つまり、体感的には速いです。
これは満足度高い証なんですよね。

『ゲームバランス』
初心者から上級者まで楽しめる難易度調整がされているので、アクションRPGとしては最高級(暫定)のゲームバランスだと思ってます。


最後に
チェスター役のいとけんさんカッケェなぁ~
ん?チェスター?ドラマCD版のアドルのCVは草尾さん……あれ?どっかで聞いたような……

野中さんの「る」の発音が巻き舌気味な癖があるんですけど、作中で何度も訪れる「アドルさん」の「ル」の発音が好きすぎてその都度テンション上がってました。

野中さんも僕の青春時代を支えてくれた声優さんの1人なんですよ~

はい、完全に余談でした。


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