とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

デジモンストーリー ムーンライト

デジモンストーリー ムーンライト(特典無し)


・プレイ作品

デジモンストーリー ムーンライト


・どんなゲーム?

育成RPGデジモンストーリー」の続編です。
対立するチームの期待のルーキーとしてそれぞれの物語はスタートします。


デジモンストーリー』とは、育成、冒険、進化(退化)。
中でも「進化(退化)」がバトルの鍵を握ります。


新要素満載
デジモンやファーム情報を確認する「テイマーホーム」の新設によって、遊びやすさが向上しました。
・前作の255体から総勢400体以上とたくさんのデジモンが登場します。


「ムーンライト」でしか入手できないデジモンや、WI-Fiでのマッチング(お見合い)でレアデジモンが出現します。
Wi-Fiでのバトルでしか手に入らないアイテムもあります。


ムーンライトのストーリー
主人公はダークムーンCITYのテイマーチーム、「ナイトクロウ」のノーマルテイマー。


サンシャインCITYのテイマーチーム、ライトファングとの交流戦に向け、バトル修行中に突如デジモンが出現する。主人公はそれを見事撃破し、さらに交流戦にも勝利する。その夜、ダークムーンCITYに謎の生命エネルギーが出現する。生命エネルギーはCITYを破壊し、デジモン達をデジタマに退化させてしまう。更にサンシャインCITYとダークムーンCITYを結ぶ橋も破壊された。


事件にライトファングが関わっているとの噂が流れる中、主人公はCITYの復興と生命エネルギーの正体を探るべく、旅に出る。


・前作をやっている必要があるか
続編という立ち位置ではありますが、直接的にストーリーが繋がってるわけではないので、やってなくても問題ないです。

・総合得点84点 ランクA+

・個人的評価 37点

・個別評価 47点

システム面 12点 B

新しさ 4点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 11点 B

ストーリーのおもしろさ 3点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 10点 B

個性 3点
スポットライト 3点
キャラ数 4点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感(難易度) 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
デジモンストーリーシリーズとして前作と比べると、出来ることが増えています。
ファームのカスタムや1人でもジョグレスが出来たり、独自性は感じました。


『快適さ』
出来ることが増えて快適さは増しました。が、基本システムの進化と退化の繰り返しですが、前作がレベル固定だったのに対して、この作品はレベルリセット式なので、最終的には強くなるとはいえ、自由に進化退化が出来なかったり、ショップでまとめて買ったり売ったりが出来ない不便さが残っているので、トータルすると±0じゃないですけど、標準点かなって思いました。


『システムのおもしろさ』
個人的に進化退化システム大好きですし、そもそもがデジモン大好きなので育成の手間も苦ではないので満点評価です。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
直接的な繋がりはないのでストーリーとしては新作感覚で遊べました(それはサンバーストもムーンライトも一緒です)。


とはいえ、デジモンストーリーの冠を付けてるだけあって、前作を踏襲した、流れを汲んだストーリーにはなってます。
2作品ならではの演出もあるので、個人的には好きです。が、やりこんだからこそのこのコメントだとご理解下さい。


メインストーリーとしては標準点、サンバースト、ムーンライトの設定と世界観としては高評価という感じです。
1つの作品として完結したストーリーという意味では前作のほうが面白かったです。


『ストーリーのボリューム』
エスト式に進むのでサブクエスト込みの世界観での話ではありますが、意外と細かく作り込まれてます。
前作同様、クリア後のプチエピソードもあります。


『グラフィックと音楽』
DSのソフトとして…ですが、いいグラフィックだと思いました。
音楽は普段のデジタルチックな音とボス戦の臨場感溢れる音の対比が素晴らしかったです。


・キャラクター面について
『個性』
良くも悪くも普通です。
ムーンライトを遊ぶ場合のライバルはライトファングの少年のコウですが、コウは熱血の少年です。
ライバルは熱血の少年…王道ですね!


『スポットライト』
コウとクローンしょうかい以外はあんまり記憶に残らない…今回は主人公が全く喋らないので主人公がイエスマンに見えてきます(笑)


『キャラ数』
デジモンの総数は十分なのですが、ロイヤルナイツも七大魔王も揃いきってはないので統一パーティー的な感じでは遊びにくいので少し減点。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
クリア後の要素として、高難度のガイアオリジンの挑戦やその更に先(ガイアオリジンの挑戦のクリア、プラチナテイマー、1度でも通信するが条件)等、高い難度のクエストが用意されているのでやり応えは十分です。


『満足感(難易度)』
基本的には文句はないです。


『ゲームバランス』
全体的にいいバランスのゲームだとは思います。
進化と退化の繰り返しやスキャンデータを集める作業が飽きを生む可能性があるので満点は付けられませんでしたが…


最後に
高難度クエストの種類をもう少し増やしても良かった気がします。
(飽きない自信があるなら)2作品同時プレイでいろいろちょうどいいかもしれません。

サンバーストと比べると2点低いですが、これはサヨがお気に入りという事実と、リュウ、セイのデジモンの強さと使い勝手の良さによる部分です。
ゲーム内容そのものが劣る訳ではありません。


特製ポーチは(発売同時のものなので汚れてはいますが)僕も持っていて、可愛いです。
サンバースト、ムーンライトそれぞれのパートナーデジモンの幼年期が表裏にデザインされています。
未だにDS Liteを入れています!

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