とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

イナズマイレブン2~脅威の侵略者-ブリザード

イナズマイレブン2~脅威の侵略者~ ブリザード

・プレイ作品

イナズマイレブン2 脅威の侵略者リザード


・どんなゲーム?

ゲーム版イナズマイレブンの2作目ですね。
時系列は前作の直後です。
2ver発売となる記念すべき?1作目でもあります。


フットボールフロンティアで優勝し、全国制覇したのも束の間、突如襲来したエイリア学園と名乗る集団によって、フットボールフロンティア出場校を中心に襲撃される事件が勃発。
雷門も手も足も出ずに敗れ……


エイリア学園を倒す為に全国各地から強力な仲間を集めて最強のチームの結成を目指す。


・前作をやっている必要があるか
時系列的にもアニメ的にも続編に当たりますが、前作では隠しキャラであるいちのせくんとか始めからいて、微妙に話繋がってないので前作にしか出ないキャラクターが好きではない限り、無理にやる必要はないです。


だだし、ストーリーの特性上、半数以上の雷門イレブンは長期離脱するので、前作をやる意味自体は大いにあります。
これは円堂守伝説用のコメントと取ってもらってOKです。

・総合得点 78点 ランクA

・個人的評価 31点 B

・個別評価 47点 B

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 8点 C

ストーリーのおもしろさ 1点
ストーリーのボリューム 3点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 13点 A

個性 5点
スポットライト 3点
キャラ数 5点

ゲーマー面 12点 B

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 3点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
タッチパネルを使った直感的な操作がより進化しました。
その一環として、前作より広い範囲でシュートが打てる「ロングシュート」や、シュートコースにブロッカーがいる場合、キーパーに到達する前に技で止められる「シュートブロック」等のシステムが追加されました。


シリーズ初の必殺技の進化搭載。
以後のシリーズではお馴染みですが、使えば使うほど技が進化するシステムが追加されました。


キャラバンを使って全国各地を巡るのはわりと楽しかったです。
自分の地元が意外な形で使われてて驚きました(笑)


『快適さ』
設定でBボタンを「歩く」と「走る」の好きなほうに任意で切り換えられるようになりましたので、長押ししなくていいのは楽でした。


野良バトル時のみですが、必殺技の演出をスキップ出きるのもgood。


試合中の操作も概ね良好なんですけど、相変わらず敵味方問わずにファール判定が多いので、テンポよく試合を組み立て続けるのはちょっと難しいかもしれません。


キャラバンでの移動で他県へ移動する時にいちいち演出が入るのはちょい煩わしいかもです。


『システムのおもしろさ』
イナズマイレブンシリーズの試合やバトルは好きですし、スカウト・引き抜き・人脈システムも使いやすいので、ここは文句無しです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
ストーリーはむしろ嫌いです。
メインキャラクターが中学生だから……というのを差し置いてもわりとイライラさせられた発言(個人的に)多かったので。
熱血系あるあるなんですけど、考え方が短絡的で一直線なことを極めたみたいなところが僕には合わなかったです。


『ストーリーのボリューム』
ストーリーそのもののボリュームは標準的だと思います。
寄り道しなければ、1章1章のテンポはわりと早めな認識です。
まあ、レベリングと仲間集めでそれなりのプレイ時間を要しますが。
ちなみに僕は安定の35時間ぐらいでした。


『グラフィックと音楽』
前作と比べて、そこまで大きく変化したという感じはなかったですが、前作と比べると、格段に音声付きストーリー増えました。
フルボイスには程遠いですが、要所には声入ってます。吉野さん(鬼道)が格好いい。
音声増えたけど、前作の声有り場面は全部ムービーみたいなこだわりはなくなってました。
ちょっと悲しい。


・キャラクター面について
『個性』
前作ではレベリングしてたらサラッとシュート技覚えてたり、豪炎寺、鬼道との連携技でシュートに行く円堂って感じでしたが、今作ではストーリー中にきちんとキーパー以外の可能性を示唆されます。


そんな訳で、その選手本来のポジションでの起用に拘らず、能力に合わせてポジションに付かせてみたら新たな面白さ見つけました。
まあ、前作でも野生のチーターくんは右のMFとして起用して、ボール拾いのスペシャリスト化させてましたが。


