とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

キングダムハーツ Birth by Sleep FINAL MIX

キングダムハーツ バースバイスリープ ファイナルミックス - PSP

・プレイ作品

キングダムハーツ Birth by Sleep FINAL MIX

・どんなゲーム?
キングダムハーツシリーズの原典の物語。
後の全作品に繋がるエピソードが3人の主人公の視点で描かれます。
FINAL MIX版のほうは様々な追加要素(ミニゲームやシークレットムービー)のある完全版ですが、英語音声で日本語字幕になります。
色々遊びやすいのはやっぱりFINAL MIXですが、ストーリー本編は同一なのでそこら辺はお好みで。

キングダムハーツは心や絆を重んじるストーリー+ディズニーとFFキャラクターが夢の競演を果たすシリーズ作品です。

もう少し言えば、キングダムハーツⅡ FINAL MIXのシークレットムービーで出てきたキャラクター達の物語です。
ロクサスにそっくりな彼の正体はご自身の目で是非お確かめ下さい!

・前作をやっている必要があるか
知っていると、「おー!」となる場面もありますが、それはあくまでもファン要素であり、過去の話である為、過去作を遊んでないと分からないという内容ではないです。

・総合得点 94点 ランクS

・個人的評価 37点 A

・個別評価 57点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 15点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 3点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
キングダムハーツシリーズとしては初となる単独主人公3人による実質オムニバスストーリーです。
携帯ゲーム機をプラットフォームにしていることや、変身時に鎧を纏うことを利用して、最大で6人まで通信対戦が可能というのもシリーズ初。

『快適さ』
都合上、3人全員のストーリーをクリアしないと全容が見えないのに対し、それぞれが独立したセーブデータみたいなものなので人によっては煩わしさを感じるかもしれません。

反して、ミニゲームとしてディズニーの世界をモチーフとしたボードゲームを遊びながらアビリティのレベルを上げれるので、合成の面も含めて遊びやすさはかなり感じました。
ここら辺はFINAL MIX様々な気がしました。

『システムのおもしろさ』
元々が携帯ゲーム機で気軽に持ち運べて且つオリジナルのキングダムハーツのシステムに近い完成度の高いゲームでしたが、更に遊びやすく改良されていました。

アクションゲームとしてのレベルの高さ、FF同様の魔法というスクエニらしさに加えてディズニーキャラとのディメンションリンク等、プレイヤーの好みのスタイルで遊べるのもポイント高いです。

FINAL MIXとしては、ボードゲームの面白さも加えて評価しました。
何かと便利で重宝して且つ面白いというのは純粋に凄いです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
始まりのストーリー、伏線の回収、次回作への繋がり……全ての面においてブラボーと言いたい。

本来のキングダムハーツに出てくるキャラクターの幼少期や元の姿が出てくるほか、本編でソラと関わるディズニーキャラクターもきちんと本編より過去の時間軸設定になっているなど、細かいこだわりも感じられるので脱帽です。

『ストーリーのボリューム』
これは捉え方にもよりますが、ゲーム全体としては十分好評価な内容だと思います。
ネック部分としては、主人公が3人という部分の必然的弊害ですが、売りの部分を否定するのは酷ですし、個人的には気にならない部分なので減点はしてないです。

『グラフィックと音楽』
安定の、信頼と実績のスクエニクオリティです。
OPの英語版主題歌「Hikari(光)」のお洒落なアレンジも相まって美麗で3人の将来の不穏感を煽るムービーがまずgood

CGの綺麗さだけではなく、絵と動画の部分も結構好きでした。
ザックスが原作絵で元気に動いてスクワットしてるのよかったです。

またもボードゲームの話になりますが、ステージに使われているディズニー作品のBGMがいい。
ミッキーのマーチは特にお気に入りでした。

そして、極めつけのEDの主題歌オルゴールは最高でした。


・キャラクター面について
『個性』
キャラクターの性格もありますけど、どちらかと言えば性質の面での評価です。
簡単に言えば、テラはパワー、ヴェンはスピード、アクアは魔法と、それぞれに特有の個性のようなスタイルを持っています。
キーブレードの持ち方も違うので、使い勝手も三者三様です。

『スポットライト』
原則として、操作キャラの主観で、他キャラの真意はそこでは分かりませんが、それぞれをプレイすると上手くかち合うので、パズルみたいな感じではありますが、敵側も含めてきちんと 描かれていると判断しました。

『キャラ数』
操作出来るキャラクターとしては3人ですが、ミッキーやマレフィセントヘラクレス、スティッチ等のキングダムハーツとしてもお馴染みのディズニーキャラクターも登場したり、ディメンションリンク出来たり、ボードゲームに出てくるディズニーキャラもわりといるので、元々あんまり知らなくてもディズニーを覚えるきっかけになり得る程には色々出てきます。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
コレクター要素もわりと豊富なので、やりこみ要素も熱中度も双方高めだと認識しています。
スタンプを集めて貼ったりするのはゲームはあまりやらないけどディズニーが好きな女の子をターゲット層にしてるのかな?当時の感じだと。
手帳にシールをペタペタ貼ってる感覚で楽しめたので、少し童心に帰れたかもしれません。

