とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

仮面ライダー クライマックスヒーローズ オーズ

仮面ライダー クライマックスヒーローズ オーズ - PSP

・プレイ作品

仮面ライダー クライマックスヒーローズ オーズ

・どんなゲーム?
クウガからオーズまでの平成ライダーが集結した格闘ゲームです。
最強フォームやサブライダーも大集結!
オーズとWが主役ポジションということもあり、貴重なご本人ボイス。
電王の各フォームやキバット等の豪華声優陣も集結!

・前作をやっている必要があるか
クライマックスヒーローズはシリーズ化されてますが、繋がりは特にないのでやっておく必要はないです。

・総合得点 93点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 55点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 13点 A

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 14点 A

個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
一部ライダーは声も含めて本物なんですけど、ほとんどの過去ライダーは声優さんを起用したものとなっています。
中には、今では超人気声優となった島崎信長さんもいます。

また、オーズ・Wがそれぞれ主人公を務めるラグナロクモードは各ライダーの特徴を活かした設定になっていて、上手く落とし込んでいるなぁ~と感じました。

スーツアクターもクレジット表記的には永徳さん達を起用しているっぽいので、それぞれのライダーの動きにも違和感なく感じます。

フォームチェンジのスムーズさや工夫も感じられたので、お見事でした。

『快適さ』
ラグナロクモードをこなさなければライダーの開放と最強フォームの解放がされないので、場合によってはそこが億劫かもしれません。
ラグナロクモード内でも影響しますが、ムービー演出が入るほうの必殺技の有無は意外と大きい気がしました。

『システムのおもしろさ』
平成仮面ライダーファンとしてはテンション上がる内容でしたし、操作感も悪くはなかったので個人的には特に文句はないです。

PSPがまだ動くご家庭で菅田将暉さんのファンのお母様やお姉様は試しに遊ぶ価値はあると思います。
フィリップ主体のファングジョーカーが懐かしすぎて泣けます。

龍騎シリーズのカードデッキ、電王のフォームチェンジ、オーズのメダルコンボの再現性は正直テンション上がりました。
Wもフォーム多くて優遇されてますよね!さすが本物!心なしか気合いの入り方が違う気がします。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
訳の分からないまま謎の世界に呼ばれ、最強のライダーを決める為に他のライダーを倒せと頭に響く声、主人公チーム(オーズorW)は自分たちを呼び寄せた張本人であるラグナロクを倒す為に仲間と共に進む……というのが主なストーリー内容です。

すごろくのようなMAPを1マスずつ進み、道中で無条件だったり倒した後でライダーを仲間にする仕組みは珍しくはありませんが、操られていたり、自分の意思だったり、加入理由だったり、拒む理由だったり、抜ける理由だったりが「なるほど、君らしいな」の一言に尽きるぐらい各々のライダーの再現性が高いです。

ご本人ボイスのパンチホッパーとかあの人らしくて好感しかなかったです。

他にも龍騎勢やカイザは元々のキャラクターとゲームの世界観がマッチしてて軽く感動しました。

『ストーリーのボリューム』
携帯ゲーム機ですし、各ステージなかなかしっかりしていることもあり、十分なボリュームだと思っていますが、主人公をわざわざ2人に分ける意味はあまりなかったかなぁ~って気はします。
まあ、分岐で仲間に出来るライダー変わる場面もわりとあるので、主人公2人制だと作業感は薄まりますけどね!
もしかしたら製作陣の気遣いなのかな?

『グラフィックと音楽』
実写感とCG感のバランスがわりと好みでした。あと色合い。やっぱ早瀬さんのデザイン好きだなぁ~
世代なので。

クライマックス演出でそれぞれのライダーの主題歌BGM流れるのは神演出ですよね!
キバのBGMが挿入歌というかエンディングなのも熱い。
声は瀬戸くんじゃないのに瀬戸くんを感じるからキバへの愛も感じました!
キバットタツロットは本物(杉田智和さんと石田彰さん)なのに声が瀬戸くんじゃない違和感を見事にカバーしています。


・キャラクター面について
『個性』
前述した通り、愛を感じるほどの再現性の高さなので各ライダー+αに個性があり、声が違ったとしても各ご家庭で親子でも楽しめる仮面ライダーのゲームとしての創意工夫を感じました。

『スポットライト』
一応ラグナロクモードで全ライダーにスポットライト当たりますが、主役2人(3人)に比べたら差は大きいです。

でも、蟹さんことシザースは原作さながらの扱いだったので、ファンサービスかもしれないと思いました。

何にせよ、数が多いこともあってなのか、活躍度合いの差はあります。
仕方ないですが。

『キャラ数』
クウガからオーズまでの主役、サブライダーに加えてリュウガ、ダークカブト、ネガ電王等のダークライダーもいるのは驚きました。
というか龍騎のライダー総出演なのはわりと熱かったですね、子供の頃見てたので!