吹雪を始めとする特定の選手が変身を持っているのもまた特徴ですね、1選手がLRボタンで別選手のように変わります。
吹雪の場面はDFとFW。基礎能力と技がガラッと変わるので、扱いやすいかは要検討。


モブ選手かと思いきや、育てれば「エターナルブリザード」を覚える。
つまりは、吹雪の控えとして使える選手が吹雪と同時期に仲間に出来る。等も大きいかもしれません。


言っちゃいますと、豪炎寺も染岡も離脱するので、あんまり縛られずに自分好みのストライカーを起用出来るのは逆に高評価です。


『スポットライト』
モブキャラを起用しやすい反面、メインキャラが大きくは目立たないのも1つの特徴かもしれません。
ストーリーのテンポに比例してか、相変わらず必要最低限のレベルです。


吹雪、新監督、一部の敵は優遇されてます。


『キャラ数』
概ね満足です。
人によっては2ver通信させて初めて満足のいくメンバーになる懸念はありますが、よほど拘らない限りは十分です。
例え、ストーリー中に雷門の半数が使えなくても、帝国の一部メンバーが引き抜き出来なくても、数的には十分です。多いぐらい。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
選手集めと限界までチームを高めることですね、ここは割愛します。


『満足感』
ゲームとしての完成度は前作以上なので、個人的には満足です。
ストーリーは肌に合わなかったけど、吹雪や監督の異変から過去を小出しにしていく流れ自体は嫌いじゃないです。


あ、でも強制的な負けイベントもプレイさせるのは時間の無駄かなぁ~と思いました。
わりと多いし(笑)


後は、前作同様、特定のキャラを活躍させなければ進まないイベントも邪魔くさい。
気持ちは分かりますけどね、でもストーリーで入ってくる新メンバーは大抵自分のチームのメンバーより10レベル以上下なので正直テンポ悪くなるのでやめてほしい。


普通に試合して勝ったらストーリー上の演出に変えるとかでいいと思うんだけどね?
負けイベはそもそも試合させなくていいんじゃないか?って思ってます。


『ゲームバランス』
僕の体感としては、前作より簡単になったというか、試合そのものは勝ちやすくなった気がしてます。
ただし、試合中にアイテムでGPやTPの回復が出来なくなったので、下馬評としては難易度は前作以上とのこと。


ここら辺はそれぞれのチーム事情やプレイスタイルによるかもしれませんね、僕にとっては、まともに試合させてもらえれば前作より遥かに簡単でした。


最後に
前作では使ってなかったけど、調べたら声、中村悠一さんじゃないですか!次回作は使おう。と思ってたキャラも、声が下野さんだから前作では常時スタメン(シャドウ)にしてたキャラもまさかの開幕早々に長期離脱で、円堂をアタッカーにするならキーパーはアイツしかいない!と決めてた中村悠一ボイスのあのキャラも戦線離脱で引き抜けない……と、計算外の連続でしたが、逆に前作では使ってない(いなかった)梶くんボイスのMF2人を両サイドに起用しました。


まあ、試合中はオフボイスなので関係ないんですけどね(笑)


倒した敵をほぼほぼ仲間に出来るのってやっぱりいいですよね、イナズマイレブンのゲームのこういうところ好きです。



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おまけ


おまけ2

モンスター☆レーサー

モンスター☆レーサー

・プレイ作品

モンスター☆レーサー


・どんなゲーム?

出会い頭に競争をしてしまう癖のあるモンスター達と、そのマスターであるレーサーを主軸として展開していくレースアクションRPGゲームです。


・前作をやっている必要があるか
よく言われている、同社制作の「もんすたあ★レース」とは一部のモンスターや得手不得手地形を除いてまるっきり違うシステムとのことですし、作中においても明確な続編とはされていないことから、オマージュ作品の可能性があります。
という訳なので、特別興味がない限り、やる必要はないです。

・総合得点 83点 ランクA+

・個人的評価 36点 A

・個別評価 47点 B

システム面 14点 A

新しさ 4点
快適さ 5点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 9点 C

ストーリーのおもしろさ 3点
ストーリーのボリューム 2点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 11点 B

個性 3点
スポットライト 3点
キャラ数 5点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 4点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
レースアクションRPGってジャンルは新しいように思えますが、プレイ感としてはわりとポケモンの感覚です。
進化がないからドラクエモンスターズのほうが近いかも?