『満足感』
キングダムハーツのエピソード0としてもゲームとしても非常に満足感の高い内容でした。
あと、再三言って申し訳ないですが、ボードゲームが面白いので、そこの評価も大いに関係してます。

『ゲームバランス』
長所でもある三者三様の主人公達の個性と独立したストーリーが一点だけ仇となります。
テラ(パワー)とヴェン(スピード)の差は特に。
周回扱いもされないので億劫になる可能性もあります。

ゲームの難易度選択は豊富ですが、簡単にすればするほどシークレットムービーが開放しづらくなり、難易度を上げるほどシークレットムービーの開放がしやすくなるシステムなので、地味にゲーム初心者に優しくないですし、ゲームとしての難易度はわりと高めだと思いました。
正確には少し敷居が高いかも。


最後に
キングダムハーツⅡ FINAL MIXにおけるシークレットムービーが分断化と細分化されてそれぞれのクライマックスシーンに使われるほか、OPのムービーとしても一部を使った知っていると感情を揺さぶられる神OPムービーになっています。

絆があるからこその選択と結末は希望なのか絶望なのか……その答えはⅢへと続く。



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Starry☆Sky in Autumn

Starry☆sky ~in Autumn~ ポータブル (通常版) - PSP

・プレイ作品

Starry☆Sky in Autumn

・どんなゲーム?
恋も葉も大人に色づく一筋縄ではいかないアドベンチャー

秋のStarry☆Skyは大人が相手の一味違った恋愛シミュレーションゲームです。
攻略キャラクターの担当声優は石田彰さん、岸尾だいすけさん、遊佐浩二さん。

・前作をやっている必要があるか
春と夏のそれぞれで恋愛をしてない設定になっているので、やってなくても問題ないです。
むしろin Springを知っていると若干の違和感を感じる場面もあるので、スムーズに120%楽しむならin Springをやってないほうがいいかも?

・総合得点 98点 ランクS

・個人的評価 40点 A

・個別評価 58点 A

システム面 14点 A

新しさ 4点
快適さ 5点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 15点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 4点
ゲームバランス 5点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
シンプル イズ ベスト
基本的には読み進めるだけという恋愛シミュレーションゲームとして遊びやすい造りです。

他の季節の攻略キャラクターを完全にサブキャラクター扱いしてるのは新しいですよね、夏編は部活だから幼馴染みでも入る隙がないのは分かるけど、秋編の教室の中なのに全く絡んでこないのは不自然だなぁ~とは思いましたが、過保護期間が春で終わったのかな?って認識です。
クラスメートとして一緒に過ごす場面は別にあってもいいと思ったけど。

『快適さ』
クイックセーブ機能を使わなくても、十字キーを使えばシーンを戻せるので、選択肢ミスっても任意で戻せるのはありがたいですね!
全員魅力的だからこそ1人1人に集中出来るのは嬉しいです。

『システムのおもしろさ』
シンプルだからこそ美しい。に近いです。
このシリーズのシステムは遊びやすくて好きです。

この作品というよりはStarry☆Skyの共通システムですが、ルート確定後のエンディングの際の攻略キャラクターの自分語りは、本編で見せてくれる表情とはまた別の素顔のままの姿なので、それぞれの声優さんの技量と魅力がギュッと詰まって凝縮された部分なので、特に好きです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
今回は大人が相手なので、子供扱いされたり振り回されたり大変な部分もありますが、大人だって、先生だってそれぞれが1人の人間で、それぞれに悩み、葛藤する姿も見え隠れし、生徒に見せる教師の顔以外の「素顔」の部分を見たい気持ちはめちゃくちゃ分かります。

大人達が見せる子供のようなわちゃわちゃ感は一時の癒しだったり、大人の余裕と大人だからこその葛藤を描いたストーリーは今までで一番好きでした。

このシリーズのストーリーは基本的に全部大好きの部類になるんですけど、その中でも暫定1位ってことですね!
秋に大人の色気を持ってきたのは英断だと思いました。

『ストーリーのボリューム』
シリーズの共通項ですけど、攻略キャラクターが3人だからこそ、それぞれがしっかりしたストーリーになっていて、独立しつつ、要所でリンクするストーリーの案配が素晴らしいです。

『グラフィックと音楽』
これもシリーズの共通項ですが、PCの恋愛ゲームらしい綺麗な色合いと音楽が素敵です。


・キャラクター面について
『個性』
今回の攻略キャラクターはやる気がないように見えて実は結構考えている、明るく元気で親しみやすいけど意外とシビア、ミステリアスで掴み所がなくて何処か影のある、
この3タイプです。

夏編の時にも書いてますが、全く異なる性格と立ち位置なのに、温かく見守ってくれる人、厳しさと優しさを兼ね備えた人、口説き文句をさらっと言える人の3人という面で他のシリーズ作品と共通の部分もあります。

『スポットライト』
リンクするエピソードがある以上、1人を追うだけで完全にバックボーンを把握出来るわけではないですが、他のキャラクターのルートを選んでいてもメインの3人は蔑ろにされてないStarry☆Skyらしさは秋も健在でした。