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
やれることがめちゃくちゃ多い……という訳ではないですが、原作のある作品をモチーフとした格闘ゲーム且つ作品の垣根を越えたお祭り作品としては最高峰のクオリティだと感じました。
平成仮面ライダー全般が好きな人はテンション上がると思います。
が、本人しか認めないという意見の場合は向いてないです。

『満足感』
大満足の一言です。
これに尽きます。

『ゲームバランス』
誰とは言いませんが、「いや、技少ないな、原作でも確かに負け癖あるイメージだけど……」ってキャラクターもいるので、やや減点しましたが、基本的には各々の特性さえ理解していれば誰が強くて誰が弱いはあんまりないように感じました。
主人公ライダーに関してはですが。


最後に
贔屓目は入った評価です。
あと、大人の事情は考慮してグチグチ言わないことが前提のレビューです。

仮面ライダーのゲームは、初代、V3、クウガ、アギト、555、カブトと遊んだことがありましたが、クライマックスヒーローズは初プレイでした。

菅田将暉さんに対して瀬戸くんだったのは、俳優さんとしてどっちがどうこうではないです。
キバは思い入れが強くて好きな作品なので、そこを表す為の普段の呼び方をしたまでです。
菅田くんも普段は菅田くん呼びです。

話は逸れましたが、そのライダーが出れないよりは声変えて出してもらえたほうが嬉しい気がします。
一個人の意見ですが。


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ロード オブ アルカナ

ロード オブ アルカナ - PSP

・プレイ作品

ロード オブ アルカナ

・どんなゲーム?
この時期にやたら流行ったモンハン風ゲームの内の1つです。
スクエニ版モンハンと言っても過言ではないと思います。
説明としては、最大4人の仲間と共に魔物達に挑め!でした。
アルカナのムービー演出や迫力はさすがのスクエニクオリティです。

・総合得点 90点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 52点 A

システム面 15点 A

新しさ 5点
快適さ 5点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 13点 A

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 11点 B

個性 5点
スポットライト 3点
キャラ数 3点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 3点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
操作感が限りなくモンハンに近いことに目を瞑って考えれば、武器による攻撃、魔法、カードによる召喚獣のような全体攻撃など、スクエニらしさ溢れる演出やシステムが組み込まれているので高ポイントということで!

『快適さ』
ぶっちゃけ、モンハン操作に慣れていれば無難に遊べます。これは間違いなく。

『システムのおもしろさ』
魔物を倒すと自動的に入る経験値でプレイヤーはレベルが上がります。
そのほか、武器、魔法、カードそれぞれに熟練度が設定されていています。

また、武器はいくつかありますが、使わなければ取得アーツ(△ボタンで出せる技)が手に入らないので、自分に合った武器を早々に見つけるのがいいと思われます。

片手剣は火力では劣るものの、華麗な動きと盾で扱いやすい。
両手剣は火力は高いものの、動きが鈍い。
ほかにも、武器によっては盾が使えなかったり、魔法が使えなかったりします。

異なる特性の武器の中から自分に合った武器を見つけるところが第一歩だと思うんですけど、チュートリアルステージはプレイヤーが強く設定されているので、そこで試せるのはいいですよね、すばらです!

ゲームの流れとしては、ギルドに入り、クエストを受注し、魔物を倒し、素材を集めて装備を整えるアクションゲームです。
あえてもう一度言いますが、ゲーム性はモンハンに近いです。

戦闘はシンボルエンカウントバトル風なことや、エリアボスに辿り着く為には道中のガーディアン等の鍵を持つ魔物を倒す必要があることがモンハンとの違いです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
目的があって自ら志願し、過去と経験の全てを捨てて試練に挑み、神々の力を手に入れる。
強かった過去の自分をも越える力を手に入れることもまた試練。
試練に次ぐ試練……それがロードオブアルカナ

『ストーリーのボリューム』
感覚的なことになりますが、FFⅩ-Ⅱの召喚獣を集める感じに似てました。
大体あんな感じです。

『グラフィックと音楽』
グラフィックが綺麗でした。
ムービーのクオリティはさすがスクエニさんだなぁ~と。
今の技術と比べられたらさすがに困るけど。


・キャラクター面について
『個性』
最初に作るアバターの選べる組み合わせは少ないですし、武器も決して多いとは言えませんが、同じ武器でも戦い方に個性が出せるゲームだと思います。