仲間を増やす時はレース中にAボタンを押せば出るスターを数回当てて、シンクロ成功となればGETとなります。


レースは横スクロールアクションで行われ、野生だと横並び(自分は最下位スタート)、対人(NPC含む)だと縦並びスタートになります。


この作品は後ろからの激突や上からの踏みつけで相手モンスターにダメージを与える妨害効果も重要なので、大会でのレーサーとのバトルは無理にスタートダッシュを決めるか、後ろから徐々に追い抜くかはプレイヤーの戦略次第です。


横スクロールアクションの操作は十字キー横で走る、Bボタンでジャンプ、ゲージが溜まった状態でYボタンでダッシュ(必殺技的な演出付き)です。
ちなみにダッシュはモンスター毎に異なります。


レースの舞台となるコースには、決まった場所に障害物やアイテムが設置されていたり、コース毎の地形があります。
地形(火・水・草・砂・氷・雪)は、モンスターを円滑に走らせない効果があるので、その地形が得意なモンスターをバランス良くパーティーに組み込むことが攻略の秘訣になります。
ゴリ押しも可能ではありますが、いつものスピードが出ないのは想像以上のストレスでした。
ちなみにパーティーは3体までです。


ダンジョン(プレイヤーの分身である人間の操作)面では、壊せそうな岩、動かせそうな岩、移動床(波)、滑る雪と止める岩等の要素があります。
ここら辺はマジでポケモンでした(笑)


『快適さ』
設定上は世界中を回るのですが、ダンジョンや拠点の街・大会受付以外は選択するだけで移動してくれるショートカット式採用はありがたいです。これだけで評価出来ます。


ダンジョンにしてもコースにしても、癖のある部分はプレイヤー自身の腕や閃き、もしくは努力が必要ですが、それはまた別の話。


モンスターとのバトルがシンボルエンカウントなのも個人的には高ポイントです。


『システムのおもしろさ』
間違ってオリジナリティのところに全部書いてしまった←


モンスターに1つだけ装備を付けることが出来ます。
モンスター系作品あるあるの掛け合わせで親の特徴を引き継ぐ新たなモンスターを生み出すシステムもあります。
特殊な条件を満たしたモンスターしか参加できない大会も複数あります。


そういえばこれオリジナリティ要素なんですけど、ダンジョンで見付かるオーブをモンスターに与えていくと、数に応じてカラーチェンジ出来ます。
自分だけのオリジナルモンスターになるかも?


ちなみにですが、DSワイヤレス通信対応なので、ソフト1つで友達とレース出来ます。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
素質ある新人レーサーが名だたる実力者を倒しつつ大会を次々と制覇していく……
訳ありっぽい謎の美少女が初対面で突然マネージャーに志願してくる……
同期合格者は口も態度も悪い自信家(レーサーとしてライバル)と物腰柔らかい子(何回か助けることもあるし、普通に友達)……
世界中で行われている大会、各地のエリア最強の称号を持つスターセブン……
等々、わりとよくある比較的シンプルな設定でした。


『ストーリーのボリューム』
容量等の関係もあるでしょうし、仕方がない部分もありますが、ストーリーとしてはややボリューム不足だとは思います。
まあ、ストーリーが重要なゲーム性ではないと思うので、これが正解だとは思いますが。


『グラフィックと音楽』
モンスターの中には通常とは異なる色とスキルを持つレアモンスターがいるんですけど、レアモンスターの時のBGMが無駄に格好良かったです。
微妙に無双っぽいからさすがはコーエー


・キャラクター面について
『個性』
これもポケモンで例えると分かりやすいかもしれませんが、同じモンスターでも所有スキルやこの先覚えるスキルが異なります。
これは意外と重要です。


モンスター毎の専用装備で上がるステータスもそれぞれ異なります。


『スポットライト』
最低限は…という認識です。
スターセブンの登場のさせ方がワンパターンなのは目を瞑ります。


『キャラ数』
まともに活躍する人間は少なめですが、モンスターの数は80体と多めです。
初代ポケモンの半分近くしかいない?十分です。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
モンスター絡みの(コレクター)要素が中心になりますが、参加出来るモンスターが限定されているレースの存在や、モンスターのスキル絡み、ヤンくん(物腰柔らかい同期)やスタークリスタル等の条件を満たせば便利アイテムを貰える等の要素が豊富です。