『キャラ数』
in Summer同様、攻略外対象キャラクターのCVが豪華の極みでした。
主なサブキャラクターは5人いますが、中でも驚きなのは、杉山さん、てらしー、おのゆーですね、このお三方は弓道部のモブ3人同様、メインキャラクターを張っていてもおかしくない声優さんなので驚きです。

都合上、名前しか出ませんが、in Springの幼馴染みコンビも同じクラスです。
喋れなくてもいいから絡んできて欲しかった気持ちは正直ありますが、2人も感じられるのは嬉しかったです。

後は攻略キャラクターに纏わるサブキャラクターも折笠愛さんだったり、皆口裕子さんだったり、豪華でした。

豪華声優陣がフルボイスで演じて下さってるので、わちゃわちゃはしてても、ごちゃごちゃ感はなく、楽しく快適に作中の秋を過ごすことが出来ました。
秋は文化祭、ハロウィン、修学旅行というパーティーの連続ですから騒がしいぐらいでちょうどいい気がしました。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
ルート自体は3ルート+BADルートとセリフ違いの選択肢があるぐらいなので、やりこみ要素としては多くはないのですが、作品に入り込みやすい造りなので熱中度は高い。という評価です。

『満足感』
月並みの感想にはなりますが、大人が再び青春を取り戻す、後悔を消す、失った純粋さを取り戻すというストーリーがとても好きでした。

年の差があるからこその恋愛模様の描き方や切ない描写も好みだったので、満足感と充実感しかないです。

『ゲームバランス』
とにかく遊びやすい恋愛シミュレーションゲームです。
安定の共通ルートの多さ且つ他のルートでも見える絆は素敵なので、個人的には文句の付けようがないです。


最後に
女性向けのゲームではあるんですけど、年下との恋愛経験がある男性がプレイすると、思うところがあるかも?な作品だと思いました。

当たり前と言えば当たり前なんですけど、石田さん、岸尾さん、遊佐さんのファンの方にはガチでオススメな作品です。


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シャイニング・ハーツ

シャイニング・ハーツ - PSP

・プレイ作品

シャイニング・ハーツ

・どんなゲーム?
あなたに届ける心とパンを。
心を込めてパンを焼く、それを届ける。
パン屋が人の心の扉を開く不思議な世界。

冒険ファンタジー×スローライフRPGを豪華声優陣の熱演で楽しむことが出来ます。

・前作をやっている必要があるか
演出が他のシリーズを彷彿とさせることはありますが、ストーリーとしての繋がりはおそらくないと思います。
単品で完結している作品と言えます。

・総合得点 95点 ランクS

・個人的評価 39点 A

・個別評価 56点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 14点 A

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 14点 A

個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
心を込めたパンを届けるパン屋さんを全面的に押し出したシステムになってます。
冒険ファンタジースローライフの融合っぷりがお見事でした。

最初の舞台の島だけではなく、船で航海に出て他の島に上陸したり、道中や戦闘でのドロップアイテムはパンの材料や鍛冶に使えます。

パンの配達、素材の調達、指定モンスターの討伐など、クエストも充実しています。
指定のパンを焼いたり、指定の魚を釣るクエストもあります。
その気になれば延々に遊べるポテンシャルを備えたゲームでした。

焼いたパンは配達のほか、自分たちで食べてHP・MPの回復やパッシブ効果を追加させたり、人に食べてもらってハートを回収したり、釣り餌にしたり様々な用途で使えます。

戦闘は隊列(前列・後列)と編成を自由に(4人まで)設定することが出来ます。
武器によって攻撃範囲が決まってるので、序盤はそこも戦術ですね、レベルが上がれば魔法や必殺技で中距離、遠距離技や全体攻撃も覚えるので、中盤以降はそんなに気にしなくなります。

パンを焼く時に使うメロディや必殺技の時に使う4色のハート💚💛💙❤️は喜怒哀楽に対応しているので、集めるのはそこら辺を目安にするとスムーズかもしれません。

パンの種類は☆1~5の評価された状態でバスケットに入ります。
素材のレベルでも左右されますし、ふんわり・普通・こんがりの焼き加減で左右されます。
パンの種類によって焼き加減を変えるのはパン屋の基本なんだと思い知らされました。

起動直後の話なんですけど、自分を助けてくれたヒロインとの出会いのシーンで、選択肢によってヒロインのビジュアルとクラス(修道女・狩人・魔法使い)が変わるというのは新しいかもしれません。

セリフや声は同じなのに聞こえ方が違う気がしました。
イメージって大事だと思うので、自分の好みに合わせれるのって地味に嬉しいですよね。

『快適さ』
パンを焼くのが売りなので、たくさん焼く機会があるのですが、コツを掴むまではわりと難しいので億劫になる可能性があります。
強いて言うならここ。
序盤でそう簡単に作れないパンを要求されてのクエスト失敗はちょっと悔しかったです。

