とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

ポケットモンスター ピカチュウ

ポケットモンスターピカチュウバージョン

・プレイ作品

ポケットモンスター ピカチュウver


・どんなゲーム?

初代ポケットモンスターである赤・緑をベースに、アニメ版ポケットモンスターの要素を組み込んだ亜種的な作品(例としては、パートナーがピカチュウ、ムサシとコジロウをモチーフとしたキャラクターの登場、野生のアーボ達が出ない等)。
パートナーポケモンであるピカチュウが主人公の後ろをちょこちょこ付いてきたり、なつき具合で話しかけた時のリアクションが異なることや、初代御三家が1つのソフト内で簡単に揃うのも1つの特徴。
オープニングムービーもピカチュウをピックアップし、空飛ぶピカチュウ、波乗りピカチュウをムービーとして見ることが出来ます。
GB時代にCV大谷育江さんを起用してたのは初知りでした。


・前作をやっている必要があるか
基本的には焼き回しに等しいので、よほどの強いこだわりがない限りはやってなくても問題はないです。

・総合得点 90点 ランクS

・個人的評価 40点 A

・個別評価 50点 B

システム面 11点 B

新しさ 5点
快適さ 1点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 15点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 12点 B

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 2点

ゲーマー面 12点 B

やりこみ 4点
ゲームバランス 3点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)」
GBの時代にこれを作り上げた任天堂は凄い。
この一言に尽きます。
後ろからピカチュウが付いてくるのは前述の通りですが、イベント前に自動でピカチュウがリアクションするの可愛いです。大谷さん効果込みで。マサキのとことか本気で疑問抱いてるの伝わって来たので3DS持ってる方はVCの価値あるかもしれません。一概には言えませんが。


『快適さ』
ほぼほぼ初代仕様なので仕方ないですが、改めてプレイするとかなり不便でした。
わざマシンが1回限りなのも不便と言えば不便ですが、そこは慣れていました。
が、わざマシンを買う時や景品の時に数字のみで中身が分からなかったり、
全アイテム含めて持てる数が決められているので、ポケモンセンターのPCから定期的にアイテムを出し入れする羽目になったり、
ポケモンを捕まえる時もボックスの自動切り替えは出来ない仕様+ボックスがいっぱいになればポケモンを捕まえられないので、事前に切り替えが必要等、ポケモンセンターのPCの偉大さを知りました(笑)
何より不便だったのは、アイテムのお気に入り登録が出来ないこと(じてんしゃ、釣りざおはその都度、どうぐから使用)、ポケモンの秘伝技も毎回メニューのポケモンから開いてカーソルを合わせて……とやるのがやや面倒でした。


『システムのおもしろさ』
この頃から努力値を含めた基本システムは完成しているので、シンプルに面白かったです。
メガ進化やZ技やダイマックスはないけど、ポケモンってこうだったなぁ~を思い出しました。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
あくまでも個人的な意見ですが、サカキさんとコミュ発生しそう、絶対コミュ築けるでしょ!って認識なので楽しかったです。
あとは、シゲル(ライバル)の人間性が見え隠れする伏線的演出良かったです。


『ストーリーのボリューム』
これもあくまでも個人的な意見ですが、GBとしては十分なボリュームだと思っています。
創造力を膨らまして空白を埋められる人だと尚楽しめると思います。


『グラフィックと音楽』
近代寄りのレトロ感が絶妙に良い。今みたいな立体ではなく、線で描かれたのが分かる造りもなかなか粋ですよね。
みんなのトラウマ、シオンタウンも含めて最高のBGMでした!
自転車に乗ると専用BGMで掻き消されるのが勿体ないですが、子供の頃はむしろシオンタウンは直前から掻き消してたので一長一短ですね?