何よりモンスターレースが楽しい。
これ重要。


『満足感』
やたら評価されてるゲームだったので、どんなもんかと思いましたが……噂に違わぬ面白さは誇っていました。


『ゲームバランス』
非常に良いバランスで作られている良作でした。


レースゲームとしてもRPGゲームとしても楽しめたので文句はな……あ、一部ありますね、ブラック何チャラに騙されて取られたお金を取り戻すストーリーにおいて、たかが2人に何往復もさせられてイライラ募ったのでそういうところは無駄に長いなって思いました。
最初は「なるほど、その作戦は盲点だった、上手いな!」と、感心したのに1行程多かったなぁ~、残念だなぁ~と思ったのは触れておきます。


あくまでも個人的な意見ですが。
まあでも、不満点は少ないです。


最後に
レースゲームは好んではやらない(見るのはわりと好き)な僕ですが、この作品はやってて楽しいレースゲームでした。


アジアのとある大会に出てくるセキト使いのウンチョウというレーサーは明らかに狙っているだろうなって思います。コーエーですし?
セキト格好いいですよ、燃え盛っているような赤い馬です。



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おまけ


おまけ2

Monster 4x4: Stunt Racer / Game

Monster 4x4: Stunt Racer / Game

  • アーティスト:Wii
  • UBI Soft
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流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ(ダイナソー)

流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ(同梱特典無し)


・プレイ作品

流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ


・どんなゲーム?

流星のロックマンシリーズの2作品目。
1パッケージで2つのバージョンが楽しめるのが特徴(スタイルやカードの違い以外はほぼ同一の内容)です。
前作から2ヶ月後の時間軸でした。
前作のシステムをバージョンアップさせ、より遊びやすくなっていたり、シリーズ初のボイス付き(タイトルコールと戦闘中のみ)が搭載されました。
「絆」が全面的に推された作品でした。


・前作をやっている必要があるか
正式な続編なので、前作はやっておいたほうがいいと思います。
正しくは、やっておいたほうがより楽る作品です。

・総合得点 91点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 点 53 A

システム面 13点 A

新しさ 5点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 14点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 12点 B

個性 3点
スポットライト 5点
キャラ数 4点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
もうひとつのパッケージである『ベルセルク×ダイナソー』にも言えますが、3バージョンある流星のロックマンの内の2つが1パッケージに入ってるのが特徴で、タイトル画面からベルセルクorシノビ(ダイナソー)を選択してからはじめからorつづきからを選びます。


本作の最大の特徴は作中のブラザー(友人)とのキズナリョクがそのままロックマンの強さに反映されることにあります。
キズナリョクの高さは信頼の証。ということもあり、様々な恩恵を受けられたり、キズナリョクの高さに応じてカスタマイズ出来るアビリティを付けることが出来ます。


もうひとつの特徴として、オーパーツの力をドライブオンすることでロックマンは変身出来ますが、バージョン毎に属性・技・個性(変わり身やスーパーアーマー等)が異なるドライブが存在します。


異なるドライブを重ね合わせて更なる変身をすることが出来ます。(属性やチャージショットは後から掛け合わせる方のドライブに変わります)
最大で3つ掛け合わせることが出来、それが最強の姿ということになっています。


この作品の凄いところは、1パッケージに2バージョン入ってることを活かし、現在プレイしていないほうのバージョンのドライブはオートブラザーとして登録出来き、ダブルドライブが出来ることです。
トリプルドライブしたければシノビ×ダイナソーの通信が必須になります。


ドライブの属性については、ベルセルクは雷、シノビは草、ダイナソーは火で、ドライブ中は該当属性が強化されます。
弱点属性を突かれると強制的にドライブ解除となります。


また、最大7人で競い合うコロシアムがあります。
リアルブラザーは最大6人までの登録&1度でも対戦すれば自動追加されるので上手く活用すれば一瞬でキズナリョク上がるかも?(試してないので不透明)


『快適さ』
基本的には遊びやすくて大きな不満はないのですが、リアルブラザー登録が十分でなければやや不便なので、そこは触れておくべきかな?って思いました。


HPメモリくれることも多いし、NPCの悩みは基本解決してあげるプレイ方法でやってても、キズナリョクはNPC+オートブラザーだけだと、人の役に立ってない扱いされるのもやや不服です(笑)