『システムのおもしろさ』
好きな声優さんがヒロインやってたから軽い気持ちで始めたのに、とんだ時間泥棒でしたわ┐(´∀`)┌


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
心とパンを主題とした温かくてちょっと切ないストーリーです。
喜怒哀楽のそれぞれに意味があり、感情にも心にも無駄なものはない。
全てが大事な心であることを学ばせてもらえるストーリーです。

お節介も度が越えると、パン屋に手に負えるレベルではないものとなる……それでも、忠告を無視して踏み込んだからには引き返してはいけない、最後までやるしかないという展開、支えてくれる沢山の仲間がいる心強さっていいなぁ~って思ったストーリーでした。

また、メインストーリー外のキャラクエも一部音声有りとなっていて、音声のあるものはパーティーキャラの個性を取り入れたなかなかユニークなストーリー構成になっていたのも面白かったです。

『ストーリーのボリューム』
思いの外長かったです。
自分の想像の2.5倍ぐらいはありました。
これは、この作品がただの冒険ファンタジーではなく、ただのスローライフRPGではないからこそだと感じています。
なかなかのやり応えでした。

『グラフィックと音楽』
シリーズ経験者はパッと見で「あ、シャイニングシリーズだ」って分かるキャラクターグラフィックな気がします。あとキャストも。
そのせいか、初めてプレイするのに何処と無く懐かしさを感じました。

感情を揺さぶるストレートなBGMはすごく好みでした。
音楽の雰囲気はちょいCLANNAD感あるかも?イメージですけどね。


・キャラクター面について
『個性』
パン屋さん、エルフ族、王族、夜型の黒い魔法使い、ドワーフ族、獣人、海賊等が一堂に会すパーティーなので、まあユニークですよね。
必殺技演出もそれぞれ気合い入ってたり、戦闘での役割面においての違いもそれぞれなので、純粋にRPGとしても面白い個性派揃いの印象を受けました。

『スポットライト』
メインストーリーの合間に受けることが出来るクエストとしてボイス付きのものに関しては、それぞれのキャラクターのバックボーンが分かるものもあるので、ここは文句無しです。

『キャラ数』
思いの外多くて、仲間として使ってみたかったキャラクターが使えないジレンマはありますが、総体的に見れば大満足です。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
オートセーブ機能があるわりにエンディングがセーブされなかった為、おそらく周回の概念がないゲームなので、完全に自己満足の世界ということにはなりますが、前述してある通り、僕(神黎)的には時間泥棒認定作品です。
ゲームとしての総合的な能力が高いので、様々な楽しみ方が出来るのも大きいです。

『満足感』
微々たる不満を吹き飛ばす程の圧倒的満足感でした。

『ゲームバランス』
RPGあるあるの圧倒的なレベル差が気付いたら狭まってるタイプのゲームでした。
ボイス付きキャラクエは該当キャラは強制参加になるので、後半だとレベル差がネックになりがちですが、気付いたら近いレベルになっているので、使い勝手やパーティーバランスで中途変更しやすいゲームバランスでした。

たまにビックリする攻撃力の野良敵がいるのでそこだけ注意です。


最後に
30時間ぐらいで終わらせるつもりが楽しくて50時間に迫る勢いでプレイしました。
もう言っちゃいますけど、ヒロインが伊藤かな恵さんだったので、声が入ってる他キャラクターのクエストも可能な限り追いかけた結果ですね!

それなのにゲームの特性上、女の子の誘い方レクチャーされるからなんか届いてないのって辛いなって勝手に思ってました(笑)

そんなわけで、このゲームの最終的なエンディングとしましては、選んだ女の子と迎えることになります。

キョロちゃんの缶詰めだっけ?あれぐらい詰め込まれた夢のおもちゃ箱的なゲームになっているので、結構ガチオススメです。

欲を言えば、フルボイス且つ結婚且つペットの精霊を孵化と戦闘以外でもいろいろ出来るようにしてほんとにペット枠にするという3点を強化したリメイク版出してほしいです。
欲しいです!


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おまけ
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ファンタシースターポータブル2

ファンタシースターポータブル2 (特典なし) - PSP

・プレイ作品

ファンタシースターポータブル2

・どんなゲーム?
同シリーズ・ユニバース イルミナスの野望から3年後、リゾート型コロニーが舞台。
キャッチコピーは『4人で進む、進化したRPG
様々な種族、武器を任意で選んで戦うゲームです。
分かりやすく言えば、RPG要素を強くしたモンハン(ファンタシースターシリーズのほうが先輩)です。

・前作をやっている必要があるか
前作、前前作のキャラクターがゲストとして出ては来ますが、基本的には独立したストーリーなのでやってなくても問題ないです。

・総合得点 93点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 55点 A

システム面 13点 A
新しさ 5点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 14点 A
ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 14点 A
個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A
やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
従来のファンタシースターユニバースのシステムにファンタシースターZEROで導入したシステムを一部MIXさせたものとなっています。

これまでMPの概念だったものが新たにPPとして生まれ変わり、特殊攻撃・緊急回避・ジャストガード時に消費する固有のステータス(スタミナゲームのようなもの)となりました。

また、同セーブデータの別キャラクターや、マルチプレイで登録した他プレイヤーのキャラクターをNPCとしてパーティーに参戦させることが出来るサポートキャラクターを採用。

