とある雑食型ゲーマーのゲーム日記

ゲームレビューだったりゲームに関する記事をなんやかんや書いてます。

ポケモン+ノブナガの野望

・プレイ作品

ポケモン+ノブナガの野望

ポケモン+(プラス)ノブナガの野望 (特典なし)

どんなゲーム?
ポケットモンスター信長の野望のコラボレーション作品です。
主人公はブショーとなり、ランセ地方を舞台に17の城を手中にいれ、伝説を蘇らせることが目的のゲームです。

・あらすじ
舞台となるランセ地方では、ポケモンと特別な絆を持つブショーと呼ばれる人物たちが17の国に分かれ、お互いに覇権を争っています。
主人公はハジメの国のブショーリーダーとして、ランセの滅亡を目論むノブナガを筆頭に、数々の猛者たちとイクサを繰り広げることになります。

ポケモン+ブショー!
ブショーにはパートナーとなるポケモンがいます。
ポケモンとブショーとの間にはリンクと呼ばれる絆があり、これが高いほどお互いの力を大きく引き出せます。

・6vs6のフィールドバトル「イクサ」!
イクサではお互いに最大6人のブショーがポケモンを1匹ずつ繰り出し、ポケモンでお馴染みのタイプ相性、とくせいなどを駆使したバトルをフィールド上で展開します。
相手のポケモンを全て倒すなどの勝利条件を満たした軍の勝利となり、攻め込んだ軍が勝てば相手の城を自分のものとすることができます。

・イクサの準備をしよう
新たなポケモンやブショーを仲間にしたり、ポケモンとの絆を深めたりして自軍の戦力を増強し、イクサに向けた準備を行なうことができます。

・通信対戦も可能
通信では自分の育てたポケモンとブショーを使って他のプレイヤーとイクサをすることができます。

・総合得点92点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 53点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 11点 B

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 3点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感(難易度) 5点


個別レビュー
システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
ポケモン+ノブナガの野望というタイトルだけでも十分衝撃的でしょう…初めて聞いたときは僕も思わず「え?」って思いました!
ですが、お祭り作品でもふざけた作品でもなく、きちんと作り込まれたゲームです。
見事にコラボレーションしています。
歴史に名が残る有名武将の皆様がポケモンを使って戦っている…新しい。

『快適さ』
ゲームのシステム的には子供にも遊びやすく分かりやすく作られた簡易版信長の野望というイメージです。シミュレーションゲームとしての操作性は悪くないと思いました。後はDSの処理速度に耐えれるかどうかですかね?僕はそこは気にならないのでわりと快適でした!
しかし、ランセの統一…つまりは17の国(城)を手中におさめるストーリーだと序盤の敵が何もしてこない数ターンはただ敵全員が待機するのを毎回見させられるのでそこはちょっとマイナスポイントです。
後は1度仲間にしたブショーはポケモンごと登録されるシステムなので、一度進化させれば別のエピソードでも進化状態で仲間にすることができます。ただし、リンク値が毎回リセットされるのでそこは不便でした。進化して移動範囲が狭くなるポケモンも少なくはないのでこれならいっそ進化を引き継がないほうが動きやすいような…という場面もありました。
まあ、慣れれば問題なく遊べるんですけどね!

『システムのおもしろさ』
このゲームの肝になる部分の紹介です。
イクサ
ゲームは基本的にポケモン同士をマス目上で動かして戦わせるイクサがメインのオーソドックスなシミュレーションRPGです。
最大で6vs6のバトルで、タイプ相性や特性などの要素も原作通りあります。
ただし、技はポケモンごとに一種類に固定されています。
ステータスもHP、こうげき、ぼうぎょ、すばやさに簡略化されて、すばやさは命中率に影響します。
ポケモンはトレーナーではなく、ブショーが指示を出しているという設定で、ブショーごとにブショーパワーというサポート能力が存在します。
一度のイクサに付き、各自1回だけ発動できます。
勝利条件はマップによって異なります。
敵全滅のほか、旗(拠点)を取ることで勝利になるマップも存在します。
敵の城に攻め込み、イクサに勝利すると自軍の領土を広げる。これを繰り返してランセ統一を目指すのがこのゲームの基本的な目的となります。

