とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

ファンタシースターポータブル2

ファンタシースターポータブル2 (特典なし) - PSP

・プレイ作品

ファンタシースターポータブル2

・どんなゲーム?
同シリーズ・ユニバース イルミナスの野望から3年後、リゾート型コロニーが舞台。
キャッチコピーは『4人で進む、進化したRPG
様々な種族、武器を任意で選んで戦うゲームです。
分かりやすく言えば、RPG要素を強くしたモンハン(ファンタシースターシリーズのほうが先輩)です。

・前作をやっている必要があるか
前作、前前作のキャラクターがゲストとして出ては来ますが、基本的には独立したストーリーなのでやってなくても問題ないです。

・総合得点 93点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 55点 A

システム面 13点 A
新しさ 5点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 14点 A
ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 14点 A
個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A
やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
従来のファンタシースターユニバースのシステムにファンタシースターZEROで導入したシステムを一部MIXさせたものとなっています。

これまでMPの概念だったものが新たにPPとして生まれ変わり、特殊攻撃・緊急回避・ジャストガード時に消費する固有のステータス(スタミナゲームのようなもの)となりました。

また、同セーブデータの別キャラクターや、マルチプレイで登録した他プレイヤーのキャラクターをNPCとしてパーティーに参戦させることが出来るサポートキャラクターを採用。

また、打撃(近接)武器、射撃武器、法撃(魔法)武器、片手武器・トラップを得意とするそれぞれのタイプを選べるタイプカウンターが採用されたことで、より直感的な操作感としてはモンハンっぽくなりました。
差別化としてはやり込めば元々不得意な武器もマスターして使いこなせるところです。

『快適さ』
動作がやや重い時があります。処理落ちが命取りなのでそこはガチでマイナスポイント。
また、プレイヤーのレベルに合わせてストーリーの敵のレベルが上がるので、少し難易度高めかもしれません。

あと、祈願の運要素が強すぎる(笑)
寄付金で確率が左右するのは面白いけど、高額払う旨みと数こなして粘るのどっちがいいのか結局分からず終いでした。
個人的には川澄綾子さん演じる小夜ちゃんが可愛くて好きですし、どちらかと言えば失敗した時のセリフのほうが好みだったので、苦はなかったですが、祈願がストレスかどうかは人によると思います。
いちいちスタイルショップ行くのは面倒だとは思ったので、ショートカットは欲しかったですけど。

『システムのおもしろさ』
個人的には類似ゲームの中で最も好きなのがファンタシースターシリーズです。
使える武器の豊富さもあるんですけど、武器毎の特徴が面白くて好きです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
グラール太陽系に迫る危機に、歪み合っていた4つの種族は手を取り合い、その危機を脱した。
通称「SEED事変」から3年、資源枯渇が深刻化していたグラール太陽系では、大規模な外宇宙移民計画が進められていた。
そんな中、旧文明人の仕組んだ壮絶な罠によって現代人は知らず知らずの内に生命活動存続の危機に立たされつつあった……。

というのがメインストーリーです。
前段は過去作の話。中段以降が今作の話です。
選択肢の幅が思いの外少ない印象だったので、人によっては、前作(ポータブル)のマルチエンディングと比べたらやや物足りないかもです。

『ストーリーのボリューム』
そろそろ終わるかなー?クライマックスかなー?って思ってからが思いの外長い。
さすがファンタシースターですね!PSPの容量ですが、壮大でした。

『グラフィックと音楽』
音楽は素晴らしかったです!
グラフィックはCGになるとちょっとだけ粗さを感じました。


・キャラクター面について
『個性』
マルチプレイでやるなら特にですが、プレイヤーの特性がそのままキャラクターに反映されるので、各々の個性が出せる作品です。
服とか体型とかも自由に変えることが出来ます。
性別だけは変えられませんので、やり込む前提なら2つ作ってもいいかも?

『スポットライト』
基本的にヒロインのエミリアを中心に描いています。
ストーリーの合間にパーティーキャラクターやサブキャラクターの人柄を知れる声付きの会話は楽しめます。思いの外ありました。

『キャラ数』
基本的にはファンタシースターユニバースに出てくるキャラクター達が様々な形で出てくるので、この作品のオリジナルキャラクターという意味では少ないかもしれませんが、パーティーに加えられるメンバーにしても、ストーリーにチラッとでも関わるキャラクターの総人数は結構な数だと思いました。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
ファンタシースターシリーズは楽しい。処理落ちさえなければな!
同じステージでもランク(難易度)でいつまでも遊べますし、そもそもの挑戦権のレベルに達するのも大変なので、ずっと遊んでられるポテンシャルですよね、ストーリーもハードあって◎です。

『満足感』
学生時代に友人と遊んだ思い出のあるゲームでしたが、あの頃はランクAのステージもサクサク出来たのに今はBにも苦戦する始末……自らの老いと友人の有り難さを感じました。

が、1人で延々と遊びまくるのもこれはこれで楽しかったです!
小夜ちゃんもルミアもルウさんも可愛かったし!
個人的には大満足です🍴🈵😆

『ゲームバランス』
ストーリーに詰まってレベル上げても敵のレベルも上がってるというのはゲーマー的にはgood、ゆるゲーマー的にはbadなシステムだと思うので、ある意味モンハン等よりシビアです。

反対にタイプの得手不得手はやり込みでカバー出来る、最終的には性別限定以外の全武器の使用が可能になる等、腕に覚えがあるならガンガンサクサク進めます。
設定上は腕のいい傭兵なので、ほんとにそんな感じになります。

最後に
久しぶりにやったけど面白かったー!
僕のファンタシースターデビュー作でもあるので、思い出補正の可能性もありましたが、やはり、PSPのほうが操作感に馴染みがあって遊びやすかったです!あくまでも個人的に、ですが!


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