・プレイ作品
ルミナスアーク3 アイズ
・どんなゲーム?
ルミナスアークシリーズ3作目にしてシリーズ初の学園をモチーフにした作品。
学園パートと戦闘パートの2つのシステムが楽しめる作品です。
・前作をやっている必要があるか
ストーリー的な繋がりもなく、システム的な意味でも別作品のような要素が多いと思うので、この作品だけで完結します。
・総合得点 80点 ランクA+
・個人的評価 30点 A
・個別評価 50点
システム面 14点 A
新しさ 4点
快適さ 5点
システムのおもしろさ 5点
ストーリー面 12点 B
ストーリーのおもしろさ 2点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点
キャラクター面 12点 B
個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 2点
ゲーマー面 12点 B
やりこみ 5点
ゲームバランス 3点
満足感 4点
個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
2つのゲーム性をミックスしたシステムは良かったです。
学園パートの、自由時間にゲーム内時間(砂時計で表示)を使って、ステータスを上げる訓練をするか、サブキャラクターとのイベントを見るか、仲間キャラとの親密度を上げるか選ぶシステムはちょい金色のコルダっぽいイメージです。ちょいがポイントですが。
戦闘パートは、敵味方問わず、全てのキャラクターの素早さから算出されて行動順が決まるアクティブ制採用です。
ターン制よりややこしいですが、僕は感覚派なとこもあるので、このシステム嫌いじゃないんです。
アクティブ制と属性(弱点属性で大ダメージ、同属性はほぼ無ダメージ)なこと以外はサモンナイトやディスガイアみたいな戦闘システムです。
オーソドックスなSRPGですね!
正面よりも横や後ろから攻撃するほうがダメージ・命中率共に上がります。
武器に属性が付いてるので、通常攻撃も実質属性攻撃なのは違うので、そこはゲームの個性ですね!
『快適さ』
ぶっちゃけターン制のほうがSRPGとしては遊びやすい気はしてるんですが、そこは言っても仕方ないので気にせずに評価すると、醍醐味として押し出されている「学園パート」、「戦闘パート」共にめちゃくちゃ遊びやすいです。
減点対象とはなりませんが、強いて言えば、タッチペンで操作してる時にその気がなくてもスキップで早送りになること、ログがないので、飛ばせば見れないのが1つありますね。
『システムのおもしろさ』
純粋にゲームシステムが好みなので、ここは文句なしで。
敵を倒して手に入る素材から武器を作成するの+指定武器を指定回数装備して戦闘を行うことで武器を作ることが出来るシステム楽しかったです。
あと、レベル上げた時にバランスとユニークという異なるパラメーターが上がる2種類をその都度選択してある程度好きなようにキャラクターを育成出来るのは面白かったです。
・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
率直に言わせてもらうと、ストーリーは好きではないです。
厳密には主人公チームの性格があんまり合わなくてストーリー部分で結構イライラしました。
感情論で発言したり、行動したりするので、そこがちょっとね。
必ずしもダメとは言わないけど、それが多過ぎて中盤は嫌気が差してました。
猪突猛進で周りが見えなくなる上、感情のままに行動するから、客観的に見ると、手の平返しが凄く感じます。
ゲームやってる時は主人公にシンクロしがちな僕ですが、レフィ含めたメインキャラクターの性格と発言が合わなすぎてそれが出来ませんでした。
反面、夜の自由時間(健全)の学園内キャラクターとのイベントは全面的に満足の一言です。
選択肢選べるのがいいですよね!
選択肢はメインストーリーにもあるんですが、そちらは、キャラクターの生死を左右したり、仲間になるかならないかを左右するので、気軽には選べないんですけどね。
僕のこのストーリー好きじゃない。に関しては、ストーリー全体の出来栄えが気に入らないというよりは、敵側への感情移入も大きく影響していると思います。
何が真実か、種族とは、時代とは、伝承とは……って考える意味では好きです。深いので。
『ストーリーのボリューム』
戦闘以外では要所以外はオフボイスなんですけど、その分、ボリュームはDSのSRPGゲームとしてはなかなか破格なんじゃないかと思います。
学園パートのサブキャラクターや場所によって起こるプチイベント等も豊富でした。
『グラフィックと音楽』
グラフィックはサモンナイト風です、サモンナイト好きにはすぐに馴染めると思います。
音楽は素晴らしいです。
要所に入ってくるボイスもいいですからね!
変身の名乗りとか、音楽も音声も演出も噛み合っててテンション上がります。
・キャラクター面について
『個性』
個性は飽和状態な感じですね!一応褒めてます?分からない←
嫌えるってことは個性強いと思ってます。
武具整えるのに重宝するヒナ・ヒヨの双子(下田麻美さん)は好きです。
双子女子の演じ分けやらせたらマジで天下一品ですよね、下田さん。
ヒナちゃんとは結ばれてると思ってプレイしてました←
それぐらい重宝するし、キャラクターとしても好きでしたし、イベントも良かったです。
『スポットライト』
使う使わないは関係なく、パーティーキャラクターの特徴が十分に分かるメインストーリーになっていて、学園パートでのイベントもそれぞれの良さがあるので、ここの文句はないです。
『キャラ数』
主人公+12キャラの13キャラが最大の仲間人数になります。
多いのはいいんですけど、結局半分ぐらいは連れていけないので、取捨選択が必要なんですけど、新加入されたキャラはレベル差的に即戦力とはなりづらいし、属性のバランスとか移動範囲のバランスでそこまで自由に組めたイメージはないです。
でも、パーティーキャラクターにほぼ思い入れも好感度も皆無なわりにはバランスよく均等に使いました。
出撃枠と仲間の人数のバランスは悪かった認識があります。
・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
元も子もないこと言うと、仲間もレベルも引き継いで、メインストーリーを全スキップしてやる周回がめっちゃ楽しいゲームでした。
鬼周回してこれ以上ないほどやり込めそうなSRPGは第2次スパロボZ以来でした。
マジでゲームシステムが好みなんです。
『満足感』
僕の中では、メインキャラクターが足を引っ張り、サブキャラクターとシステムでカバーした感じです。
『ゲームバランス』
全員レベルMAX(99)なら大きく変わらないですが、範囲攻撃を覚えてるか覚えてないかや、移動範囲はわりとデカいです。
普通にクリアする分にはレベル99とか絶対行かないので。
移動範囲に関しては、レベル関係ないので、好きなキャラが移動範囲狭かったらそのキャラがあんまり活躍しないか、活躍させようとしてバトル時間を長引かせるかの二択なので、そこら辺は「うーん」って感じかもしれません。
戦力としての強さは使えないキャラはいない。
というバランスなので勿体無いと言えば勿体無いですよね。
最後に
サモンナイトがやりたくなりました!!←え
小野大輔さんと杉田智和さんが幼馴染み設定というのはこの前やったぞ!
Starry☆Sky in Spring!!
っていうテンションの上がり方と、杉田さんと中村さんを並べて使える!!っていう違う方向でテンション上がってました、はい。
余談なんですけど、過去作の主役がそれぞれ、保志さんと石田さんなんですけど、小野坂さんもいらっしゃったらガンダムSEEDトリロジーの主役揃い踏みじゃないですか!!ってこれまた勝手に思ってました。
最後は余談ばかりでしたが、総合的にいいゲームでした。
サモンナイト好きにはやってもらいたい作品と言われる意味は分かりました。
召還とかはないですけど、妖精とか天使とかの要素はあるので、システム的なもの以外にも世界観も共通点はあるかなぁ~と思いました。
関連商品
おまけ
おまけ2