『スポットライト』
あえて言おう、そういうゲームではない。

『キャラ数』
上に同じです。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
この手のタイプのゲーム全般に言えることですが、武器の作成や強化って楽しいし、熱中しちゃいますよね、クエストも評価がランクで付けられるので、やはりSランクを目指したくなります。
そういう魅力を秘めたゲームでした。
主人公ボイスを杉田さんに出来るのも大きかったかもです。

『満足感』
このタイプのゲームはほぼ好みなので文句はないですし、スクエニ感もあってテンション上がったし、大満足でした。

『ゲームバランス』
個人で楽しむ分には十分なんですけど、個性と引き換えにどの武器を使っても無難にそつなくこなせるというものではなかったと思います。

あと、序盤はいろいろ不便です。


最後に
10年以上前に体験版やって以来のプレイでした。
東京エンカウントとかでいじられてなかったっけ?違ったっけ?
なんかそんな記憶あるんよなぁ~


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スーパーロボットL

スーパーロボット大戦L

・プレイ作品

スーパーロボット大戦L

・どんなゲーム?
DSのスパロボです。
という事でボイス機能はありません。

主な参戦作品はマクロスF鉄のラインバレルガンダムSEED DESTINY、新劇場版エヴァンゲリオンコンバトラーVマジンカイザー等。


スパロボを知らない人向けに簡単に説明すると、作品の垣根を越えて様々なロボット作品が豪華競演するシミュレーションゲームです。


・前作をやっている必要があるか
世界観は同じくDSで発売されたスパロボWと同じみたいですが、ストーリー的な繋がりはないので、やってなくても特に問題ないです。

・総合得点 89点 ランクA+

・個人的評価 36点 A

・個別評価 53点 A

システム面 12点 B

新しさ 5点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 4点

ストーリー面 15点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 14点 A

個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 12点 B

やりこみ 4点
ゲームバランス 4点
満足感 4点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
2機で1組のチーム制のスパロボでした。
チーム制自体は初めて遊んだスパロボがZだったので、違和感なく楽しめました。


スパロボLで初めて体験したシステムは、パイロットではなく、機体のほうに専用能力があり、エース機体とサポート機体と住み分け出来てていいシステムだと感じました。
逆に言えば、今作では改造値ボーナスを自在に付けられません。


資金力+10%はALL5段階強化で20%、MAX強化で30%なんですけど、そもそも機体強化に膨大に資金を使うので、どっちが効率いいのか分からなくなる心理的罠があったりなかったり。


『快適さ』
基本的なゲームシステムは従来のスパロボとほぼほぼ同じなので、遊びにくさはないんですけど、せっかく編成で組んだチームも、ストーリー上の強制出撃のユニット(機体)は、次の話でも編成から外れたままになるので、いちいち組み直すのが面倒だったり、時間かけて組んでも分岐ルートになったりすると二度手間どころか場合によっては時間の無駄になるので、そこは嫌でした。


あとは、周回プレイ時に機体の改造度が引き継がれてなかったので、周回するのダルいなぁ~って思いました。


僕のプレイスタイルが、エース機もしくは幸運持ち×資金30%+の組み合わせだったが故の不満なので、普通にエース機×エース機の組み合わせで編成してる分には比較的スムーズに遊べるとは思います。


これはスパロボWもそうでしたが、パイロット側の強化がPPではなく、有限のパーツを使っての強化になるので、そこは不便と言えば不便と言えるかもしれません。


『システムのおもしろさ』
スパロボとしての面白さは保証します。
スーパーロボット勢の合体や合体攻撃の豊富さが醍醐味ですかね!


横並びにするほか、同じチームに編成しても合体攻撃が使えるのは英断だと思ってます。


リアルロボットではマクロスFの合体攻撃が熱いです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
ラインバレル、マクロスFが序盤から終盤にかけてストーリーの主軸になっています。
序盤から中盤にかけてはエヴァも結構入ってます。


同じくストーリーの軸の1つになっているガンダムSEED DESTINYなんですが、大幅改変されています。


ステラは死なず、ハイネも最後までパイロットとして在籍し続け、エンディングでシンとハイネの会話があったり、キラとシンの和解が早く、アスランは裏切らずにFAITHとして堂々とアークエンジェルと行動をするという綺麗なガンダムSEED DESTINYが描かれした。


デュランダルを含めた何人かの政治家のボス級は、ただの倒すべき敵というよりは、戦争を終わらせたい気持ちは同じ、人類の理想の進化の形の1つである、努力と功績は認める。としつつも、最終的に強行するやり方は間違ってる。
という衝突は意義がある戦いだと思いましたし、スパロボLのストーリーは全体的に考えさせられる部分も多くありました。