あとは、電波変身時の移動がやや面倒です。やや程度ですが。


『システムのおもしろさ』
具体的にどうこうではないんですけど、エグゼの頃から継承・進化を遂げたバトルシステムは相変わらず面白いと思いました。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
キズナリョクを全面的に推していますが、同時に、絆を否定し、1人での電波変換から戦うソロというライバルキャラの存在のおかけで、「絆」をテーマにした作品として、より引き立っていました。


主人公であるスバルの絆としては、前作から引き続きの愉快な3人組とヒロイン枠の子(あえてそれぞれの名前は伏せました)はNPCブラザー枠として存分に活躍してくれます。


ベルセルク(闘士)・シノビ(忍者)・ダイナソー(恐竜)は絆を失くしたから滅びへと向かった……と仮定した設定は面白かったです。


個人的に好きなストーリーでした。


『ストーリーのボリューム』
あくまでも僕の基準ですが、結構しっかりしたボリュームだったと思います。


『グラフィックと音楽』
曖昧な言い方になってしまいますが、個人的に好きです。
後、ランダムのタイトルコールで特に好きな声優さんが来た時は始める前からテンション上がると思うので、このシステムはおみくじみたいでいいですよね!


個人的にはあえて役柄は伏せますが、福圓美里さんがめちゃくちゃ好きなんですよね、昔から。
まあ、僕は福圓さんのタイトルコールに1回も巡り会えなかったので、実在するのか知りませんが!
いいんですよ、大浦冬華さんも好きなので。プレイ終わるまでスバルが大浦さんだって気付かなかったけど←


・キャラクター面について
『個性』
口癖とか語尾とか独特なキャラいるのでやってて面白かったです。
意外と設定細かかった印象です。


『スポットライト』
絆を深められるNPCは4人で、ストーリーの進行度に比例して上がるので、必然的にメインキャラクターは深掘りされています。


反するソロもバックボーン含めて描かれているので、ファンは多そうな気がします。
フォルテ枠ですね!


『キャラ数』
メインキャラは必要最低限に抑えつつ、悩みを抱えるモブキャラクターがたくさんいるので上手く考えられてるなぁ~って感じました。
RPGとしてごちゃごちゃせずにキャラクター性の面白さだけを楽しめるのはGOODな点だと思います。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
前述している様々な人物からの依頼、カード集め、クリア後の隠し要素等、やれることはわりとたくさんありました。


依頼の報酬はHPが上がるHPメモリや、暗号アイテム、6つ集めることでソロが扱う「ブライ」と同じ名前のフォーム「ロックマン ブライ」に変身出来るキーアイテムを貰えます。


ちなみにですが、ブライは全ての絆を断ち切るフォームですので、専用のデッキを作るのがオススメです。
ブライ特有の能力としては、ソード系の強化です。
至近距離にこだわりたい方にはオススメのフォームと言えます。


『満足感』
全体的に満足感は高めです。
このシリーズやっぱり好きだなぁ~


『ゲームバランス』
自分の型さえ決まれば、そう難しくないと思うので、程よい難易度だとは思います。
ボスとロックマンのHPが近い場合はプレイングがあまり上手ではなくても普通に勝てるぐらいの難易度でした。


ウェーブアウトする度にマテリアル(道中のアイテム)がリセットされて再設置されるので、長い目で見れば、金策にはあまり困らないのもポイント高いです。


強いて言うなら、厳しいと思うのは、クリア済みのステージで野良でボスが出てきた時に油断してたら最悪ゲームオーバーになることですかね、こまめなセーブもしくは無理せず逃げることでリスクは減らせます。


最後に
既に何回か書いてますが、ロックマンエグゼから継承したシステムを更に進化(変化)させ、世界観に溶け込ませたところを評価しています。


絆が試される今のご時世だからこそやるのも悪くない作品だと思いました。



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おまけ


実機

イナズマイレブン

イナズマイレブン(特典無し)

・プレイ作品

イナズマイレブン


・どんなゲーム?

