友情の電撃バトル：金色のガッシュ・ベルのゲームレビュー - とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

・プレイ作品

・どんなゲーム？
アニメ版の『金色のガッシュ・ベル』

を題材にした対戦ゲーム。

新しさ 4点
快適さ 2点
システムのおもしろさ 3点

ストーリーのおもしろさ 2点
ストーリーのボリューム 2点
グラフィックと音楽 4点

個性 2点
スポットライト 2点
キャラ数 3点

やりこみ 2点
ゲームバランス 2点
満足感 1点

個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
よくあるマンガ・アニメをモチーフとしたキャラゲー型の簡単操作の対戦アクション型格闘ゲームなんですけど、原作の特徴を再現し、魔物の子供とパートナー(本の使い手)の2on2バトルシステムが採用されています。

しかし、ゲームの仕様上(勝利条件が相手パートナーの体力を0にすることであるため)、魔物への攻撃が事実上意味のない行為という斬新なシステムでした。

有無を言わさず相手のパートナーを狙うってあんまり好きじゃないのでそこは少し嫌いでした。

原作・アニメだと「心の力」は術を使うために使いますが、今作ではそれに加えて魔物がパートナーから分離して自動で相手を攻撃する無敵の時間制限付きの強力な攻撃方法があり、どちらを使うかの選択が出来るのは◎でした。

『快適さ』
非常に申し訳ないのですが、操作感はあんまり良くない印象です。

『システムのおもしろさ』
上述の通りです。

・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
格ゲースタイル(アーケードモード)みたいなスタイルな上に都合上、特殊台詞も用意出来ないぐらいのタイミングでのゲーム化っぽいのでストーリーの印象は薄いです。

『ストーリーのボリューム』
薄いです。

『グラフィックと音楽』
絵は動きによっては微妙に崩れてるような気がしなくもないけど、BGMがよかったです。
タイトル画面やモード選択画面でアレンジ版のカサブタが流れる演出はニクいですね！いい意味で！褒め言葉のほうの意味で！

グラフィック面も随所に原作のシーンを彷彿とさせる表情や動きがプログラミングされています(主にフォルゴレ)。
そういう細かなファンサービスは素晴らしいですね✨

・キャラクター面について
『個性』
コンパチが多いのは課題点を越えて問題点です。
キャラゲーにしても、GBAクオリティにしてもやりすぎ。ちょっと酷いので容赦なく減点対象。

『スポットライト』
仮にオンライン対戦があったとしても、同じキャラが多様されそうなので厳しめに評価しました。
あと、本来は個性になるべきそれぞれの術も調整のミスなのか何なのか、死に呪文が多かったのも×

『キャラ数』
パートナーを含めれば総勢26名いるのは頑張ったかもしれません。
強いて言うならバルトロも使いたかったけど、あれはどうあがいても敵専用っぽい作り方なので致し方ない。

・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
ガッシュ愛が高ければ乗り越えられる気もしますが、魅力としては薄っぺらいゲームだったので、時間を忘れて熱中するとかは一切ないかなぁ～っていう印象です。

一応コレクションモードはあります。
集めやすくてお手軽な感じの。

『満足感』
皆無って訳じゃないけど、一通り遊んだらもう起動しないような気がするゲームです。

『ゲームバランス』
これに関しても申し訳ないですが、悪いと言わざるを得ないです。
子供向けゲームに立ち塞がる壁かもしれませんが、パッケージの二人が壊れ性能なので……。
一応格ゲーなので、そのゲームバランス定義から評価するとそうなります、ごめんなさい。

最後に
個別レビューでD判定付けたの初めてかも？
少なくとも珍しいとは思ってます。

総合得点も半分を切ってしまいましたが、ギリギリC+判定なので、人によっては一考の余地アリの範囲って評価です。
不満点はちらほらあるけど、つまらんクソゲーとまでは思ってないぐらいの格ゲーでした。

辛辣になりきれずに謝罪多めでしたが、ご容赦下さいませm(__)m