また、打撃(近接)武器、射撃武器、法撃(魔法)武器、片手武器・トラップを得意とするそれぞれのタイプを選べるタイプカウンターが採用されたことで、より直感的な操作感としてはモンハンっぽくなりました。
差別化としてはやり込めば元々不得意な武器もマスターして使いこなせるところです。

『快適さ』
動作がやや重い時があります。処理落ちが命取りなのでそこはガチでマイナスポイント。
また、プレイヤーのレベルに合わせてストーリーの敵のレベルが上がるので、少し難易度高めかもしれません。

あと、祈願の運要素が強すぎる(笑)
寄付金で確率が左右するのは面白いけど、高額払う旨みと数こなして粘るのどっちがいいのか結局分からず終いでした。
個人的には川澄綾子さん演じる小夜ちゃんが可愛くて好きですし、どちらかと言えば失敗した時のセリフのほうが好みだったので、苦はなかったですが、祈願がストレスかどうかは人によると思います。
いちいちスタイルショップ行くのは面倒だとは思ったので、ショートカットは欲しかったですけど。

『システムのおもしろさ』
個人的には類似ゲームの中で最も好きなのがファンタシースターシリーズです。
使える武器の豊富さもあるんですけど、武器毎の特徴が面白くて好きです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
グラール太陽系に迫る危機に、歪み合っていた4つの種族は手を取り合い、その危機を脱した。
通称「SEED事変」から3年、資源枯渇が深刻化していたグラール太陽系では、大規模な外宇宙移民計画が進められていた。
そんな中、旧文明人の仕組んだ壮絶な罠によって現代人は知らず知らずの内に生命活動存続の危機に立たされつつあった……。

というのがメインストーリーです。
前段は過去作の話。中段以降が今作の話です。
選択肢の幅が思いの外少ない印象だったので、人によっては、前作(ポータブル)のマルチエンディングと比べたらやや物足りないかもです。

『ストーリーのボリューム』
そろそろ終わるかなー?クライマックスかなー?って思ってからが思いの外長い。
さすがファンタシースターですね!PSPの容量ですが、壮大でした。

『グラフィックと音楽』
音楽は素晴らしかったです!
グラフィックはCGになるとちょっとだけ粗さを感じました。


・キャラクター面について
『個性』
マルチプレイでやるなら特にですが、プレイヤーの特性がそのままキャラクターに反映されるので、各々の個性が出せる作品です。
服とか体型とかも自由に変えることが出来ます。
性別だけは変えられませんので、やり込む前提なら2つ作ってもいいかも?

『スポットライト』
基本的にヒロインのエミリアを中心に描いています。
ストーリーの合間にパーティーキャラクターやサブキャラクターの人柄を知れる声付きの会話は楽しめます。思いの外ありました。

『キャラ数』
基本的にはファンタシースターユニバースに出てくるキャラクター達が様々な形で出てくるので、この作品のオリジナルキャラクターという意味では少ないかもしれませんが、パーティーに加えられるメンバーにしても、ストーリーにチラッとでも関わるキャラクターの総人数は結構な数だと思いました。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
ファンタシースターシリーズは楽しい。処理落ちさえなければな!
同じステージでもランク(難易度)でいつまでも遊べますし、そもそもの挑戦権のレベルに達するのも大変なので、ずっと遊んでられるポテンシャルですよね、ストーリーもハードあって◎です。

『満足感』
学生時代に友人と遊んだ思い出のあるゲームでしたが、あの頃はランクAのステージもサクサク出来たのに今はBにも苦戦する始末……自らの老いと友人の有り難さを感じました。

が、1人で延々と遊びまくるのもこれはこれで楽しかったです!
小夜ちゃんもルミアもルウさんも可愛かったし!
個人的には大満足です🍴🈵😆

『ゲームバランス』
ストーリーに詰まってレベル上げても敵のレベルも上がってるというのはゲーマー的にはgood、ゆるゲーマー的にはbadなシステムだと思うので、ある意味モンハン等よりシビアです。

反対にタイプの得手不得手はやり込みでカバー出来る、最終的には性別限定以外の全武器の使用が可能になる等、腕に覚えがあるならガンガンサクサク進めます。
設定上は腕のいい傭兵なので、ほんとにそんな感じになります。

最後に
久しぶりにやったけど面白かったー!
僕のファンタシースターデビュー作でもあるので、思い出補正の可能性もありましたが、やはり、PSPのほうが操作感に馴染みがあって遊びやすかったです!あくまでも個人的に、ですが!


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喧嘩番長4~一年戦争~

喧嘩番長4 ~一年戦争~ - PSP

・プレイ作品

喧嘩番長4~一年戦争

・どんなゲーム?
メンチを切って最強の番長を目指す喧嘩番長シリーズのナンバリング4作目。
本編以外にも休日モードで47都道府県の番長が攻めてくる⁉️
また、喧嘩だけではなく、恋や友情も熱い!
喧嘩番長流の青春を謳歌せよ!!

