とある雑食型ゲーマーのゲーム日記

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ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊

・プレイ作品

ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊

ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊

どんなゲーム?
その名の通り、不思議のダンジョン×ポケモンという組み合わせのダンジョンRPGです。
元々人間だった主人公がとある理由でポケモンになってしまう…というところからゲームは始まります。
ストーリーとしては明るくギャグテイストの部分と、シリアスで緊迫感のある部分とのバランスが絶妙でした。
子供向けというよりかは中高生から大人が楽しめるストーリーかな?という印象を受けました。


前作をやっている必要があるのか
このゲームはきちんと単体で成立しているので、ポケモン不思議のダンジョンシリーズ共にやってなくても問題ないです。強いて言うなら知っているとゲームのシステム部分の理解が早いというぐらいでしょうか。

・総合得点89点 ランクA+

・個人的評価 38点 A

・個別評価 51点 A

システム面 12点 B

新しさ 4点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 11点 B

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 3点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 13点 A

個性 4点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 15点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 5点
満足感(難易度) 5点


個別レビュー
システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
救助隊としてポケモン達からの依頼をこなしつつ、発生するキークエストのような依頼をクリアすることでストーリーを進めていく…というのが基本的なゲームの進め方です。
主人公はゲームを始めた直後の心理テストの答えから16種類のポケモンの中から自動で選ばれます。
また、一部のポケモンと主人公と同タイプのポケモンを除いた7~10種類のポケモンの中から好きなパートナーを選べます。
基本的にこの2体を主軸にストーリーは展開します。
不思議のダンジョンシリーズのお馴染みの要素にポケモンの要素をMIXさせて、更にドラクエを思わせるシステムもあったりと既存のものに近いものを使ってはいますが、このゲームならではのものとして調整されているように感じました。

『快適さ』
遊びやすさとしては個人的には比較的快適でした。
操作感は良かったです!Aボタン、Bボタン、Xボタンで基本遊べてしまうので複雑な操作はあんまりないです。
設定することでお気に入りの技を1つ、R+Aで出せたり、R+十字キーで斜め方向に移動と攻撃出来るのも良かったです!
では、何故平均点をつけたのか…それは依頼を受けて救助に行ったのに依頼したポケモンが移動しまくってスムーズに依頼の完了が出来なかったり、対象ポケモンまで連れていく依頼で自動でパーティーに入ってくる依頼主のポケモンはLv1なのに時々勝手に行動して攻撃→自滅のパターンによるふっかつのたね消費やゲームオーバーが珍しくはなかったからです。
このマイナス点2つがダブルで来ることも余裕でありました(笑)
依頼主がやられては依頼の失敗というのはごもっともなのですが、それならばせめてこちらの指示に合わせてもらうか、回復アイテムを使えるようにしてほしかったですw
自分だけじゃ行けないから連れていって欲しいって依頼なのに自分だけで突っ込んで行かれたら、バカなの!?ってなりますよね!(笑)
※原因はBボタンのダッシュを多様することで稀に起こり得る仲間の置き去りのようなものによるものだと認識しています。
主人公のダッシュ中に仲間のポケモンと戦闘を始めてしまい、気付いたら結構離れていた…という。
でも結局は、せめて回復アイテムを持たせれたら事故も減るのに…という結論なのでやっぱり快適さとしてはマイナスですね!惜しい!

『システムのおもしろさ』
個人的にはこのゲームのシステムは全体的に好みでした。
以下、詳しく説明して行きます。

完全ターン制
敵の行動は主人公が1回行動するまでは止まっています。パーティーも同様です。
1手行動する度におなかが空くというシステムになっていています。

仲間システム
ポケモンシリーズではありますが、この作品にはモンスターボールという概念がありません。
条件を満たした状態で敵を倒すとランダムで起き上がって仲間にするか選択できます。
以下3つが条件になります。
・主人公が十分に成長していること
相手とのレベル差が開くほど仲間になりやすくなるようです。

