とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

デュエル・マスターズ: トーナメント形式のバトルが楽しめるゲーム

 

デュエル・マスターズ

 


・プレイ作品
* デュエル・マスターズ

 

・どんなゲーム?

コロコロコミックで連載された『デュエル・マスターズ』の世界観を再現したゲーム。

ただし、クリーチャーの世界云々はないので、原作初期のキャラクター達とトーナメント形式のバトル(デュエル)が楽しめる作品です。

 

・総合得点 64点 ランクB+
・個人的評価 26点 B
・個別評価 38点 B

システム面 9点 C

新しさ 3点
快適さ 2点
システムのおもしろさ 4点

ストーリー面 11点 B

グラフィックと音楽 11点

※ストーリーがないので、変則採点スタイルです。

キャラクター面 10点 B

個性 4点
スポットライト 2点
キャラ数 4点

ゲーマー面 8点 C

やりこみ 4点
ゲームバランス 1点
満足感 3点

 

個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』

本来のデュエマはクリーチャーの世界観もバッチリですが、今作(というよりGBAシリーズ)ではそういうものはありません。

現代、令和になって改めて遊ぶと、シャドバに近い感覚で遊べるので、TCGの始祖的な系譜なことをすごく感じました。逆にね!馴染みやすいとでもいいましょうか。

『快適さ』

CPUの思考時間がやや億劫なのは仕様として受け入れますが、敵側の引きはほぼ固定なの?って思えるほどに壁にぶつかったらなかなか越えられないところがネックです。

後は、トーナメントに優勝して新パックを開放してデッキ強化→トーナメントの繰り返しなのに新パックの価格がぼったくりなのはあんまり良くないと思います。

『システムのおもしろさ』

ひたすらデュエルするだけなので、ゲーム性としてめちゃくちゃ面白いというわけではないですが、純粋にカードゲームとしてのシステムは面白いです。

・ストーリー面について

『グラフィックと音楽』

GBAの容量なのでちょっと潰れてる感はありますが、及第点でしょう。

・キャラクター面について
『個性』

5文明それぞれに特性があります。

簡単に言えば火・自然は攻め、水・闇は妨害、光は守りを得意とする文明です。

ここら辺がデュエマのセールスポイントとも言えますね!

『スポットライト』

文明毎の特性・個性の違いの住み分けが素晴らしい。

それに反して、この時点では文明の強さに偏りがあります。

そういう意味では脚光を浴びるのはとある1つの文明と言わざるを得ません。一強なので。

『キャラ数』

出てくるキャラクターとしては、以降のシリーズでは出てこない原作初期の激レアキャラがいたりするので、そこは1つの評価ポイントとも言えますし、キャラに困ってのかとも思う複雑ポイント(笑)

カードとしては第1弾~第4弾までの300枚を完全網羅。

・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』

ひたすらデュエル→デッキ強化→デュエルの繰り返しなので、やることは至ってシンプルなのですが、それ故に面白いと思えて、気付けば熱中しがちなポテンシャルを秘めてます。

『満足感』

ちょっとどころかかなり惜しい。

ゲーム性が未完成のまま発売してしまった長く遊べる体験版みたいなクオリティです。

これはこれでアリっちゃアリなんですけどね笑

『ゲームバランス』

ぶっちゃけ言おう、水単色一強です。

ただし、破壊や除去を得意とする闇とは異なるコントロール系のデッキをお互いが使うと、最強vs最強ながらも1回のデュエルが長引くのでそこが非常に惜しい。

これはゲーム側の責任ではなく、当時の環境を完全再現した結果です。デュエマ初期の頃の大きな穴と言えるかもしれません。

最後に

難易度激難のデュエマを体感したければ是非!

とても子供向きとは思えない鬼畜仕様のゲームシステムを構築したのは何故なんだ(笑)

重ねて言いますが、つまらなくはないです。

 

 

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