原則的にはアニメの最初期の物語を追体験出来る内容になっています。
主人公である円堂守以外の全員がやる気のない、廃部寸前の弱小サッカー部が地区最強とされる帝国学園と戦い……


ストーリーとは別に、タッチペンを駆使したサッカーゲームとしてはかなり面白い部類だと思います。


アニメとしての売りでもあった超次元サッカーは健在で、シュート、ドリブル、ディフェンス、キーパーそれぞれに多種多様な必殺技が用意されており、ゲームでしか仲間に出来ないキャラクターも大勢います。


初代ということもあり、多少の物足りなさはありますが、最高峰の収集・育成型サッカーゲームの1つとして入れても問題はないと思っています。

・総合得点 81点 ランクA+

・個人的評価 34点 B

・個別評価 47点 B

システム面 12点 B
新しさ 4点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 9点 C

ストーリーのおもしろさ 3点
ストーリーのボリューム 3点
グラフィックと音楽 3点

キャラクター面 13点 A

個性 4点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 4点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
イナズマイレブン自体の独自性は高いと思いますが、ゲームとしてはストーリーも含めて過去にどこかで見たことあるものの寄せ集め感は否めないので、満点ではないです。


『快適さ』
一長一短な部分もありますが、移動のショートカットが出来ない×ランダムエンカウント×やたら回り道を求められることで思いの外時間がかかった気がします。
代わりにレベルは上がるので、こちらは必ずしも悪いことではないですが。


必殺技の演出がカット出来ないことはやや不便かと思いました。
ON/OFF機能は欲しかったです。
システムがサウンドのステレオorヘッドホンの選択だけって正直どうよ?って思わなくはない。


『システムのおもしろさ』
ここに関しては特に文句ないです。楽しませてもらいました。
タッチペンで直感的に操作出来るし、技も設定含めて簡単ですので、試合自体は結構楽しいです。


個人的に地味に楽しかったのはスカウトの中の「人脈からさがす」でした。
雷門の生徒の中からサッカー部に入ってくれる人をマネージャー越しに聞いてからスカウトするシステム×グラフによる開放感って地味に気持ちよかったりしました。
図鑑埋めが趣味な人も作業になりすぎずにほどよく楽しめるのではないでしょうか。
ネックは道中の野良試合の多さです。


そして、移動中のエンカウント式野良バトルですが、あらかじめ設定した4人で戦う4vs4のミニサッカーとなります。
勝利条件は様々ですが、一番多いのは「相手から1点奪え」ですかね、これは11人制の試合でもそうですが、引き分けは敗北と同等の扱いとなります。


そして、野良バトル用のパーティーはクリアするまでは原則として融通効かないことが多いです。悲しいことに。
各章毎にストーリーの都合上、必ず付いてくる選手がいて、主人公の円堂守は固定メンバーのことを考えると、場合はよっては3/4が固定されることもありましたので、レベルのバランス気になる派的にはちょっと嫌でした。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
悪の組織のセキュリティの甘さが酷すぎるというご都合展開に目を瞑れば、大筋のストーリーは嫌いではないです。
友情・努力・勝利と孤独・テクノロジー・敗北の相反するシナジーがケミストリー。
ちょっと表現難しいんですけど、そんな感じです。
後は妹で結ばれる絆は個人的にGOOD!


『ストーリーのボリューム』
全10章に対して自分のプレイ時間が、寄り道込みでクリアまでに要した時間が約24時間なので、寄り道と試合時間を考えたらややボリューム少なめかもしれませんが、ストーリーの大筋は分かったので標準点ということで。


『グラフィックと音楽』
2DはDSの標準だと思いますが、3Dモデリングはちょっと粗いかなぁ~という印象です。
音楽は申し訳ないですが、OP曲のリーヨのサビしか記憶に残ってないです。リーヨサビが強すぎる(笑)
各キャラが思い詰めたシーンの挿入歌や、豪炎寺妹の病室のテーマは良曲だと思ってます。


・キャラクター面について
『個性』
モブキャラの設定とか技とかめちゃくちゃ頑張ってると思います。
スカウト時のセリフ被りがわりと多かったので満点ではない。
キャラの名前に歴史上の人物もしくは神話がモチーフになっているところはわりとよくあるやつですね。


『スポットライト』
DSなので仕方ないですが、一部キャラに寄ってますので、アニメ版のイレブンだろうが、アニメを見ていなければそこまで思い入れを持てないと思います。
それが逆にチーム幅を広げることにも繋がってると思います。