・専用のともだちエリアを持っていること
ともだちエリアは仲間になったポケモンが待機している特殊なエリアです。
最初から保有しているものやプクリンから購入できるもの、依頼の報酬等、入手方法は様々です。

・パーティー全員の大きさが規定内であること
この作品ではポケモンの大きさというものが設定されていて、大きさは星(☆)の数で表記されます。
各ダンジョン毎に挑めるパーティーの大きさは決まっていて、この限度を越えるとダンジョンそのものに入れない仕組みになっています。
また、それはダンジョンの中でも有効です。
仲間になるポケモンも含めて、大きさが上限を越えると仲間にできません。

アイテムについて
アイテムの効果等は不思議のダンジョンシリーズと同様とのことですが、アイテムの名前が異なります。
食料≒タネ、草≒たま、巻物≒ドリンク、腕輪≒バンダナで合ってると思います。
また、不思議のダンジョンシリーズに限らずRPGでは定番となっている武器、防具等の装備という概念がこのゲームにはありません。
代わりになる要素として『わざ』があります。
ダンジョン内のお店にてお金が足りないと店主がLv90のカクレオンとして襲い掛かってきます。間違わないようにしましょう!

わざについて
ポケモンシリーズ同様にわざは4つまで覚えさせることができます。
また、この作品ではわざマシンが複数個ある環境なら同じわざを2つ以上覚えさせれたり、複数のわざを1つのわざとして繰り出せるれんけつシステムがあります。
れんけつはPPが0になると解除されます。

かしこさとグミについて
このゲームに登場するポケモンはグミを食べることでかしこさが上がります。
かしこさが上がることで、行動パターンに変化が起きたり、ステータスの上昇、お腹の減り具合、状態異常、罠への対応力等、様々な能力を覚えます。
グミはポケモンのタイプと同様に17種類存在します。
同じタイプのグミを食べると、かしこさが上がりやすいという恩恵があります。
違う種類のグミの場合は、食べさせるポケモンとグミのタイプ相性でかしこさの上昇率が異なります。
ダンジョンでグミを与えるとかしこさが上がりやすくなり、ともだちエリアでグミを与えるとステータスのいずれかが上がります。
また、覚えたかしこさの能力は複数同時に発動させれますが、類似の能力はどちらかしか発動できません。
ケースバイケース使い分けましょう!

ダンジョンの脱出の措置について
クリアや敗北でダンジョンを脱出すると、レベルや所持アイテム、所持金は引き継がれます(敗北の場合は一部アイテムと所持金はなくなります)。
クリア後に挑めるダンジョンでは挑む度に一時期にレベルが1になり、かしこさもリセットされるというものもあります。

ともだちきゅうじょとふしぎなメール
昔のゲームなので現在はほぼほぼソロプレイが前提となっているのでこのシステムは結局使わなかったなー
なので、この項目だけは体感したものではないです、あらかじめご了承下さい。
基本的にはどちらもユーザー間での通信要素と思っていいと思います。
どちらもドラクエのふっかつの呪文風(もしくはパワプロ風)のパスワードを入力することで、通信相手側のクエストに参加するイメージです。
ともだちきゅうじょのほうはその名の通り救助隊として助けるみたいですね!
相手プレーヤーが倒れた地点に到達することでそのプレーヤーを復活させることができ、それをもって救助とするみたいですね!
ちなみにですが、DSのダブルスロット機能を使うことで自分だけで赤、青それぞれを操作してセルフ救助もできるみたいですね!
2ver同時プレイ派の皆さんは試して
みるのもいいかも?
ふしぎなメールはゲーム起動後にパスワードを入力することで相手と同じクエストに挑めるというものらしいです。
片方にしか出現しないポケモンはこれで仲間にできるみたいですね!