・前作をやっている必要があるか
このシリーズは初めてプレイしましたが、問題なく楽しめました。

・総合得点 88点 ランクA+

・個人的評価 38点 A

・個別評価 50点 B

システム面 12点 B

新しさ 5点
快適さ 2点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 10点 B

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 3点
グラフィックと音楽 3点

キャラクター面 13点 A

個性 4点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 15点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 5点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
シリーズ初プレイなので、過去作と比べてどうかは分かりませんが、無作法で暴れまわることは良しとせず、あくまでもルールに則って番長を目指すべきだと示唆されつつ、やり方はあくまでもプレイヤーに委ねるという自由度が比較的高いゲームでした。

ルール破ってると周りも問答無用で復讐してくる勢いなので侍道シリーズに通じるところはあります。

個人的には秘密基地的な要素もあるたまり場好きでした。
街や学校にある持てる物をたまり場に持ち込むと居心地の良いたまり場になるっていうのは面白かったです。
卓を持ち込めば麻雀出来るのも高ポイントですよね!

『快適さ』
喧嘩番長たるものモラルも大事……ということで、シブい男を目指すことも1つの目標ではあるのですが、不可抗力でも容赦なくマイナス査定なので、目の前の敵はぶっ潰す方式だと後々面倒は増えます。
まあ、あえての孤独プレイもそれはそれで楽しいですけどね!

後は細かいロードが長いので、事前インストールはしたほうがいいと思います。

『システムのおもしろさ』
スパイクらしさ全開って感じなので、好みは分かれるかもしれませんが、主目的はあるものの、ある程度の自由さを保証してくれる安心と信頼のあのシステムです。

喧嘩の礼儀として、互いにメンチ切り合った後に軽いリズムゲームのようなタンカをキレるのも不良っぽくていいですね、いくつかの候補の中から自分で選べます。
長いと効果は強いけど噛みやすい。

喧嘩に関係するステータスについてですが、単なる腕っぷしの強さや体力だけではなく、何かと必要になる肺活量や足の速さ等の項目から任意で上げていけます。
レベルの概念に近い「男の器」が上がった時、神社の賽銭で1万払って強くなりたいと願った時、休日の他府県の生徒から確率・番長からは必ず3つドロップします。

喧嘩魂の集め方や使い方もプレイヤーの好みに合わせてプレイスタイルに反映させることが出来るのはGoodポイントです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
最強の番長を目指して有名な不良学校に入り、入学早々に大暴れするのは比較的王道なエピソードだと思います。
主人公(速水)くんはモラルより実力派な節があるので仮にルールを破るとしても罪悪感は薄めの性格にはなってると思います。
ストーリー上で倒したボスキャラと徐々に友情を築く等、王道がゆえの面白さがありました。

『ストーリーのボリューム』
タイトルの通り、一年間の戦いになります。
各月のイベントの数は可もなく不可もなくぐらいの遊びやすいボリュームだと思います。

『グラフィックと音楽』
そこに力を入れている作品ではないと思うので、必要最低限な感じにまとめられています。
髪型、服装、髪色等のレパートリーもわりと豊富なのに肝心のグラフィックがそうでもないのはやや勿体ない気もしますが、ムービーは和調の色彩で緩やかに滑らかに動きますし、表情はわりと豊かに変わります。


・キャラクター面について
『個性』
王道の不良漫画に影響されてそうな感じはします。
節々でクローズっぽさを感じました。
それぐらいちゃんとした不良達の青春を描いた作品になっているので、王道ではあるものの、往年の不良の懐かしさを感じました。

速水くんに関しては、面倒だから力で解決しようとするわりになんだかんだで面倒見がよかったり、無個性ではない主人公というこの手の作品には珍しいタイプでした。
確かに番長の器は持ち合わせているなって感じです。

あと、休日モードの各都道府県の方言はやはり個性豊かでした。

『スポットライト』
メインキャラクターの人となりは分かるようにちゃんと作られていました。

『キャラ数』
学校の制圧に必要な人数も3学年分の生徒全員の名前付きですし、各都道府県の番長も個別の名前なので気合い入ってます。
ストーリーで絡んでくるキャラクターもサブイベント要因を含めれば結構多めだと思います。
ストーリー上で友情育んだ仲間(連れ)は電話一本で共に行動出来ますが、その数もそれなりにいるので、この手の作品としてはかなり充実していると感じました。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
校章集めたり、47都道府県の番長を倒したり、自分の喧嘩スタイルを見つけ出したり、身なりを充実させたり、女の子とのイベントを楽しんだり、やれることはたくさんありますし、ハマれば時間泥棒になる恐れはありますが、コスパとしてはいいと思われます。

『満足感』
期待以上の出来栄えでした。

『ゲームバランス』
ゲームのシステム上、プレイヤーのやり方に左右される部分はありますが、ルールを守ってゲームを無難に楽しむ分にはゲーム慣れしていない初心者でも楽しめる難度もあるので、不良系作品が好きな多方面の方が楽しめるように工夫されています。


最後に
さすが人気シリーズだな。って印象と、期待以上の面白さだったので、浪川さんが主役の初代と敵で出てくる2のフルボイスリメイクはよ、って感じです。

他のシリーズをやってないからなのかもしれませんが、侍道とガチトラを足して2で割ったみたいな印象のゲームでした。


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仮面ライダー クライマックスヒーローズ オーズ - PSP

・プレイ作品

仮面ライダー クライマックスヒーローズ オーズ

・どんなゲーム?
クウガからオーズまでの平成ライダーが集結した格闘ゲームです。
最強フォームやサブライダーも大集結!
オーズとWが主役ポジションということもあり、貴重なご本人ボイス。
電王の各フォームやキバット等の豪華声優陣も集結!