『ストーリーのボリューム』
3、4回ぐらい分岐がありつつの全41話なので、携帯ゲーム機としては圧巻のボリュームだと思います。
スパロボシリーズ全体としては平均よりやや少ない話数ではありますが、十分なボリュームでした。


『グラフィックと音楽』
スパロボシリーズの醍醐味でもあるサントラ風の原作の主題歌BGM、戦闘時のカットインアニメーションの格好良さは健在です。
ロードにカクつくこともなく滑らかな動きで格好良く動くので、せっかくプレイするなら一度は見ることをオススメします。


ストーリー上の演出で強制カットインされる戦闘ムービーはオフボイスながらもストーリーに合わせたセリフになっているので飛ばさないほうがいいと思ってます。


・キャラクター面について
『個性』
ユニット毎に移動力や攻撃範囲、武器の数が異なり、パイロット毎に精神コマンドが異なるので、それを個性として評価しました。


ストーリー的に見ても、一口にロボット作品と言っても、それぞれに特性があるので、同じ主人公でもそれぞれの個性が爆発してる印象はあります。


原作改変効果で個性が消失したシンはドンマイとしか言えませんが、これはこれで原作では見られない姿なので、いいんじゃないかな!


ちなみにですが、ダンクーガマクロスFのアイドル、歌姫が活躍するストーリーならではのミーアの立ち位置等がわりと好きです。
原作のミーアのエピソード悲しいからミーアが報われてよかったです!


あと、マクロスFの設定を飛び越えてバジュラの気持ちを唯一理解出来るイクサー3が個人的にわりとお気に入りでした。
優しくて純粋で明るいという絵に描いたような子供さに娘的な可愛さを感じたのが所以ですね。


『スポットライト』
ストーリー面のみで言うと、ガンダムW勢とマジンカイザー勢はおまけ程度なのかなぁ~って印象です。


『キャラ数』
2機1組にしてちょうどいいぐらい豊富でしたね!
プレイヤーがどんなプレイスタイルを選んでも対応出来そうなラインナップって感じでした。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
スパロボは分岐ルートもあるし、周回前提で1周目から遊ぶタイプなので、初見プレイ時は意気込みもやる気も熱中度も高く、資金集めから機体改造、パイロット強化に気合いを入れるんですけど、周回時の恩恵が思いの外少なくて一気に気持ちが冷めた感じがあるので、1周目は楽しかったなぁ~って感じの作品でした。


『満足感』
上に同じなんですが、周回時の引き継ぎ特典がちょっと不満。
あとは上記に書いた編成の不便さですね、それ以外は概ね満足です。


『ゲームバランス』
終盤はエンドレスに敵が出続けるステージも増えたり、雑にプレイしてたら難易度は高くなるかもしれません。
ステージの仕様としても機体改造度が引き継がれてるなら2周目が楽しいスパロボだったんだけどなぁ~
そこが惜しい気がしました。


最後に
参戦作品と登場キャラクター的に、ボイス有りなら桑島さんが大変そうだなぁ~って思いつつ、保志さんのファンとしてはフルボイスで遊びたい気持ちがあります。
だってブレラめっちゃ格好いいんですもん!


声有りでリメイクされないかなぁ~
ストーリーもよかったし、DSの内容なら何とかフルボイス化出来ないですかね?
まあ、しないのは分かってるんですけど。



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(本来はノヴァ)


おまけ


おまけ2

BLEACH ヒート・ザ・ソウル 7

BLEACH ~ヒート・ザ・ソウル7~ - PSP

・プレイ作品

BLEACH ヒート・ザ・ソウル 7

・どんなゲーム?
人気漫画『BLEACH』を題材とした対戦格闘ゲーム「ヒート・ザ・ソウル」シリーズの第7弾。
仮面の軍勢、十刃がついに全員集結!
迫力のバトルアクションと4人対戦が熱い!!

・前作をやっている必要があるか
目的によります。
この作品のストーリーはウルキオラとの最終決戦から始まるので、BLEACHのストーリーを把握している人もしくはシリーズを順に追った人向けではあります。

純粋にBLEACHが元々好きでやるのであれば、過去作をやっている必要はありません。
が、過去作のセーブデータがあると起動して読み込むだけで、前作で出てきた歴代劇場版キャラクター達を最初から使うことが出来ます。

・総合得点 89点 ランクA+

・個人的評価 39点 A

・個別評価 50点 A

システム面 13点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 4点

ストーリー面 10点 B

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 2点

キャラクター面 14点 A

個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 3点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
ヒート・ザ・ソウルとしては正当進化してると思いました。

過去作で言うところのシームレス卍解の代わりに全キャラ共通でパワーアップが使えたり、2vs2のタッグバトルに加えて、ストーリー限定ではありますが、巨大な敵を相手にCPUと協力して迎え撃つ擬似的なマルチプレイ等、BLEACHの世界観を見事に落とし込んだ格闘ゲームだと感じました。