進化について
このゲームではEDを迎えるまでは進化できません。進化はクリア特典と思って頑張りましょう!
進化条件を満たして穴に向かうことで進化させることができます。
ただし、穴が小さすぎて1匹ずつしか入れないので若干の手間はかかります。
クリア後には主人公以外をリーダーにしたり、パートナーをパーティーから外すことも出来るようになります。
ともだちエリアでリーダー設定した後に元のリーダーをパーティーから外して1匹になってから穴で進化する。この繰り返しです。また、続けて進化は出来ないのでクリア時点で2段階進化出来るレベルだったとしても進化→穴から出る→入り直す→更に進化という流れになります。
これも若干手間です。


ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
冒頭に書いた通りの雰囲気です。
やんわり描かれているものの、冷静 考えれば結構ダークな部分もあったりしてさすがのチュンソフト作品!と後から納得した部分もなきにしもあらずです!
メインストーリーの部分は結構好みでEDもわりと好みだったです。
ED後の部分は個人的には蛇足に感じるので少し減点しました。
まあ、後味をすっきりさせた部分を否定する人は少ないと思うのでここは戯れ言と思って流して下さい!

『ストーリーのボリューム』
途中で複数の依頼をこなしつつレベル上げをしたりする時間を省いた場合、メイ ンストーリー自体はそこまで長くないです。
ストーリーがメインのゲームというわけではないので可もなく不可もなくという評価です。

『グラフィックと音楽』
グラフィックについてはDSのゲームというよりはGBAのグラフィックですのであまり良くはありません。どちらかと言うと潰れ気味な状態です。場合によってはポケモンの表情の変化が分かり辛い部分もありました。
僕が気に入ったのは音楽の部分です。
ポケモンの音楽は一切使用せずに、このゲームの為に新規に作られたものや過去のチュンソフト作品の流用やアレンジ版が使われてます。
これが緊迫感を誇張させたり、場面に合った音楽で物語を盛り上げてくれるんですよね!
音楽の力って素晴らしい!


キャラクター面について
『個性』
主人公とパートナーは固定じゃないせいか、無個性ではないですが、わりとそこら辺にいる感じにまとまってます。
個人的にパートナーは嫌いな部類の性格かなー(笑)
周りのポケモン達はそれぞれ、ポケモンの持つイメージそのままにキャラクター化されていて好印象でした。
個人的にはゲンガーとアブソル推しです。

『スポットライト』
見せ場というより見所がありますね!

『キャラ数』
ゲーム発売当初の本家シリーズ(ルビー・サファイア)の386体全てを仲間にすることができ、更に当時は発売前のダイヤモンド・パールから何体かがサブキャラクターやオブジェとして先行登場という形でゲスト出演しています。


ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
ポケモン集めやレベル上げ(進化)はもちろんのこと、クリア後に追加要素として加わるダンジョンの完全攻略や、グミを使ってお気に入りのポケモンをひたすら強化する等、様々な遊び方でのやりこみ要素が豊富です。

『満足感(難易度)』
プレイスタイルにもよりますが、難易度はわりと高めでした。
満足感は総じて高いです!

『ゲームバランス』
メインストーリーにおいては主人公のポケモンによって若干攻略難易度が変わってきます。
僕は草タイプでしたが、ボス戦の度に緊張してました(笑)
体感して思ったのは一番やり易いのは水タイプかな?って思います。
と言っても水タイプだからこそ苦戦するであろうボスも存在しますので、技の範囲的に遊びやすいってぐらいの差です!
青の救助隊にちなんで水有利?って思いましたが、ゲーム内容は赤も青も一緒らしいのであんまり関係なさそうですね!
まあ、でも相性不利で進化も出来ないからこそ考えて勝つ、勝ちパターンを考える等の楽しみがあるのでそういうのも諸々含めてゲーム全体のバランスとして最高点をつけました。
また、ダンジョンに入る度に中の構造が変わるので全てが100%同じことの繰り返しにはなりづらいのも好評価です。


最後に
以前から興味のあったこのシリーズですが、本当に楽しく遊べました。
チュンソフト作品というのは驚きましたが!
惜しくも90点には及びませんでしたが、名作だと思います!(グラフィックに抵抗がなければ)

ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊

ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