・キャラクター面について
『個性』
容量の少ない中、トレーナー毎にそれなりにキャラ付けしてるのはお見事です。
特にジムリーダーと崇拝するトレーナーは個性出まくりでした。
後はライバルの喋り方とか……「バイビー」は時代を感じるけど味があってよかったです。


『スポットライト』
とことんピカチュウにこだわった結果って感じですね、フシギダネの入手方法とか連れてるピカチュウのなつき具合に依存するって感じだし、徹底されてるなぁ~と感じました。
それ故に個人的には対マチス戦で思うところありました。(VSライチュウ的な意味で)


『キャラ数』
進化も含めてなので、 デフォルトの151匹がやや少なめなのと、赤・緑・青と比べて最も登場ポケモンが少ないのがこの黄色なので低めの点数にしました。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
ポケモンのやり込み要素は原則として、人によって個人差あるとは思いますが、この作品に関しますと、個人でソフト1本でやり込むのは限界がある作品と言えます。
図鑑埋めるにしても、出現ポケモンが最も少ないソフトの弊害が現れます。
普通に1周分楽しむには何の問題もないんですけどね!
元廃人が改めてプレイすると、そこら辺が気になる要素かなぁ~と感じるだけです。


『満足感(難易度)』
ピカチュウと御三家が同時に使えるのはやはりおいしい。
タイプ相性もほぼほぼカバー出来ちゃうので雑にやっても最も楽なのはこれではなかろうかと思います。


『ゲームバランス』
そんなに難しくはないですが、スムーズに進めるなら初期からパーティー固定していくのがオススメです。
トキワシティもしくはニビシティ付近の草むらでニドランを捕まえておくと無難に活躍してくれますのでオススメです。


最後に
レビューの為に一般的なプレイ内容でコメントしてましたが、元廃人らしく統一パプレイをしたかどうか……についてですが、答えは半分YESです。
ドラゴンが事実上1匹なので擬似的なドラゴンパーティーという地味に使い勝手のいいパーティーで殿堂入りも果たしました。
これが僕にとってのやり込み要素かな!

ちなみに、カイリューリザードンギャラドスシードラプテラ、ナッシーでした。
ギャラドスシードラの範囲被りは正直枠の無駄なんですけど、そこは物理と特殊ということで……
レベル上げは四天王の皆さんが(強制的に)全面協力してくれました。

序盤から使えたのがヒトカゲコイキングだけだったのと、コイキングギャラドスになるまでがネックのパーティー編成でしたね!
ミニリュウなみのり覚えさせてチャンピオンロード+ふしぎなあめ全投入でなる早でレベル55にしました。



この作品をベースにしたリメイク作品



ちょっとマニア向けのおまけ?
僕が改めてプレイしたのは、VC版のピカチュウverですが、初代ポケットモンスターとの大きな差はありません。
手に入るポケモンが違うぐらいでした。


このおまけでは、そこについて触れたいと思います。


ポケットモンスター 赤で入手出来ないポケモン
サンド、サンドパン、ロコン、キュウコンニャースペルシアンマダツボミウツドンウツボット、ブーバー、カイロスに加えて選ばなかった御三家。


ポケットモンスター 緑で入手出来ないポケモン
アーボ、アーボックナゾノクサクサイハナラフレシアマンキーオコリザル、ガーディー、ウインディ、ストライク、エレブーに加えて選ばなかった御三家。


ポケットモンスター 青で入手出来ないポケモン
アーボ、アーボック、ロコン、キュウコンマンキーオコリザルマダツボミウツドンウツボット、エレブー、ブーバーに加えて選ばなかった御三家。


ポケットモンスターピカチュウで入手出来ないポケモン
ビードルコクーン、スピアー、アーボ、アーボックライチュウニャースペルシアンドガースマタドガスルージュラ、エレブー、ブーバー。


初代絡みのVCのみでポケモン図鑑を埋めたければ、赤・緑の2種類のみで揃います。
青とピカチュウはお好みで。という形になります。
青とピカチュウも補い合ってこの2つで図鑑を埋めれたら最高だったのになぁ~とは思いました。





共通攻略本


実機


おまけ
第2世代以降のポケモンシリーズ

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制作スタッフが携わった他作品(一部抜粋)



検索で引っかかったおまけ

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