『快適さ』
操作感も抜群に向上しているように感じましたし、ストーリーモードの難易度がかんたんでもAランクが取れるようになっているので、遊びやすさは向上しています。

キャラクターの多さ≒キャラを開放する億劫さでもある法則からやや減点してますが、些細な問題です。

『システムのおもしろさ』
ストーリー、アーケードや練習、ギャラリーは置いといて、藍染が用意した十刃を倒すモードというのがあるんですけど、別にエスパーダ縛りじゃなく、死神も出てくるの面白い(笑)
二つ名付いてるのがBLEACHに合ってていいですよね。
やることは制限を課された状態で目の前の敵を倒すだけなので、基本的にはどれも似てると言えば似てます。

タイムアタック要素があるので好きな人はハマるかも?


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
お馴染みのオサレ感が面白いんですけど、ストーリーメインのゲームではないので、大幅カットなのが惜しいですよね、シークレットステージも専用セリフ入れてよかったと思うけど。

ヤミーの巨大化と番号の辻褄合わせはお見事の一言です。

『ストーリーのボリューム』
サクサクのテンポ感なのでガッツリカットですよ!(笑)
でも、ナレーションベース合わせて普通に内容は分かるので、容量のわりに頑張ったと思います。

『グラフィックと音楽』
直近でやっている乙女ゲーム達が高グラフィックだっただけに少し肩透かし感はありました。
別部分に大きくリソース割いてるので仕方ないですけどね!
別に大きく崩れてた訳ではないので点数の印象ほどの問題はないです。

音楽は暗い曲が多いのか、全く印象に残ってないです。
逆に言えば悪い印象もないです。

お互いが上手くカバーし合えてないという判断で、厳しめに減点でした。


・キャラクター面について
『個性』
BLEACHは個性の塊ですからね!
操作するの楽しい格ゲーとしてはもしかしたら上位に来るかもですよ?
操作感が…ではなく、各キャラクターを動かしてみて楽しいという意味ですね!

『スポットライト』
ストーリーモード内のシークレットステージで意外なキャラクターも操作できるの面白かったです。

『キャラ数』
ドラゴンボール並みに細かいのが特徴です。
卍解、仮面の解放、刀剣解放etc.の他にも使えると思ってなかったキャラクターも含めて圧巻の数のBLEACHキャラがプレイアブルキャラクターとして登場します。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
タイムアタック・ランキングがある以上、燃える人は燃えますよね。
プレイキャラクターの開放だけでも結構なやり込みになるかもしれません(笑)

『満足感』
いちBLEACHファンとしては製作陣の方々に感謝を伝えたいぐらいBLEACHのゲームしてました。
独特なセンスを形にしてくれてありがとうございました!

『ゲームバランス』
それぞれのキャラクターの癖が強いのでゲームバランスがいいとは言い難いです。
再現性の高さとキャラクターの多さ故の犠牲ですね……とはいえ、悪くもないです。
絶妙な調整もお見事。


最後に
これをベースにグラフィックUPして最初からストーリーを入れて、歴代主題歌をBGMにした完全版のヒート・ザ・ソウル 7出ないかなぁ~
続きのストーリーはDLCとかでもいいですよ!

タイトルは変えなくていいので!
7が好きなんっすよ←

冗談混じりの願望は置いといて、過去最高にお気に入りのヒート・ザ・ソウルです!


おまけ

Starry☆Sky in Summer portable

Starry☆sky ~in Summer~ ポータブル (通常版) - PSP

・プレイ作品

Starry☆Sky in Summer portable

・どんなゲーム?
12星座をピックアップしたStarry☆Skyシリーズの第2作。
今作の舞台は弓道部。
攻略キャラクターも先輩(保志総一朗さん)、後輩(福山潤さん)、同級生(神谷浩史さん)とそれぞれいます。
他のゲームではメインの攻略キャラを務める人気声優陣による愉快なサブキャラクターにも注目!!

