とある雑食型ゲーマーのゲーム日記

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逆転裁判シリーズの基本ルールとシステムについて

  • はじめに

このゲームは、移動と会話を繰り返して、次の裁判で勝つための情報や証拠品を集める「探偵パート」と、そこで得た証拠を武器に依頼人である被告人の弁護を行う「法廷パート」に分かれています。
法廷パートでは、自分の手元にある入手した情報や証拠品、または検察側から提出された証拠品とつきあわせつつ、証人達の証言を聞き、「尋問」で証言内容と事実と食い違う部分、「ムジュン(矛盾)」を探して追及するのが逆転裁判シリーズの原則となっています。
また、多くのムジュン点を暴いていくことで事件の「真相」を徐々に明らかにしていき、依頼人の無罪を立証するのが最大の目的です。
※ゲーム内の裁判制度は現実の日本のものとは大きく異なります。


ゲームシステム
逆転裁判シリーズは、複数の独立したエピソードによって構成されています。
各エピソードは主に「探偵パート」と「法廷パート」の2種類の章で構成されていて、プレイヤーは両方のパートを交互に進行させ、事件の真相を明らかにしていきます。
1つのエピソードをクリアすることで次のエピソードをプレイできるようになります。

探偵パート
様々な人物から情報を手に入れたり、事件現場を調査して証拠品を集めるなどの行動を繰り返すことで、次の裁判に必要な手がかりを集めることが目的のパートです。
必要となる全ての証拠品及び情報を得ると次の法廷パートへ進むように作られているので、探偵パートで調べ忘れをした為に法廷パートのクリアが不可能になるという手詰まりの状態は発生しないようになっています。

調べる
カーソルを動かし、選択したものを調べるコマンドです。
事件に関係ないものでも調べることができ、調べたものに応じてその場にいる人物の会話を聞けることがあります。
調べて証拠品を法廷記録にファイルした場所を再び調べると、キャラクターの会話が変化することがあります。
カーソルはGBA版では手の形で、調べられるものを示すと人差し指が動き、DS版では十字と四角の形で、調べられるものを示すと画面の右下斜めに「調べる」パネルが表示されます。
場所によっては画面が分割されている場合もあり、その場合は視点を動かすことで調べる範囲が広がります。
『5』以降は視点移動が立体的に行えるようになりましたが、『5』では現場の一部の場所だけ「調べる」が可能で、『5』以降は一度調べた場所は「話す」同様、赤いチェックマークが付くようになっています。
大逆転裁判』では留置署だけ「調べる」が不可能です。

移動する
別の場所に移動するコマンドです。
移動できる範囲はストーリーの進行に応じて増えていきますが、ある場所に一度移動(経由)しないと目的地にたどり着けない場合も多いです。
エピソードごとに移動できる場所は決まっていて、1つのエピソードの間で行ける範囲は限られています。

話す
目の前の人物と会話して事件の情報を集められるコマンドです。
一度話した話には赤いチェックマークが付きます。
証拠品を「つきつける」ことで新しい話題が追加される場合があります。
事務所などで、助手(『3』における真宵と春美、『4』におけるみぬき、『5』における操作していないプレイヤーキャラクターなど)との会話で選べる話題は「相談する」、「気づいたこと」の2項目の場合が多いです。

つきつける
持っている証拠品を近く(目の前)にいる人物につきつけるコマンドです。
つきつけることで新たな情報を得られたり、会話できる話題が増えることがありますが、中には事件と全く関係ない掛け合いが発生する場合もあります。
全ての証拠品に個別の会話があるわけではなく、つきつける人物にもよりますが、多くの証拠品は「特に話せることがない」という内容の汎用会話が用意されています。
『2』、『3』のみ「人物ファイル」をつきつけることが可能で、つきつけた人物についての話を聞けます。

カガク操作
『蘇る(1のリメイク版)』、『4』、
『5』、『6』、『検事2』に登場します。
DS、3DSのタッチスクリーンを利用したシステムで、主に探偵パートで行いますが、法廷パートで発生する場合もあります。

3D証拠品
証拠品が3Dで表示され、X軸回し、Y軸回し、拡大縮小の操作で、色々な角度から証拠品を調べることができます。

ルミノール試薬
血痕に反応する薬品を証拠品ファイルで「ふきつける」を選ぶことによって使用できます。 DS、3DSの下画面にタッチをして、血痕がある場所に薬品を吹きつけると、その場所が青白く光ります。

指紋検出
タッチペンの操作で、指紋が残っていそうな所に採取粉を置き、マイクに息を吹きかけて「吹き飛ばす」ことによって指紋を検出し、その指紋と一致する人物を調べる捜査です。

足跡検出
『4』にて登場します。
足跡にタッチペンで石膏をまんべんなく流し込み、ドライヤーで乾かした後にインクを付けて足跡を取り、その後、指紋と同様に足跡が一致する人物を調べます。

