とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

遊戯王デュエルモンスターズ タッグフォース2

遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース2 - PSP

・プレイ作品

遊戯王デュエルモンスターズ タッグフォース2

・どんなゲーム?
テレビアニメ遊戯王GXの世界観に入れるゲームの第2弾です。
作中で言及があった訳ではないですが、前作の主人公と今作の主人公は同一人物だと考えられます。(他キャラクターの反応を見る限り)

・前作をやっている必要があるか
特にないです。
前作をやってないと困りそうな要素は特になく、前作のUMDがあれば特典としてパックの追加や神のカード3枚が好きな(読み込んだ)タイミングで貰えるというのはあります。

・総合得点87点 ランクA+

・個人的評価 39点 A

・個別評価 48点 B

システム面 12点 B

新しさ 5点
快適さ 2点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 10点 B

ストーリーのおもしろさ 3点
ストーリーのボリューム 2点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 11点 B

やりこみ 5点
ゲームバランス 2点
満足感(難易度) 4点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
前作よりもより学園生活っぽくなりました。
デュエルに明け暮れろと言われて実際にそうなるのは一緒なのですが、最初にパートナーを選んで、その後に好感度を上げていく方式に変わり、キャラクター毎のストーリーを楽しめるようになりました。
また、開発当初のルールに合わせて使えるカードも前作と一部異なります。
ストーリーの進行(パートナーの好感度)に合わせて、パートナーのデッキもある程度自由に編集できたり(各キャラクターのお気に入りカード数枚は外せません)、対戦相手となるキャラクター全員のデッキが強化されたり、禁止カード有りの特別ルールがあったりします。
原作とは異なるデッキをキャラクターが使うことはキャラゲーとしてはグレーゾーンな気がしますが、お気に入りキャラクターに信頼されるというのは悪くない気分なので有りということにしておきましょう!

『快適さ』
タッグフォースシリーズ特有のAIの頭の悪さ…間違った、謎の行動は健在です。
が、ここは個人的にはそこまで気になりません。
嫌になったのは何かと必要になってくるわりに溜まり辛いDPと、ある理由からモチベーションが低下すると思うのでそこら辺の不満も兼ねて低めの点数付けました。

『システムのおもしろさ』
基本的には前作と同じです。
gamemacine.hatenablog.com
ひたすらデュエルしてDPを貯め、パックを買ってデッキを強化したり、パートナーの好感度を上げてクリアを目指します。

・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
キャラクターの特性に合わせて千差万別…と言うのは言い過ぎですが、まあ、いろんなパターンの種類が楽しめます。
とある理由で途中で投げ出しましたが、雰囲気としてはこんな感じです。
gamemacine.hatenablog.com

『ストーリーのボリューム』
全8話の内、4話は全キャラ共通なのでそこら辺が周回を重ねる度に億劫に、苦痛に感じます。
そのせいで時間は余分にかかるわ、モチベーション下がるわで踏んだり蹴ったりなのですが、そこまでの労力のわりにはそこまで大したものではないので惜しいですよね。
2周目以降は共通の部分をカット出来ればキャラクターの多さと種類の豊富さでストーリー評価4点はつけたのに…残念です。

『グラフィックと音楽』
基本的には前作と似たような感想になります。
が、エンディングのカット絵は本当に素晴らしくてレイちゃんが大天使だったので僕はそれだけで満足です!ありがとうございました!
ちなみにエンディングを終えるとキャラクターボイスが追加されてデュエルの時に使われるボイスの全てを聞くことが出来るので、声優さん目当ての人はそこで決めるのもいいかもです。
好きなキャラクターのエンディングはオススメです。

・キャラクター面について
『個性』
個性豊かなキャラクター達が君を待っている!デュエルスタンバイ!!

『スポットライト』
ストーリーのリンクを見ていただければ分かると思いますが、周回を重ねる度に違和感が強くなる決定的な不満があるのですが、あえてそこには目を瞑りました。
そういえば、僕がプレイした十代、翔、レイちゃんの全てになんやかんやで吹雪さんが関わってきたので、あの人は優遇されてるかも?ダークネスもいるし。

『キャラ数』
ここは文句なしです。
デュエリスト3のデッキの豊富さは正直凄い。

・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
カード収集率100%を目指したり、授業で最下層目指したり(あみだ式で進むミニゲーム)、全キャラのストーリーを見たりするなら相当のプレイ時間になると思われます。
デュエルは勝っても負けても結構熱中します。が、貰えるDPに差がありすぎて、効率を優先するなら同じ相手に同じやり方で勝つという作業ゲーになるのがたまに傷です。

『満足感(難易度)』
難易度は勝率7割キープラインなので満足です!
不満は結局ストーリーの欠点だけなんですよね(笑)

『ゲームバランス』
快適さがあれなのと、DP効率の関係と、パートナー毎の差で頑張っても2点ということになります。
このアンバランスさが逆にクセになることもありますが、ストーリーの欠点で萎えるのでやっぱりそこはフォローできません。ごめんなさい。

最後に
遊戯王世代ということと、早乙女レイに対する愛の力で個人的評価はほぼ最高得点です。
Eヒーローに対するDヒーローとか宝石獣とか面白いカードやデッキが増えたこともありますが!
1周目のレイちゃんと過ごした1ヶ月弱が一番楽しかったなぁ~


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