とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

ポケモンカードGB

ポケモンカード GB
GBC ゲームボーイカラー任天堂ポケモンカードGB新品 1998年発売


・プレイ作品

ポケモンカードGB


・どんなゲーム?

もう1つのポケモンバトルとも言えるポケモンカードをゲーム化した作品です。
GBの名前の通り、ゲームボーイ時代のもう1つのポケモンです。

・総合得点 79点 ランクA

・個人的評価 32点 B

・個別評価 43点 B

システム面 11点 B

新しさ 4点
快適さ 2点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 8点 C

ストーリーのおもしろさ 2点
ストーリーのボリューム 2点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 11点 B

個性 5点
スポットライト 3点
キャラ数 3点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 4点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
記憶している限り、ポケモンカードのゲームってこの作品と、続編のポケモンカードGB2しかなかったと思うのですが、それだけでもこのゲームの価値はあると思います。

そして、原作のポケモンとは異なるタイプになっていたり(氷が水、地面が格闘、毒が草、飛行・ドラゴンはノーマル等)、本編にはないカードゲーム専用の技や効果が楽しめるのがポケカの魅力です。

また、同じポケモンでもレベルの異なるカードで技が異なり、違った役割で使うことも可能です。

進化するポケモンの場合は、進化前のポケモンに進化後のポケモンを重ねることで進化完了となり、使うことが出来ます。
技が変わり、HPも増え、強力になりますが、必要な技エネルギーが溜まっていなければ攻撃は出来ないので、進化のタイミングは重要です。

技エネルギーもポケモンカード独特のシステムで、デッキ(60枚)の中に、任意で好きな属性のエネルギーカードを入れ、場に出したポケモンの技に対応したエネルギーの数が必要数揃った時のみ攻撃することが出来ます。
攻撃の際に付けているエネルギーは原則減りませんが、炎タイプを中心とした一部の技にはエネルギーを一定数捨てることで発動するものがあります。

また、ポケモン交代の際も一定のエネルギーを消費します。
この時に必要なエネルギーはポケモンによって異なります。
にげる(ポケモン交代の)際は必要なエネルギーの数を捨てることになるので、上手く活用する必要があります。


『快適さ』
原作のポケモン風に言えば、ジムリーダーと四天王が存在するので、当然、メインデッキが弱点となる相手には逆の属性のデッキを作ることがスムーズな攻略になりますが、そもそも手に入るエネルギーの数が少ない上に偏りが出来やすく、他のデッキに入れたエネルギーは別のデッキには入れられないので、エネルギー不足に陥りやすいのがネックです。


『システムのおもしろさ』
ポケカのルールとシステム自体は普通に面白いですし、TCG好きの僕にとっては好みでしかなかったです。

バトルに勝てばパックが貰えてカードを入手出来ます。
ぶっちゃけ運要素強めですが、それでこそTCGの醍醐味なのでむしろOK!


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
ぶっちゃけあってないようなものなんですけど、最初に博士に初代御三家のいずれかのデッキを貰い、伝説のポケモンのカードを手に入れる為にバッジ(エンブレム?)を8個集めて、四天王的存在を倒し……が一応のストーリーなので、ベースは初代ポケモンと一緒です。
再三ライバルが挑んでくるのも一緒でした。


『ストーリーのボリューム』
プレイ時間の大半は結局バトルしてる時間だった気がするぐらいスカスカですが、原作オマージュを感じたので、リスペクト込みで2点にしました。


『グラフィックと音楽』
悪くはない。
音楽に関しては基本的にポップな明るい曲調だったので、ちょっと一辺倒だったかな?って気はします。


・キャラクター面について
『個性』
人間のキャラクターというよりはカードになったポケモンの個性が光ってました。
化石ポケモンを一律で進化枠にし、トレーナーカードの『なぞのかせき』から進化させるのは斬新だなって思いました。
3段進化の真ん中をすっ飛ばせる『育て屋』なども原作の世界観を見事に落とし込んでいてお見事でした。


『スポットライト』
ここに関しては特筆することがないので省略します。


『キャラ数』
やや少なく感じますが、そもそもポケモンの数が少ない時代だったので、仕方はないのかなぁ~とは思いますし、ゲームボーイの容量的に厳しいのかも?とは思いつつ、少し厳しめにしました。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
クリア後もやろうと思えば半永久的に遊べる博士のPCの連勝記録マシンがあります。
1つのデッキでランダムに選ばれた相手を次々に倒していくというものです。

後は普通にカード集めとか。


『満足感』
(個人的に)ゲームとしてはほとんど文句がなかったので、ここは文句無しです。
と、言いたいところですが、せっかくだからいろんなデッキを作って使ってみようかなぁ~が気軽には出来ないので、そこら辺はちょっと残念でした。
そのわりに小僧にエネルギーカード取られそうになるし、取られなくても後味悪いし、ほんとにこの点だけは許せない(笑)


『ゲームバランス』
基本的には比較的遊びやすい部類だと思います。
なんせ初期デッキがそこそこ強いし、ベースとして優秀なので。
後は根気と運です。


最後に
ポケカの伝統と歴史のわりにシリーズ化しきれてないのは何故なんだろう?

次のサプライズリメイクはこの作品でお願いします!
と、密かに期待しています。
ポケモンカードswitch』うん、行けますね、売れそう!

まずはGBとGB2の2作品を同時に遊べる『ポケモンカードGB for Nintendo Switch』を出してから満を持して『ポケモンカードswitch』ですね、よろしくお願いします!



関連商品


実機


おまけ
制作元会社の他作品
ハドソン

鮫亀

鮫亀

  • ハドソン
Amazon


検索で引っかかったおまけ

[asin:B0CBDNQ2WS:detail]

[asin:B0CB76G3KB:detail]
[asin:B0CMM5T6ZJ:detail]
[asin:B0CB771V35:detail]

[asin:B0CDWDRDQY:detail]

[asin:B0BZKQ4WJJ:detail]