また、信長の野望の内政要素として、イクサに出なかったブショーは領土の中で訓練をしたり、金を稼いだりできます。
面倒な場合やよくわからない場合は、効率は下がるものの、おまかせで自動消化させることも可能です。
長い間何もさせないと不満を漏らし始めて、不満が募ると離反されることもあります。

登場ポケモン、ブショー
登場ポケモン、ブショーは共に200です。
ブショー側は主人公と戦国無双シリーズでお馴染みのクノイチのみオリジナルキャラクターで、固有のグラフィックなどが設定されたブショー(ユニークブショー)のデザインは戦国無双3がベースになっています。
固有のグラフィック、セリフが設定されていないモブ(モブショー)にも戦国時代の人物の名前がつけられています。
ポケモン側は当時の最新作のブラック・ホワイトまでのポケモンから選出されています。
ブショー自身にもステータスがあるほか、ユニークブショーは特定の条件を満たすことでブショー進化します。
基本的にはベストリンクポケモンとのリンク値を一定以上にすることでブショー進化イベントが発生します。
進化することによってステータスの底上げや、固有のブショーパワー習得、グラフィックの変更など様々な恩恵が得られます。

スカウト
イクサや訓練で出現したブショーを条件を満たして倒すことで、自軍にスカウトし、戦力として使うことができます。
条件は『弱点を突いて止めを刺す』、『そのポケモンから自軍の誰もダメージを受けずに倒す』、『4ターン目以内に倒す』のいずれかを満たすことです。ただし、敵がユニークブショーの場合は、いずれかの条件と同時に『自軍のユニークブショーで止めを刺す』という条件も満たさないとスカウトできません。
また、敵軍の領地がまだ残っている場合は条件を満たしていてもそこに撤退するだけでスカウトはできません。
また、訓練でブショーがいないポケモンに対してはリンク(流れてくるマーカーに合わせてタイミングよくボタンを押すミニゲーム)を行い、成功するとそのブショーのポケモンとして使用することができます。
ブショーごとにリンクできるポケモンや得意なタイプには適正があります。
また、リンクできるポケモンはブショーのうつわの数だけです。
ブショーとポケモンの絆はリンク値として表示され、この数字が大きいほど戦闘力が上がっていくシステムになります。
イクサをこなすことでリンク値が上昇し、進化できるポケモンは一定数を超えると進化します。(原作で石を使って進化するポケモンは該当する石を持たせてイクサをすると進化イベントが発生します。)
ブショーの適性はポケモンの最大リンク値に反映されます。
モブブショーなら得意でないタイプなら高くとも50%程度までしかリンク値を上げられないので成長がそこで打ち止めですが、得意なタイプのポケモンとは70%ほどまで上げられることが多いです。
ユニークブショーなら相性が良ければ90%を越えるポケモンが複数存在します。
各ブショーにはリンク値を100%まで上げることができるベストリンクポケモンが1種族だけ存在します。
※一部のユニークブショーは複数のベストリンクポケモンがいます。
リンク値が100%になると、次ターン攻撃不可、自分の能力ダウンなどの技のデメリットを消し去れることもあるため、ただのステータス強化だけではなく、イクサを有利に進めることができます。

シナリオとエピソード
ゲームを開始するとまず、『ランセの伝説』というメインシナリオをプレイすることになります。
ハジメの国のブショーリーダーとなった主人公と相棒のイーブイは自国の領土を守るためにイクサを続けるが、次第にランセ統一を巡るイクサに巻き込まれていく…というストーリーになっています。


ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
メインストーリーはすごく面白かったです。
各ユニークブショーを主役にしたエピソードも面白いものもありました。
ただ、エピソードの使い回しが多すぎるのが残念なポイントでした。

『ストーリーのボリューム』
メインストーリーのランセの伝説自体のボリュームはそれほど多くなく、テンポの良さもあり、早ければ10時間程でクリアできる感じです。
エンディング後は様々なブショーを主人公としたエピソードモードが開放されます。
エピソードモードの数は30以上で、4国を制覇するだけで終わる短いものから、ランセ統一を目指す長編、ポケモンやブショーを集めることがクリア条件なものまで様々あります。
さらに、特定のブショーのエピソードをすべてクリアすると、ランセの伝説の主人公を主人公とするエピソード『ランセの英雄、2人』が開放されます。
ランセの英雄、2人のクリアまで目指すならかなりのボリュームとなりますが、エピソード数に対して使い回しが多い為、実質ストーリーとしては9個+αなのでただ長く作業をさせられて最高難易度のエピソードを出す。といった感覚になりかねないので厳しめにしました。

『グラフィックと音楽』
戦国無双3のキャラクターをデフォルメ化した可愛らしいデザイン(個人的には無双キャラの若い頃のイメージで遊びました)やポケモンの立ち絵、ドット絵共にDSの中でも上位クラスかもしれません。
ただ、普段が高品質なだけに、たまにドット絵が崩れて見えると気になりました。
これはたまたまちょっとしたバグ持ちソフトに当たったのか、DSのソフトを3DSでやったが故なのかなのかもしれませんが、気になるものは気になりました。
音楽は明るめなサウンドでいい感じにテンションを高めてくれます。が、今の時代だと古くさく感じたり、音質が気になったりするかもですね、戦国時代が舞台ですし、DSのゲームですし、と考えれば十分なクオリティなのは保証いたします!


キャラクター面について
『個性』
デザインだけではなく、キャラ設定も戦国無双モチーフなんでしょうね…なかなか濃いですぜ!
個人的に興味深かったのは忍達のエピソードのそれぞれの考え方の違いというか、忍としての在り方の違いを感じた時ですね、あそこもっと掘り下げてほしかったです!

『スポットライト』
エピソードそのものは使い回しが多いとはいえ、ユニークブショー自体は全員主役になってますし、エピソードによっては敵として見せ場があったりなかったりとなんやかんやでそれぞれスポットライトは浴びてると思いますよ!(ストーリーボリュームのわりにはですが)

『キャラ数』
総勢200名ですか、正直そんなにいらなry
あれなんですよね、それなりに育ったブショーが12~24人いればどうにかなっちゃうんですよね!


ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
結構文句も言いましたが、結構長いこと遊んだんだよなー
正直作業感は否めませんが、全エピソードのクリア、全ブショーのベストリンクポケモン+最終進化、伝説のポケモン。とやり込める要素とそれぞれ好きなら熱中する感はあります。
コレクター魂と根性がある人は是非?

『満足感(難易度)』
満足感は高めです!難易度も悪くないでしょう、満足感は高めです!←満点のわりにコメントうっす

『ゲームバランス』
実は点数高めなわりに結構欠点あります。
エピソードごとに難易度にバラつきあるとか、ポケモンによって強さのバランス違いすぎるとか、ひたすら同じことの繰り返しとか。
ゲームバランスとしてはどうなん?って部分はありますが、別にクリアできないわけでもないですし、それはそれでイクサの厳しさじゃん?的な感じで最小限の減点に抑えております。
別に温情ではなく、加点と減点±0として全体のゲームバランスとしては高水準かな?という判断でした!


最後に
最初はビックリした異色コラボも蓋を開けてみると結構しっくり来る良コラボでした!

ポケモン+(プラス)ノブナガの野望 (特典なし)

ポケモン+(プラス)ノブナガの野望 (特典なし)