・前作をやっている必要があるか
同じ学園、同一人物の主人公ではあるのですが、in Springとは繋がらないパラレルワールドだと思うので、特にやる必要はないと思います。
個人的にはオススメですけどね、in Spring。

・総合得点 98点 ランクS

・個人的評価 40点 A

・個別評価 58点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 14点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 15点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 5点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
他の季節の攻略キャラクターが完全なるモブとして友情出演?してるの面白かったです。
ファンサービスだと思っているので高評価です。

前作では幼馴染みに重きが置かれていて、他の追随を許さない警戒態勢でしたが、今作は部活ということもあり、攻略外のサブキャラクターも結構出番があります。
そこら辺の差別化もよかったです。

『快適さ』
基本システムは前作と同じです。
移動場所や科目選択を誤ると、結果的にBAD ENDになるので、こまめなセーブはしたほうがいいです。
と言いたいところですが、選択肢前にオートセーブしてくれるので、ロードすれば余裕です。

ただ、1周目はまんべんなくイベント見てそれぞれの特性を知るってことであえてBADルートでもいいかもしれません。
そこはお好みで。

『システムのおもしろさ』
僕の知る限りでは最も遊びやすくて全キャラクターのルートが見たくなるのが『Starry☆Sky』シリーズです。
それぐらい恋愛シミュレーションゲームとしては好きなゲームシステムです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
最高って言うと安っぽく聞こえるだろうから言い方は変えます。
すごく好きな青春ストーリーです。
星を学ぶ学校で課題の量もえげつない。
そういう事情もあり、部活は盛んではない。
そんな中、「インターハイ優勝」を目標に掲げる唯一の部活が弓道部。

夏を割り当てられているので体育祭や夏祭り、花火に合宿と青春を謳歌してる感じがしました。
星のうんちく有りの七夕イベントもよかったです。

優しく見守ってくれる保護者のような存在、怖いと誤解されがちだけど誰よりも仲間想い、生意気で物怖じせず甘酸っぱい言葉も含めて言いたいことは言う天才……特徴的には前作と似通った部分もあったりして、若干の懐かしさは感じました。

『ストーリーのボリューム』
僕は概ね満足なのですが、強いて言うなら共通イベントが多いというシリーズの特徴がどう転ぶかって感じですね。

『グラフィックと音楽』
アニメチックな絵柄のPSPのゲームとしてはかなり綺麗なのではなかろうかと思います。
立ち絵が美しい作品でした。

音楽はシチュエーションに合っててポップだったり、緊迫感だったりがよかったです。
あとは声優さんのお芝居最高でした。


・キャラクター面について
『個性』
あえてサブキャラクターの話をします。
この作品にはストーリー上では結構出てくる弓道部の3バカというサブキャラクターがいます。

1人目は同級生で、3バカの中では落ち着いているものの、すぐに談笑するし、面白がって煽るところのある残念な(比較的)イケメンメガネ男子(吉野裕行さん)、

2人目は同級生で、主人公への恋心も含めて考えてることが口に出る為、駄々漏れであり、部内一のお調子者の(比較的)イケメンのフェロモンちょい有り男子(近藤隆さん)、

3人目は後輩で、上記2人に常に弄られ、やたら泣き言の多いゆるふわショタ(代永翼さん)、

この3人のキャラクターが面白可笑しく盛り上げる弓道部が好きなんですけど、一部半ばコイツらのせいで最悪な空気になる場面もあるので、いろんな意味で欠かせない存在です。

ちなみに担当声優のお三方は、途中で出てくる完全モブの声も担当してるので面白いですよ!

『スポットライト』
狙い撃てれば結構ディープな部分に踏み込めるのがStarry☆Skyです。

『キャラ数』
ゲームシステム的にもストーリー的にも全員攻略したくなるゲーム性なので、3人というのがすごくちょうどいい。
そして心地いい満足感が得られるのでした。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
コンプリートがさほど難しくないので、完全コンプリートを目指したくなる作品でした。

『満足感』
ここまで言ってて満足感なかったら驚きますよね?(笑)
もちろん、満足感しかないです!

『ゲームバランス』
究極に遊びやすい恋愛シミュレーションゲームだと勝手に思ってます!


最後に
余談なのかは分からないんですが、自分の星座の当番回でした。
自分が10代の時の性格を少し思い出しました(笑)
星座別の性格診断とかわりと当たってたからなぁ~
これ、あんまり男性の方やらないと思うんですけど、他の方がどうなのか少し気になりますね!

全キャラに良さがあり、甲乙付けがたいことと、全声優さん(保志さんは全声優の中でトップクラスに)好きなことを前提として、あえて言うんですけど、神谷さんの低音域好きすぎて宮地くん推しです。
いや、ほんとに甲乙付けがたいので僅差なんですけど、あの声色であの性格はズルい。
 

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薄桜鬼 随想録 ポータブル(通常版) - PSP

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薄桜鬼 随想録

・どんなゲーム?
薄桜鬼ポータブルのファンディスクにあたります。
本編(薄桜鬼ポータブル)では攻略出来ない近藤、山南、永倉、山崎などをメインとしたイベントが収録されているのも1つの特徴。

・前作をやっている必要があるか
セーブデータ的には必要ないですが、ファンディスクなのでやっておいたほうが楽しめるのは間違いないです。
とはいえ、最低限の物語はナレーションベースで教えて貰えるので、無理に本編をプレイする必要もないです。