『キャラ数』
総勢800名近くのキャラクターを仲間に出来ます。
が、チームに同時に入れることが出来るのは30人程です。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
仲間集めや練習試合における最高得点記録等、やろうと思えばクリア後もやれることはたくさんあります。
ハマった場合は非常にコスパのいいゲームになると思います。


『満足感』
実は過去にGO2のゲームをやったことあるので、化身すらないのは物足りなさを感じたのが素直な感想ですが、そんなものは当時なかったですし、アニメもGOシリーズの一部しか見てなかったので、流れを知れて良かったです。
ゲームとしては普通に面白かったので満足度はわりと高いです。


『ゲームバランス』
ストーリーの都合上、半強制的に不利な状況を強いられる試合が多々ありますが、対策を練ればそんなに苦労することなく突破出来るので、程よいバランスに感じました。
強キャラ、扱いやすいキャラ等はいても、壊れ性能程のキャラはいなかったので、遊びやすかったです。


最後に
基本的に楽しく遊ばせてもらいました。
システム的にわりと褒めてるわりに90点の大台から離れたのはストーリーの節々でいろんなキャラクターにイラついたからだと思います。
特に木野。


ちなみにですが、木野が自重してたら個人評価が伸びて85点でした。
それぐらい僕にとっては脅威のイライラの種でしたが、好評か不評かは人によると思います。


僕の場合で言えば、現状では別に円堂も好きではないし、むしろ初期のほうは人のパーソナル領域に踏み込みすぎて嫌いな印象でした。
氷のように冷めた心も溶かす熱血漢も賛否両論起こるタイプですよね。


重ね重ねになりますが、ゲームシステムは普通に面白かったです。


ちなみにですが、ゲーム版イナズマイレブン1~3のバージョン違いを含む全6タイトルが1つになった円堂守伝説というものもあります。



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おまけ

ポケモンカードGB

  • ポケモンカードGB
    • ・総合得点 79点 ランクA
    • ・個人的評価 32点 B
    • ・個別評価 43点 B
      • システム面 11点 B
      • ストーリー面 8点 C
      • キャラクター面 11点 B
      • ゲーマー面 13点 A

ポケモンカード GB
GBC ゲームボーイカラー任天堂ポケモンカードGB新品 1998年発売


・プレイ作品

ポケモンカードGB


・どんなゲーム?

もう1つのポケモンバトルとも言えるポケモンカードをゲーム化した作品です。
GBの名前の通り、ゲームボーイ時代のもう1つのポケモンです。

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逆転裁判4

逆転裁判4(通常版)(特典無し)

・プレイ作品

逆転裁判4


・どんなゲーム?

ひょんなことから成歩堂事務所で働くことになった新米弁護士と敏腕天才検事の熾烈な舌戦と、7年前のとある未解決事件の謎を解き明かす法廷アクションバトルゲームです。


・前作をやっている必要があるか
ギリギリやってなくても楽しめるラインだとは思います。
が、成歩堂くんや茜ちゃんの7年後の姿を堪能したければ、順を追ってやるのがベストだとは思います。

・総合得点 89点 ランクA+

・個人的評価 38点 A

・個別評価 51点 A

システム面 12点 B

新しさ 5点
快適さ 2点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 14点 A

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 10点 B

やりこみ 3点
ゲームバランス 2点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
カガクに注目した捜査が多いのが1つの特徴だと感じました。
中でも、足跡解析・映像固定の2つは個人的に好きでした。
足跡解析は、液を流し込んで乾かして型を取るもの、
映像固定は、タッチ画面をコロコロ回したり、擦ったりして、X線の要領で封筒等の中身を透かせてプリントアウトさせるものでした。
カガクって凄い!


法廷・捜査それぞれのパートで使えるオドロキホウスケならではの力として、腕輪システムというのがありました。
相手の嘘を見抜いてしまうという弁護士として…いや、逆転裁判の主人公として非常に強力な能力でした。


そして、最終章におけるMASONシステムは非常に独特なものを感じました。
裁判員制度を意識して作られた設定なんでしょうが、7年前と現在を行き来して事件の真相を追うというものでした。


