・プレイ作品
デュエル・マスターズ2 インビシブル・アドバンス
・どんなゲーム?
漫画『デュエル・マスターズ』の初期キャラとひたすらデュエル出来るシミュレーション型TCG。
何百種類というカードの中から、クリーチャーと呼ばれるモンスターやさまざまな効果を導き出す呪文のカード40枚で「デッキ」という組み合わせを構成し、1対1で対戦を行う人気トレーディングカードゲーム「デュエル・マスターズ」を完全再現したのが本作。
プレイヤーは原作の主人公、伍大翔となって目の前に立ちはだかるライバルたちの強力なデッキを打ち破っていかなければならない。
自分の手持ちのカードで構成したオリジナルデッキに加え、デッキ調整のお手本となる「デッキレシピ」を100種類収録。
調整を繰り返して最強のデッキを目指そう。
トレーディングカードゲーム本来のトレード(交換)の楽しみも味わえる。
通信ケーブルさえ用意すれば友達とのカード交換や対戦も可能だ。
もちろん、カードは本物と同じ効果を持ち、リアルなグラフィックで再現されている。
つまり、コレクションの楽しみも味わえるというわけだ。
・前作をやっている必要があるか
ないです。特にストーリーもないので。
・総合得点 80点 ランクA+
・個人的評価 36点 A
・個別評価 45点 B
システム面 10点 B
新しさ 3点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 4点
ストーリー面 11点 B
ストーリーのおもしろさ 3点
ストーリーのボリューム 4点
グラフィックと音楽 4点
キャラクター面 14点 A
個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 4点
ゲーマー面 10点 B
やりこみ 4点
ゲームバランス 2点
満足感 4点
個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
デュエマとしての独自性を除くと、このゲームならではの独自性は特になかったです。
『快適さ』
GBAとしては悪くないレスポンスと思います。
ただし、時々理不尽に思う引きの時があったり、負けるまで永遠に手札に戻され、じわじわ削られるのを待つか降参するかの選択の時とかは「何だかなぁ~」って感じなのでまあ、こんなもんです。
『システムのおもしろさ』
デュエマって面白い!!って素直に思えるぐらい面白かったです。
このゲームとしての面白さというよりは、デュエマというカードゲームのクオリティの高さの評価ですが。
・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
ストーリーはないので、シンプルにこのゲームの目的についての評価です。
目的はトーナメント(勝ち抜き)形式でひたすらデュエルすることであり、シンプルイズザベストとまでは言わないにしても、最低限の値段の価値はある。と評価しました。
『ストーリーのボリューム』
5戦勝ち抜くと次のパックが解放されて新たなライバル登場+それに合わせたデッキに変化して次のトーナメントで戦うことになります。
目的としてはそれを5度繰り返して第6弾を解放することです。
つまり、5連勝が5回必要になるので、思ったよりしっかりしています。
『グラフィックと音楽』
めちゃくちゃいい!って程ではないんですけど、個人的には好きなラインでした。
美麗過ぎたら目が疲れちゃうし、音楽が派手だと集中力が欠如しちゃうタイプなのでちょうどよかったです。
強いて言うなら、一部カードの見分けがパッと見じゃしづらいかも?ですが、慣れたり覚えたら問題ないので誤差の範囲です。多分。
BGMの数については少ないかもしれませんが、そこがメインではないので問題ないと思っています。
そこにリソース割いて肝心のカードの種類が少なくなるほうが問題だと思うので、そこら辺はわりと英断かなと思ってます。
・キャラクター面について
『個性』
それぞれの文明が持つ特徴は言わずもがな、個々のカードが持つ特徴は個性豊かで面白いです。
そんなカード達を特徴に合わせて6パックに分けてるところが分かりやすくて更によかったです。
『スポットライト』
前述の異なる特徴のパックから、解放された最新のものに合わせて各キャラクターのデッキが自動調整されるので、使用感や調整は比較的しやすいです。
『キャラ数』
原作漫画もしくはアニメのガチめなファンからしたら多少物足りないかもしれませんが、個人的には懐かしのキャラ満載で満足でした。
カード数も気軽に遊ぶにはちょうどいいラインでした。
・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
普通にプレイすれば飽きない限りはコスパ以上に楽しめるTCGの良さは健在。
お手軽に好きなキャラとフリーデュエル出来ることも◎
一方で、ひたすら似たようなことの繰り返しになるので、デュエルorデュエマが好きなことが前提条件となります。
『満足感』
個人的にはかなり高いのですが、他項目で好きなポイントは散々書いてるので割愛します。
『ゲームバランス』
全体的に見ると、CPUが使うカードがちょっと水文明に寄りすぎかな?とは思いますが、それだけぶつかる回数も多いので、強さと便利さに対して傾向と対策が練れたり、自分が使う時の参考になったり、恩恵もそれなりにあります。
また、水中心でも他の文明との組み合わせ方は思ったより豊富なので、TCGにありがちな流行りの環境で同じデッキとしか当たらないってほど作業ゲーにはならないです。
パックを買うのに必要なポイントがやや貯まり辛い難点はありますが、実はパスワードで全開放出来ちゃう恐ろしい救済措置があります。
これ、楽にはなりそうだけど、それやっちゃったら一気に難度下がるし、楽しみも削がれるし、使う使わないは個人の判断と責任で決めるしかないです。
最後に
やることは単純なのに戦略性がある。
それがデュエル・マスターズ。
時間を忘れてプレイして、寝不足になったのは秘密です(笑)
関連商品
おまけ[asin:B083ZD2SNK:detail]
[asin:B09C83YRL7:detail][asin:B0BVL4JVML:detail]