とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

CLANNAD

CLANNAD(クラナド) - PSP

・プレイ作品

CLANNAD

・どんなゲーム?
最高級の泣きゲーと評される作品群の1つ。
幾度となく移植され、恋愛シミュレーションゲームの名作としてだけではなく、泣けるストーリー、音楽等も「神」と評される不朽の名作です。

恋愛シミュレーションゲームによくあるステータスや場所移動の概念はなく、ルートも含めて全てがプレイヤーの選択肢で決まる典型的なノベルゲームです。

PSP版ではUMD2枚組になる等、圧倒的ボリュームを誇ります。

・総合得点 95点 ランクS

・個人的評価 40点 A

・個別評価 55点 A

システム面 11点 B

新しさ 5点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 3点

ストーリー面 15点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
日付や曜日の概念はありますが、基本的には自動で進むので、プレイヤーにはあまり関係ないです。

選択肢でルートが自動的に定まっていきますが、初プレイ時からほぼ全てのキャラクターのルートを選ぶことが出来ます。
ただし、選択肢で進むので、行ってない場所で出会うキャラクターと親密になるイベントは発生しないので、自動で進んでしまう分、他の恋愛シミュレーションゲームよりも選択肢の重要性が増しています。

タイトル画面から見たことのあるイベントや音楽が観賞可能です。
が、それとは別に気に入った場面をキャプチャーしてメモリーカードに保存することが出来ます。

これは、システムとストーリーの間の話になりますが、ゲームを始めてすぐに、以後も一定間隔で「登場人物不明の謎の幻想世界」の一幕が入ります。
これは特殊な作りですが、意味を知った時はやはり泣けます。

『快適さ』
基本的に読んで選ぶだけなので特筆することはないです。
強いて言うならば、完全初見だと多少の勘が必要かもしれません。

PSPの場合、事前にBGMをインストールしておけば、かなり快適に進めることが出来ます。
インストールはタイトル画面から行えます。

『システムのおもしろさ』
王道の恋愛シミュレーションゲームやシステムに凝った恋愛シミュレーションゲームと比べると、システム面ではさすがに劣ります。
シンプル イズ ザ ベストなゲームなので。
そもそもストーリー重視なので。

・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
各ヒロインとの出会い頭のイベントで興味を引く何かを持っている場合が多いです。
親密になっていき、相手を知れば知るほど泣かされる…という作りになっています。

BAD END(友情ルート)すらも美しく感じるほど作り込まれたキャラクターと世界観+ヒロインとのやりとりの一挙手一投足が泣けてくるストーリーに脱帽の一言です。

好きとかではなく、美しいと思える作品に巡り合えたことを幸せに思います。

裏テーマとして、家族の絆ありますよね、この作品。

『ストーリーのボリューム』
システム面をシンプルにしただけのことはあり、重厚で濃厚なストーリーを各キャラクターに用意されてあります。
唯一の男友達、悪友の春原にも。

『グラフィックと音楽』
選んだハードによって差はありますが、それぞれのハード機の性能に合わせた超美麗グラフィックと高音質で心に響くメロディ、超豪華声優陣によるフルボイスで贈られるストーリーはやって損はなし!って断言出来るほどに神レベルでした。


・キャラクター面について
『個性』
とにかく凝っている。という印象があります。
完全初見の場合は取っ掛かりが、何れかのハードでプレイ済みもしくはアニメ履修済みの場合は思い入れもしくは推しへの引き込みの強さが凄まじい作品だと感じました。

あえて言うと、一風変わった子も多いです。
きちんと理由があるので、本当はこんなこと言いたくないけど……。

『スポットライト』
名前のあるキャラクターに関しては無駄がないぐらい徹底的にストーリーも設定も作り込まれているので、ここは文句無しで太鼓判を押せます。

『キャラ数』
ストーリーが濃すぎて正直お腹いっぱい…って方も出そうなので、妥当か少し多いぐらいなのかな?
そのわりにはアフター出てるキャラ少ないのは解せないけど(笑)


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
仮に全ルートやるなら普通に時間は要します。
その価値はありますが。
この作品の中から推しが見付かった場合は、思い入れが強くなりすぎて大変ですよ?
っていう嬉しい?贅沢な悩みがもれなく付いてくるかもしれません。

『満足感』
BADな選択肢を選んだ時の反応も良かったなぁ~
なんて、少し性格の悪い楽しみ方もしてしまうほどキャラクターへの思い入れは強くなった作品でした。
そこまで楽しめるのは豪華声優陣というのもあるのでしょうが。

ちなみにMy FAVORITEキャラクターは春原です。
春原の為にこのゲーム買ったと言っても過言ではない←

阪口さんのノリツッコミも最高でしたし、そういう面でも楽しませて頂き、大満足です!

『ゲームバランス』
選択肢に移動が関わってる時は春原関連のフリがあろうが、基本的には何れかの女の子とのイベントへの分岐点に等しいので、そこを間違うと一本道化しやすいのかなー?という印象はあります。

そういう意味ではやや難しいのかも?


最後に
17、8の時にアニメのAFTER STORYを見て、春原兄妹にハマってからいつかはやろうと思ってましたが、干支1周程してから待望のプレイでした←寝かせすぎやろ(゜゜;)\(--;)


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