・総合得点 96点 ランクS

・個人的評価 39点 A

・個別評価 57点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 15点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 4点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
恋愛シミュレーションゲームのファンディスクをプレイしたのが初めてなので、基準が分からないのですが、本編での出来事が時系列で並べられ、振り返りつつ、挟み込まれた栞のように新たなストーリーを見るシステムは斬新でした。

合間の物語がわりと好きなので、それだけでテンションは上がりました。

『快適さ』
最初のゲームのやり方の説明を万が一理解出来ないと、何が何やら?のゲームになってしまうので、そこは要注意かもしれません。
よく見聞きすれば難しいシステムではないので、大事なのは「注意」です。

『システムのおもしろさ』
過去と未来を繋ぎ合わせる後付け作品なのを逆に利用したシステムなのが個人的に高評価です。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
申し分なく面白いのですが、本編プレイ時にこちらが心を開いてるタイミングで向こうはまだ心を閉ざしてたというか警戒されていたので、そこは微妙に切なかったです。
そういう温度差を感じる以外はほんとに文句がないです。

『ストーリーのボリューム』
ファンディスクなので。というのが前提ですが、十分なボリュームかと思われます。

『グラフィックと音楽』
安定の美しさと品質でした。
さのさん(遊佐さん)や一くん(鳥海さん)は色気と引き換えというか、囁き系な部分もあるので、場合によっては各々で要調整かもしれません。


・キャラクター面について
『個性』
ファンディスクなので改めて言うまでもなくなので割愛します。
1つだけ言うなら、薄桜鬼の山崎さんは格好いいです。

『スポットライト』
後々攻略キャラクターへと昇格する人気サブキャラクターとのイベントがあることが高評価の理由です。

『キャラ数』
ゲームの仕様上、自由自在に選べる訳ではないですが、キャラクターの数自体は十分なレベルだと思っています。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
開放されている新規エピソードを選んで穴を埋めていくイメージです。
ゲームっぽくてわりと楽しい。いや、ゲームなんですけどね。

『満足感』
推しキャラというか推し声優さんがいるので、満足しないわけがなかったです。

『ゲームバランス』
基本的には選んで読むだけなので遊びやすいです。


最後に
本編とは違う意味でドキッとさせられるファンディスクって感じでした。


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デジモンストーリー ロストエボリューション

デジモンストーリー ロストエボリューション(特典なし)

・プレイ作品

デジモンストーリー ロストエボリューション


・どんなゲーム?

DSで発売された、デジモンストーリーの3作目(2は2verあるので、通作だと4作目)。
タイトルから察せられる通り、デジモンにとって生命線である進化を奪われた状態から進化ツリーを復活させてデジモンの進化を取り戻すという醍醐味の制限という思いきった挑戦をした作品。


進化ツリーの復活は、DS下画面を使って、バグプレートを治すこと(リペアリンク)で完了します。


進化ツリーのシステムとしては、理論上は全てのデジモンに進化出来ます。時間と労力はある程度必要になります。


デジファームやクエストは健在なので、シリーズ経験者はすんなり楽しめると思います。


・前作をやっている必要があるか
直接的な繋がりはないのでやっておく必要は特にないです。
強いて言うなら、お好みで。
過去2作のレビューもしているので、参考にして頂ければ幸いです。

・総合得点 84点 ランクA+

・個人的評価 38点 A

・個別評価 46点 B

システム面 11点 B

新しさ 5点
快適さ 2点
システムのおもしろさ 4点

ストーリー面 10点 B

ストーリーのおもしろさ 2点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 4点

キャラクター面 12点 B

個性 5点
スポットライト 2点
キャラ数 5点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 4点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
このゲームの最大の特徴のリペアリンクの前に、デジモンの醍醐味の進化を封印された状態からスタートするの斬新ですよね、当時は衝撃でした。


リペアリンクは邪魔なクリスタルを砕き、傷を塗って塞ぎ、塞いだ部分を丁寧に削り、汚れを落として初めてそのデジモンの復活となります。


復活させたデジモンのプレートを進化ツリーにはめ込むことで、進化・退化が可能になります。


バグプレートは敵デジモンが確率で落とします。
そのデジモン自体のバグプレートもしくは進化ツリーの前後のデジモンのバグプレートを落とします。


また、究極体やジョグレス進化等のデジモンや、大きなデジモンはバグプレートがaとbに分かれているのが基本です。


『快適さ』
リペアリンクとデジプレートの説明聞いて「めんどくさい」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ぶっちゃけ面倒です。
イムリミット制限とか毎回入る点数評価の演出の微妙な長さとか判定のシビアさがわりとダルい。タッチペン操作は苦手だと何度言えば……←個人的問題の可能性大