毒物検出
『4』にて登場します。
上記の「ルミノール試薬」と同じ操作で、毒物が残っている場所がないか調査します。

X線解析装置
『4』にて登場します。
X線を使って物体を透過して調べます。
断面を見ながら反応するポイントを探し、反応した場所をタッチペンでこすって固定した後、調べたい部分を再び探します。
これを繰り返すことで、封筒の中身や絵の下絵を調べることができます。

サイコ・ロック(心理錠)
『2』から登場します。
霊力のこもった「勾玉」を相手につきつけると、その人が隠している「秘密にしておきたいこと」が「サイコ・ロック」と呼ばれる赤い錠と鎖という形で、目に見えるシステムです。
サイコ・ロックは基本的に、その時「勾玉」を持っている人間にしか見えません。
「赤い錠の数」が隠しておきたい気持ちの強さを意味していて、錠の数が多いほどその秘密を聞き出すのは困難となります。
「勾玉」をつきつけると(『4』以降は「話す」コマンドの画面に「勾玉」アイコンが表示され、それにタッチすると)尋問が開始され、相手との尋問中に正しい証拠品または人物データを提示していきます。
正解だと錠が壊せますが、不正解だとペナルティを受けてゲージが減ります。
ただし、解除中にゲージが全てなくなるとほんのわずかに回復する為、ゲームオーバーにはならず、事実上何度でも挑戦可能になっています。
また、『5』以降は失敗してもゲージは減らなくなりました。
全ての錠を破壊すると晴れて「解除成功」となり、ゲージが最大の半分回復し、相手が隠していた情報を聞けるようになります。
錠の色は基本的に赤色ですが、『4』、『5』では黒いサイコ・ロックが登場します。
『5』の春美の解説によると、自らの意志で心を閉ざす場合は、錠は赤色になり、心の深い部分と密接に繋がって無意識に出されるものは黒くなるらしく、無理に解除しようとすると心を破壊してしまう可能性があるそうです。
この為、黒いサイコ・ロックは『4』、『5』共に通常の方法で解除することはできません。

電波・金属探知
『2』、『3』で登場します。
『1』にも金属探知機は登場しますが、所持した状態で特定の場所へ行くと、イベントが発生するというだけのもので、後述するような操作は行いません。
「電波」もしくは「金属」の反応がある場所にカーソルを重ねると、「ピー」という音がなり、カーソルが赤色に変化(DS版では「CHECK」の文字が点灯)し、その場所やものを調べることができます。
「電波探知器」や「金属探知機」は電波発生源や金属のある場所には全て反応しますが、目的外の場所やものを調べてもペナルティは発生しません。
『検事2』では糸鋸の七つ道具の1つとして「金属探知機」が登場し、金属探知機を持った糸鋸を操作します。
画面左上にあるメーターが激しく揺れる場所に移動して上記と同じように調べ、目的の証拠品を発見すると調査成功となります。

みぬく
『5』、『6』に登場します。
内容は『4』とほぼ同様で、どちらの作品も主に探偵パートで使用します。
詳細は法廷パートの解説を参照してください。

探偵メモ
『5』、『6』の探偵パートで登場します。
探偵パート中の「法廷記録」内に表示され、事件の概要や現在までにとった行動、次の目標などを確認できます。

法廷パート
「探偵パート」で得た証拠品や情報をもとに証人の証言の「ウソ」や「ムジュン」を「尋問」で暴き、被告人を弁護するパートです。
「尋問」では、証言を十字ボタンの左右で切り替え、主に「ゆさぶる」、「つきつける」の2つのコマンドを使って証人を追い詰め、事件の真相を暴いていきます。
証人の「証言」にはウソやカン違いが含まれていることがあり、プレイヤーは「尋問」で証言のムジュンや真実を暴いていくことが、基本の流れとなります。
審理が翌日に延びた場合は次の「探偵パート」が始まり、被告人の無罪判決を勝ち取った場合はそのエピソードのクリアとなります。
なお、尋問中のBGMは、作品ごとに2種類(「尋問〜モデラート」・「尋問〜アレグロ」)用意されています。

ゆさぶる
選択している「証言」に突っ込みを入れ、より詳しく情報を聞き出すコマンドです。
基本的には無制限で使用することができ、ゆさぶることで新たな証言が引き出せたり、証言の内容が変化することがあります。
なお、一部作品では、無駄な「ゆさぶる」を行うとペナルティを受ける尋問もありますが、その場合は尋問の事前に裁判長から警告をされます。

つきつける
選択している証言と、法廷記録内の証拠品のデータにムジュンがある場合、そのムジュンの根拠となる証拠品をつきつけられるコマンドです。
『2』、『3』では証拠品の他に「人物データ」もつきつけることができます。
ムジュンを正しく指摘できると審理が進行しますが、指摘する証言や提示すべき証拠品を間違えた場合はペナルティを受け、尋問に戻ります。