逆転裁判というゲームの数少ない欠点の移動の面倒臭さを取り除くタッチパネルで直接行き先を選べるシステムは妙な感動を覚えました。


ネタバレ防止の為、詳しくは書きませんが、勾玉を使ってサイコ・ロックを解くのはやはり楽しかったです。


過去と現在を繋ぐ全ての真相を解き明かした後に依頼人の判決を自分で下せるのも新しいと思いました。
その選択がそのままGOODエンドorBADエンドの分かれ目です。


『快適さ』
基本的にはシリーズ共通項です。
移動の煩わしさ、犯行場所等の特定の時のタッチ判定のシビアさ、みぬくのスクロールの範囲、調べるの場所の判別がややシビアな場所がある等ですね。
不満という訳ではないですが、不便さはありました。特に移動。
経由しながら移動するの煩わしくない人のほうが少ないと思うのですが……。


『システムのおもしろさ』
前述の通り、概ね好みでした。
システム自体は1~4の中で最も好きです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
ナルホドくんを弁護したり、茜ちゃんと対峙する場面があったり、『逆転裁判 甦る逆転』をプレイしたことが人にとっては新鮮味のあるストーリー展開も用意されています。


また、主人公が変わった理由と何故そうなったのか……空白の7年を繋ぐ最終章は見事に逆転裁判でした。


成歩堂龍一は何故この事件を選んだのか、その全てが繋がる瞬間は針の糸が通ったような気持ち良さがありました。


後は全体を通して、家族にスポットライト当ててるのかな?っていう印象を受けました。
成歩堂龍一の娘が出て来たこともその印象を裏付ける理由となっているかもしれません。


『ストーリーのボリューム』
全4章ではありますが、人の人生を左右するだけあって、1つ1つが濃いです。
そして、人生とは積み重ねと繋がりだと知りました。


『グラフィックと音楽』
これまでのプラットフォームであるGBAからDSになったことにより、当然ですが、1~3よりもムービーの動きが滑らか且つ立体的になっていました。(あくまでGBA→DS基準で)


ライバルにあたる我琉検事がデビュー済みのバンドマン(ミリオン歌手)である為、感情表現が稀にロックです。
我琉のエアギター時に流れるギター音格好いいです。
他にも音楽関係者が関わる事件もあり、音にはかなりこだわっているように感じました。


・キャラクター面について
『個性』
主人公のオドロキくん自体はそこまで特徴的ではないものの、他の登場人物はかなり個性の塊みたいなところありますよね、さすが逆転裁判って感じでした。


『スポットライト』
突然主役になったオドロキくんと、これまたパートナーになったみぬきちゃん、そしてライバルの我琉検事と成歩堂くん…それぞれの事情がきちんと明かされたので、プレイ終わり気持ちよかったです。


『キャラ数』
証人やら関係者やら合わせたら結構な数だと思うので、十分な量に感じました。
主要キャラクターも最低限+αなのでGOODでした。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
わざと間違って反応を楽しむ以外には本編以上に楽しむことも別段ないので、そういう意味では薄いです。
複数ルートある訳でもないので。


『満足感』
プレイ中の満足感も高めだったのですが、プレイ終わり(クリア後)の満足感がこれまた高かったです。
スタッフロールに乗せて様々な人からコメントもらえる演出は粋でした。


『ゲームバランス』
ちょい苦労した部分があったというか、わりと難しいゲームだとは思いました。


最後に
あかねちゃんが出るのが凄く大きいです。好きなので。
みぬきちゃんの可愛さも大きい。
我琉弟の存在も大きい。
オドロキくん?あー……好きではないかな。


4がやたら下馬評低い理由は分かりました。
個人的にはわりとアリな作品でした。



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おまけ

ポケットモンスター ピカチュウ

ポケットモンスターピカチュウバージョン

・プレイ作品

ポケットモンスター ピカチュウver


・どんなゲーム?

初代ポケットモンスターである赤・緑をベースに、アニメ版ポケットモンスターの要素を組み込んだ亜種的な作品(例としては、パートナーがピカチュウ、ムサシとコジロウをモチーフとしたキャラクターの登場、野生のアーボ達が出ない等)。
パートナーポケモンであるピカチュウが主人公の後ろをちょこちょこ付いてきたり、なつき具合で話しかけた時のリアクションが異なることや、初代御三家が1つのソフト内で簡単に揃うのも1つの特徴。
オープニングムービーもピカチュウをピックアップし、空飛ぶピカチュウ、波乗りピカチュウをムービーとして見ることが出来ます。
GB時代にCV大谷育江さんを起用してたのは初知りでした。

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