そんなリペアリンクですが、ストーリーを進めると、格段に楽になる専用アイテムを購入出来るようになります。
高額なんですけどね……でもまあ、その価値はあります。


というか、進化ツリーの後半はフルアップデート必須になってくるので、武器や防具や回復アイテムは宝箱やドロップに任せたり、不要なら積極的に売る等、金策しておくと後々楽です。


全部揃ったら一部のワケわからん配置のバグプレート以外は楽にリペアリンク出来ます。
演出スキップ出来ないのが煩わしいですが。
一度リペアリンクしたらCPUに任せられるオートリペアリンクは何気に便利なんですけど、演出スキップ出来ないのが残念ですよね。


ちなみにですが、リペアリンク成績に応じて技も解放される仕組みなので、100点にならないと全部の技覚えられないので、そこら辺もシビアだと感じました。


前作にあたる2にあった誰得なシステム、種族EXPは廃止でした。
これは英断。


『システムのおもしろさ』
快適さにおいては正直あれなんですけど、デジファームに6体ずつデジモンを入れておいて友情が100%になったらデジロード。の繰り返しで、時間を無駄にせずにデジモンの強化が出来たり、進化ツリーの仕組みを利用して様々な技を覚えさせることが可能なので、パーティーバランスを整えやすくてよかったです。


リペアリンクも含めて基本的にわりと楽しいシステムでした。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
ストーリーは序盤からわりとイライラでした。
無駄に出番の多い主人公の友達が嫌いなので。
自分のことを棚に挙げるアスカとか特に。
人の話聞かない奴多過ぎなんですよね、そこがほんとに嫌でした。


敵側は好きだったんですけどね。
敵=悪という単純な話ではないので、言い分は聞こうぜ?って大人は思っちゃうんですけど、アスカ達は子供なので仕方ない部分もあるとは思いますが。


デジタルワールドにデジモンとテイマーが蔓延ることはリソース的にサーバー負荷が大きいからむしろ悪?
この着想は戦争やむ無しでどちらが正義とかではなかった「テイルズオブファンタジア」や「テイルズオブシンフォニア」だったり、増えすぎた人類は駆逐されるべきというテーマ性でもあった「グレンラガン」を連想させる部分もありました。


アスカがでしゃばって来なければわりと好きなストーリーだったかもしれないです。


『ストーリーのボリューム』
DS基準での判断ですが、遊びやすさとボリュームのちょうどいいラインのストーリーボリュームだった気がします。


『グラフィックと音楽』
あんまり印象に残らなかったのは何故だろう?
前作までと大きな違いを感じられなかったからかな?
初代からクオリティが高かったので仕方ないかもしれません。


・キャラクター面について
『個性』
デジモンが最後に覚える技が代名詞的印象があります。
初代デジモンファンに分かりやすくガイアフォースとか∞キャノンとかそういうのですね、それを見るだけでも楽しかったりします。
あとは属性技だったり、攻撃範囲等もそれぞれなので、ゲーム的に面白い個性を放ちます。


『スポットライト』
今回はストーリー上でピックアップされるデジモンは少ないので、デジモンのゲームとしては少し残念かも?
後は最終的に敵側の想いや経緯は描かれるんですけど、主人公サイドのそういうエピソードが少なかったかもしれません。
うざいの多いけど、フォローするイベントはあってもよかったのでは?とは少し思いました。レビュー書きながら思いました。


『キャラ数』
進化ツリーに登場するデジモンの数は豊富なので、ここは文句無し。
ストーリーに出てくるキャラクターもちょうどよかったです。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
プレイ時間100時間越えのポテンシャルを秘めている作品ですね、普通に半日ぐらいぶっ通しで遊べます。(僕の場合)
進化ツリーのシステムは楽しいので、技を覚えさせるついでに図鑑というか、手に入れたデジモンの%を上げるの楽しかったです。


デジモンから受けるクエストも地味に楽しかったです。


『満足感』
総体的な満足感は高かったです。


『ゲームバランス』
デジモンの能力は引き継げるので、時間をかければ好きなデジモンを好きなようにカスタマイズ出来るので、そういう面ではゲームバランスはいいと思います。


減点は幾つか存在する嫌がらせのようなバグプレートです。
まあ、そこを難しくするのは別にいいんですけど、そうするならバグプレートの取得率を上げてほしいとは思います。


最後に
バグプレートがなかなかドロップしなくてイライラしたり、マップがなくて迷子になりがちだったりで困難もありましたが、ゲーム全体としての評価としては面白かったですし、好きです。


もう少し遊びやすくしてリメイクしてほしいなぁ~



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