・前作をやっている必要があるか
クライマックスヒーローズはシリーズ化されてますが、繋がりは特にないのでやっておく必要はないです。

・総合得点 93点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 55点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 13点 A

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 14点 A

個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
一部ライダーは声も含めて本物なんですけど、ほとんどの過去ライダーは声優さんを起用したものとなっています。
中には、今では超人気声優となった島崎信長さんもいます。

また、オーズ・Wがそれぞれ主人公を務めるラグナロクモードは各ライダーの特徴を活かした設定になっていて、上手く落とし込んでいるなぁ~と感じました。

スーツアクターもクレジット表記的には永徳さん達を起用しているっぽいので、それぞれのライダーの動きにも違和感なく感じます。

フォームチェンジのスムーズさや工夫も感じられたので、お見事でした。

『快適さ』
ラグナロクモードをこなさなければライダーの開放と最強フォームの解放がされないので、場合によってはそこが億劫かもしれません。
ラグナロクモード内でも影響しますが、ムービー演出が入るほうの必殺技の有無は意外と大きい気がしました。

『システムのおもしろさ』
平成仮面ライダーファンとしてはテンション上がる内容でしたし、操作感も悪くはなかったので個人的には特に文句はないです。

PSPがまだ動くご家庭で菅田将暉さんのファンのお母様やお姉様は試しに遊ぶ価値はあると思います。
フィリップ主体のファングジョーカーが懐かしすぎて泣けます。

龍騎シリーズのカードデッキ、電王のフォームチェンジ、オーズのメダルコンボの再現性は正直テンション上がりました。
Wもフォーム多くて優遇されてますよね!さすが本物!心なしか気合いの入り方が違う気がします。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
訳の分からないまま謎の世界に呼ばれ、最強のライダーを決める為に他のライダーを倒せと頭に響く声、主人公チーム(オーズorW)は自分たちを呼び寄せた張本人であるラグナロクを倒す為に仲間と共に進む……というのが主なストーリー内容です。

すごろくのようなMAPを1マスずつ進み、道中で無条件だったり倒した後でライダーを仲間にする仕組みは珍しくはありませんが、操られていたり、自分の意思だったり、加入理由だったり、拒む理由だったり、抜ける理由だったりが「なるほど、君らしいな」の一言に尽きるぐらい各々のライダーの再現性が高いです。

ご本人ボイスのパンチホッパーとかあの人らしくて好感しかなかったです。

他にも龍騎勢やカイザは元々のキャラクターとゲームの世界観がマッチしてて軽く感動しました。

『ストーリーのボリューム』
携帯ゲーム機ですし、各ステージなかなかしっかりしていることもあり、十分なボリュームだと思っていますが、主人公をわざわざ2人に分ける意味はあまりなかったかなぁ~って気はします。
まあ、分岐で仲間に出来るライダー変わる場面もわりとあるので、主人公2人制だと作業感は薄まりますけどね!
もしかしたら製作陣の気遣いなのかな?

『グラフィックと音楽』
実写感とCG感のバランスがわりと好みでした。あと色合い。やっぱ早瀬さんのデザイン好きだなぁ~
世代なので。

クライマックス演出でそれぞれのライダーの主題歌BGM流れるのは神演出ですよね!
キバのBGMが挿入歌というかエンディングなのも熱い。
声は瀬戸くんじゃないのに瀬戸くんを感じるからキバへの愛も感じました!
キバットタツロットは本物(杉田智和さんと石田彰さん)なのに声が瀬戸くんじゃない違和感を見事にカバーしています。


・キャラクター面について
『個性』
前述した通り、愛を感じるほどの再現性の高さなので各ライダー+αに個性があり、声が違ったとしても各ご家庭で親子でも楽しめる仮面ライダーのゲームとしての創意工夫を感じました。

『スポットライト』
一応ラグナロクモードで全ライダーにスポットライト当たりますが、主役2人(3人)に比べたら差は大きいです。

でも、蟹さんことシザースは原作さながらの扱いだったので、ファンサービスかもしれないと思いました。

何にせよ、数が多いこともあってなのか、活躍度合いの差はあります。
仕方ないですが。

『キャラ数』
クウガからオーズまでの主役、サブライダーに加えてリュウガ、ダークカブト、ネガ電王等のダークライダーもいるのは驚きました。
というか龍騎のライダー総出演なのはわりと熱かったですね、子供の頃見てたので!