みぬく
『4』から登場します。
「腕輪」アイコンが反応している「尋問」中に使用でき、「腕輪」アイコンを選ぶと証人の「しぐさ」を探す画面に切り替わります。
この画面では証人の喋るスピードが通常より遅くなり、証人がウソや隠し事をしている証言を話す時に、証人の体のどこかに「しぐさ」が現れることがあります。
「しぐさ」を指摘すると、証言の弱点をついて、より強くゆさぶりをかけることが可能です。
「しぐさ」は見逃しても何度でも探すことができ、成功すると証人から新たな証言を引き出すことができます。
なお、「しぐさ」の指摘については間違えてもペナルティは発生しませんが、「しぐさ」をみぬいた直後に証拠品をつきつける場面になった場合は、つきつける証拠品を間違えるとペナルティを受けます。

ココロスコープ
『5』から登場します。
画面に表示される証言と、四隅に配置された
「喜」、「怒」、「哀」、「楽」の感情の反応を示すアイコンを見比べ、証言の内容にムジュンした反応をしている「感情」を指摘して新たな情報を引き出していきます。
また、証人の感情が「暴走」する場合もあり、その場合は「暴走の原因」となるものを指摘し、証人の混乱を解く必要があります。
いずれの場合も、成功すると証人から新たな証言を聞き出せるようになります。

カンガエルート
『5』から登場します。
法廷パートの終盤で発生し、画面に表示される選択肢の中から正しいものを選んでいき、事件の真相を導き出します。
失敗してもペナルティは発生しません。

相談する
『5』から登場します。
1つの尋問で「つきつける」を続けて数回以上失敗すると利用できるようになり、パートナーから怪しい証言についてのヒントを教えてもらうことができます。

心証ゲージ
法廷パートで「つきつける」を失敗したり、選択肢を選び間違えた場合は裁判長からペナルティを受け、画面右上に表示されているアイコンまたはゲージが減っていきます。
これが全てなくなると被告人は有罪判決を受け、ゲームオーバーとなります。
『1』、『蘇る』、『6』、『大逆転裁判』では画面の右上に青色の「!」アイコンが5つ表示され、ペナルティを受けると通常は1つずつアイコンが減少します。
『2~5』では緑色のゲージが表示され、ペナルティを受けるとゲージが減少します。
アイコンやゲージの減少量は場面によって異なる場合があり、選択を誤るとアイコンやゲージが全てなくなって即有罪判決を受ける場合もあります。
なお選択を間違えるとペナルティが発生する場面では事前に画面の右上に予告が表示されます(予告が表示されない場面では、選択を間違えてもペナルティは発生しまへん)。
『1』、『蘇る』では話中の特定の区切り(パート)を通過する際にアイコンが全回復するのに対し、『2』以降は1日の法廷パートを全てクリアしない限りゲージは回復しません。
『2』、『3』、『4』ではサイコ・ロックの解除に成功すると、ゲージの最大値の半分だけ回復します。
なお、上記の「ゆさぶる」、「つきつける」などを行うと、弁護人の考え、方針を問われる設問が発生する場合もあります。
設問の形式は様々で、選択肢の中から正しいものを選ぶ形式、証拠品、人物提示、資料図示、動画図示などがあります。

といつめる
大逆転裁判』、『レイトン教授VS逆転裁判』に登場します。
証人が複数いる「群衆尋問」の際、他の証人が証言している内容について意見を聞くことができます。
意見がある場合はアイコンが表示され、何かを考え込むような反応をしますが、反応がなくても「といつめる」こと自体は可能です。

陪審バトル
大逆転裁判』で登場します。
弁護士の龍ノ介が陪審員6人と対決するシステムです。
陪審員が被告人を有罪とした「主張」を発言し、それに対し龍ノ介がその「主張」を検討します。
つまり、「主張」同士のムジュンを見つけ出し、評決の再検討をさせることが目的となります。
4人以上の評決を無罪に変えることができると審理が再開します。

御魂の託宣(みたまのたくせん)
『6』で登場します。
クライン王国の法廷パートで発生します。
姫巫女のレイファが事件の被害者の御魂に呼びかけ、被害者が「死ぬ直前の記憶」を法廷の水鏡(みずかがみ)に映像として映し出すシステムです。
その映像をもとに、被害者が死に至るまでの様子をレイファが代弁します。
これを「託宣(たくせん)」といいます。
クライン王国の法廷では、この儀式で得られる情報が有力なものとして扱われます。
プレイヤーは「死者の記憶」とレイファの「託宣」との間にムジュンが生じていないかを検証して、死者の記憶に映る「視覚」、「聴覚」、「嗅覚」、「触覚」、「痛覚」の5つの感覚から、託宣とムジュンした感覚を指摘しなければなりません。
ムジュンの指摘に成功すると「託宣」の内容が正しいものに更新されていきますが、正しくない指摘をするとペナルティを受けます。