とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ(ダイナソー)

流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ(同梱特典無し)


・プレイ作品

流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ


・どんなゲーム?

流星のロックマンシリーズの2作品目。
1パッケージで2つのバージョンが楽しめるのが特徴(スタイルやカードの違い以外はほぼ同一の内容)です。
前作から2ヶ月後の時間軸でした。
前作のシステムをバージョンアップさせ、より遊びやすくなっていたり、シリーズ初のボイス付き(タイトルコールと戦闘中のみ)が搭載されました。
「絆」が全面的に推された作品でした。


・前作をやっている必要があるか
正式な続編なので、前作はやっておいたほうがいいと思います。
正しくは、やっておいたほうがより楽る作品です。

・総合得点 91点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 点 53 A

システム面 13点 A

新しさ 5点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 14点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 12点 B

個性 3点
スポットライト 5点
キャラ数 4点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
もうひとつのパッケージである『ベルセルク×ダイナソー』にも言えますが、3バージョンある流星のロックマンの内の2つが1パッケージに入ってるのが特徴で、タイトル画面からベルセルクorシノビ(ダイナソー)を選択してからはじめからorつづきからを選びます。


本作の最大の特徴は作中のブラザー(友人)とのキズナリョクがそのままロックマンの強さに反映されることにあります。
キズナリョクの高さは信頼の証。ということもあり、様々な恩恵を受けられたり、キズナリョクの高さに応じてカスタマイズ出来るアビリティを付けることが出来ます。


もうひとつの特徴として、オーパーツの力をドライブオンすることでロックマンは変身出来ますが、バージョン毎に属性・技・個性(変わり身やスーパーアーマー等)が異なるドライブが存在します。


異なるドライブを重ね合わせて更なる変身をすることが出来ます。(属性やチャージショットは後から掛け合わせる方のドライブに変わります)
最大で3つ掛け合わせることが出来、それが最強の姿ということになっています。


この作品の凄いところは、1パッケージに2バージョン入ってることを活かし、現在プレイしていないほうのバージョンのドライブはオートブラザーとして登録出来き、ダブルドライブが出来ることです。
トリプルドライブしたければシノビ×ダイナソーの通信が必須になります。


ドライブの属性については、ベルセルクは雷、シノビは草、ダイナソーは火で、ドライブ中は該当属性が強化されます。
弱点属性を突かれると強制的にドライブ解除となります。


また、最大7人で競い合うコロシアムがあります。
リアルブラザーは最大6人までの登録&1度でも対戦すれば自動追加されるので上手く活用すれば一瞬でキズナリョク上がるかも?(試してないので不透明)


『快適さ』
基本的には遊びやすくて大きな不満はないのですが、リアルブラザー登録が十分でなければやや不便なので、そこは触れておくべきかな?って思いました。


HPメモリくれることも多いし、NPCの悩みは基本解決してあげるプレイ方法でやってても、キズナリョクはNPC+オートブラザーだけだと、人の役に立ってない扱いされるのもやや不服です(笑)


あとは、電波変身時の移動がやや面倒です。やや程度ですが。


『システムのおもしろさ』
具体的にどうこうではないんですけど、エグゼの頃から継承・進化を遂げたバトルシステムは相変わらず面白いと思いました。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
キズナリョクを全面的に推していますが、同時に、絆を否定し、1人での電波変換から戦うソロというライバルキャラの存在のおかけで、「絆」をテーマにした作品として、より引き立っていました。


主人公であるスバルの絆としては、前作から引き続きの愉快な3人組とヒロイン枠の子(あえてそれぞれの名前は伏せました)はNPCブラザー枠として存分に活躍してくれます。


ベルセルク(闘士)・シノビ(忍者)・ダイナソー(恐竜)は絆を失くしたから滅びへと向かった……と仮定した設定は面白かったです。


個人的に好きなストーリーでした。


『ストーリーのボリューム』
あくまでも僕の基準ですが、結構しっかりしたボリュームだったと思います。


『グラフィックと音楽』
曖昧な言い方になってしまいますが、個人的に好きです。
後、ランダムのタイトルコールで特に好きな声優さんが来た時は始める前からテンション上がると思うので、このシステムはおみくじみたいでいいですよね!


個人的にはあえて役柄は伏せますが、福圓美里さんがめちゃくちゃ好きなんですよね、昔から。
まあ、僕は福圓さんのタイトルコールに1回も巡り会えなかったので、実在するのか知りませんが!
いいんですよ、大浦冬華さんも好きなので。プレイ終わるまでスバルが大浦さんだって気付かなかったけど←


・キャラクター面について
『個性』
口癖とか語尾とか独特なキャラいるのでやってて面白かったです。
意外と設定細かかった印象です。


『スポットライト』
絆を深められるNPCは4人で、ストーリーの進行度に比例して上がるので、必然的にメインキャラクターは深掘りされています。


反するソロもバックボーン含めて描かれているので、ファンは多そうな気がします。
フォルテ枠ですね!


『キャラ数』
メインキャラは必要最低限に抑えつつ、悩みを抱えるモブキャラクターがたくさんいるので上手く考えられてるなぁ~って感じました。
RPGとしてごちゃごちゃせずにキャラクター性の面白さだけを楽しめるのはGOODな点だと思います。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
前述している様々な人物からの依頼、カード集め、クリア後の隠し要素等、やれることはわりとたくさんありました。


依頼の報酬はHPが上がるHPメモリや、暗号アイテム、6つ集めることでソロが扱う「ブライ」と同じ名前のフォーム「ロックマン ブライ」に変身出来るキーアイテムを貰えます。


ちなみにですが、ブライは全ての絆を断ち切るフォームですので、専用のデッキを作るのがオススメです。
ブライ特有の能力としては、ソード系の強化です。
至近距離にこだわりたい方にはオススメのフォームと言えます。


『満足感』
全体的に満足感は高めです。
このシリーズやっぱり好きだなぁ~


『ゲームバランス』
自分の型さえ決まれば、そう難しくないと思うので、程よい難易度だとは思います。
ボスとロックマンのHPが近い場合はプレイングがあまり上手ではなくても普通に勝てるぐらいの難易度でした。


ウェーブアウトする度にマテリアル(道中のアイテム)がリセットされて再設置されるので、長い目で見れば、金策にはあまり困らないのもポイント高いです。


強いて言うなら、厳しいと思うのは、クリア済みのステージで野良でボスが出てきた時に油断してたら最悪ゲームオーバーになることですかね、こまめなセーブもしくは無理せず逃げることでリスクは減らせます。


最後に
既に何回か書いてますが、ロックマンエグゼから継承したシステムを更に進化(変化)させ、世界観に溶け込ませたところを評価しています。


絆が試される今のご時世だからこそやるのも悪くない作品だと思いました。



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