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
やれることがめちゃくちゃ多い……という訳ではないですが、原作のある作品をモチーフとした格闘ゲーム且つ作品の垣根を越えたお祭り作品としては最高峰のクオリティだと感じました。
平成仮面ライダー全般が好きな人はテンション上がると思います。
が、本人しか認めないという意見の場合は向いてないです。

『満足感』
大満足の一言です。
これに尽きます。

『ゲームバランス』
誰とは言いませんが、「いや、技少ないな、原作でも確かに負け癖あるイメージだけど……」ってキャラクターもいるので、やや減点しましたが、基本的には各々の特性さえ理解していれば誰が強くて誰が弱いはあんまりないように感じました。
主人公ライダーに関してはですが。


最後に
贔屓目は入った評価です。
あと、大人の事情は考慮してグチグチ言わないことが前提のレビューです。

仮面ライダーのゲームは、初代、V3、クウガ、アギト、555、カブトと遊んだことがありましたが、クライマックスヒーローズは初プレイでした。

菅田将暉さんに対して瀬戸くんだったのは、俳優さんとしてどっちがどうこうではないです。
キバは思い入れが強くて好きな作品なので、そこを表す為の普段の呼び方をしたまでです。
菅田くんも普段は菅田くん呼びです。

話は逸れましたが、そのライダーが出れないよりは声変えて出してもらえたほうが嬉しい気がします。
一個人の意見ですが。


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・プレイ作品

ロード オブ アルカナ

・どんなゲーム?
この時期にやたら流行ったモンハン風ゲームの内の1つです。
スクエニ版モンハンと言っても過言ではないと思います。
説明としては、最大4人の仲間と共に魔物達に挑め!でした。
アルカナのムービー演出や迫力はさすがのスクエニクオリティです。

・総合得点 90点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 52点 A

システム面 15点 A

新しさ 5点
快適さ 5点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 13点 A

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 11点 B

個性 5点
スポットライト 3点
キャラ数 3点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 3点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
操作感が限りなくモンハンに近いことに目を瞑って考えれば、武器による攻撃、魔法、カードによる召喚獣のような全体攻撃など、スクエニらしさ溢れる演出やシステムが組み込まれているので高ポイントということで!

『快適さ』
ぶっちゃけ、モンハン操作に慣れていれば無難に遊べます。これは間違いなく。

『システムのおもしろさ』
魔物を倒すと自動的に入る経験値でプレイヤーはレベルが上がります。
そのほか、武器、魔法、カードそれぞれに熟練度が設定されていています。

また、武器はいくつかありますが、使わなければ取得アーツ(△ボタンで出せる技)が手に入らないので、自分に合った武器を早々に見つけるのがいいと思われます。

片手剣は火力では劣るものの、華麗な動きと盾で扱いやすい。
両手剣は火力は高いものの、動きが鈍い。
ほかにも、武器によっては盾が使えなかったり、魔法が使えなかったりします。

異なる特性の武器の中から自分に合った武器を見つけるところが第一歩だと思うんですけど、チュートリアルステージはプレイヤーが強く設定されているので、そこで試せるのはいいですよね、すばらです!

ゲームの流れとしては、ギルドに入り、クエストを受注し、魔物を倒し、素材を集めて装備を整えるアクションゲームです。
あえてもう一度言いますが、ゲーム性はモンハンに近いです。

戦闘はシンボルエンカウントバトル風なことや、エリアボスに辿り着く為には道中のガーディアン等の鍵を持つ魔物を倒す必要があることがモンハンとの違いです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
目的があって自ら志願し、過去と経験の全てを捨てて試練に挑み、神々の力を手に入れる。
強かった過去の自分をも越える力を手に入れることもまた試練。
試練に次ぐ試練……それがロードオブアルカナ

『ストーリーのボリューム』
感覚的なことになりますが、FFⅩ-Ⅱの召喚獣を集める感じに似てました。
大体あんな感じです。

『グラフィックと音楽』
グラフィックが綺麗でした。
ムービーのクオリティはさすがスクエニさんだなぁ~と。
今の技術と比べられたらさすがに困るけど。


・キャラクター面について
『個性』
最初に作るアバターの選べる組み合わせは少ないですし、武器も決して多いとは言えませんが、同じ武器でも戦い方に個性が出せるゲームだと思います。

『スポットライト』
あえて言おう、そういうゲームではない。

『キャラ数』
上に同じです。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
この手のタイプのゲーム全般に言えることですが、武器の作成や強化って楽しいし、熱中しちゃいますよね、クエストも評価がランクで付けられるので、やはりSランクを目指したくなります。
そういう魅力を秘めたゲームでした。
主人公ボイスを杉田さんに出来るのも大きかったかもです。

『満足感』
このタイプのゲームはほぼ好みなので文句はないですし、スクエニ感もあってテンション上がったし、大満足でした。

『ゲームバランス』
個人で楽しむ分には十分なんですけど、個性と引き換えにどの武器を使っても無難にそつなくこなせるというものではなかったと思います。

あと、序盤はいろいろ不便です。


最後に
10年以上前に体験版やって以来のプレイでした。
東京エンカウントとかでいじられてなかったっけ?違ったっけ?
なんかそんな記憶あるんよなぁ~


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