とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル(スクフェス)

・プレイ作品

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル

・どんなゲーム?
μ's、Aqoursの曲が遊べるリズムゲームです。
母校である音ノ木坂学院を盛り上げるスクールアイドルのμ's(ミューズ)と、浦の星女学院を盛り上げるスクールアイドルのAqours(アクア)を手助けするという立ち位置でプレイヤー自らがラブライブの世界の一員(学院の生徒)としてゲームは進行します。

・総合得点91点 ランクS

・個人的評価 38点 A

・個別評価 53点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 10点 B

ストーリーのおもしろさ 3点
ストーリーのボリューム 2点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感(難易度) 5点


ここからは個別レビューです。

・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
この点数にした理由は、μ'sとAqoursの双方を腐らせずに両立させ、尚且つ新プロジェクトであるスクフェス発のスクールアイドルユニットの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会に対する評価です!

『快適さ』
チュートリアルはμ's、Aqoursの好きなほうの2年生トリオから受けられます。(最初に選んだ中心メンバーのいるほうです。)
序章として、後からもう片方のチュートリアルも見られますので、両方好きな方もご安心下さい!
ロードはあまり長くなく(通信環境にもよると思いますが)、比較的にスムーズに遊べました。
ストーリーにしてもガチャにしても楽曲にしてみワンタッチでμ'sとAqoursを切り替えられたのは地味に便利でした!

『システムのおもしろさ』
ゲームの内容は、大きく分けて、ライブ・ストーリー・部員・練習・勧誘の5つのモードに分けられます。
リズムアクションとなるライブパートをクリアすることでストーリーパートで読めるシナリオが開放されていったり、ストーリーを進めることでライブで遊べる曲が追加されていったりと、2つのモードは密接にリンクしています。

Rank
プレイヤーのランク。所謂プレイヤーレベルというやつです。
EXPをためることで上昇し、ランクが上がる度にLPが全回復します。
ランクが一定に達するとLPの最大値や友達の人数の上限が増えたり、μ'sのメインストーリーの新章が解禁されます。

EXP
分かりやすく言うと経験値です。
ライブを行うことで加算されていきます。
曲の難度が高いほど多くの経験値が得られます。
チュートリアルで言われた通り、習うより慣れろです!

LP
所謂スタミナ(体力)です。
ライブを行うときに消費するポイントとなります。
曲の難度が高いほど、LPの消費が多くなります。
LPは時間の経過と共に回復します。
ラブカストーンを1個使う、ランクを上げる、LP回復アイテムを使用して回復するという方法もあります。

G
所謂ゲーム内通貨です。
部員の練習や特別練習、メドレーフェスティバルのアレンジを行うときに消費するポイントです。
ライブやストーリーで入手できます。

ラブカストーン
この作品における課金アイテムです。
イベントの報酬などでも入手できます。
LPの全回復、失敗したライブのコンティニュー、特待生の勧誘に使用できます。

友情pt
所謂フレンドガチャ枠に当たる、一般生勧誘を行うときに消費するポイントです。
ゲストを招いてライブを行うと5pt、その相手が友達だった場合は10pt入手できます。
1人のゲストで得られる友情ptは1日1回のみです。

友達
ゲーム上で協力関係にある他のプレイヤーのことで、登録した相手はライブのゲストに招きやすくなるほか、プレイ状況が報告されるようになります。
ゲーム内でプレイヤー同士がメールのやり取りを行う場合に、友達登録は必須ではないですが、友達は情報を閲覧することが容易なため、メールを送りやすく、メリットがあります。

ライブ
この作品のメインモードと言えるリズムゲームパートの説明をします。
まず、あらかじめに9人の部員でユニットを編成しておきます。
この際の制限は特になく、μ'sメンバー、Aqoursメンバー、転入生(一般生)の混成や、キャラクターの重複、μ'sメンバーのみのユニットでのAqours楽曲プレイなど、自由に編成が出来るようになってます。
オリジナリティーの項目で高評価をした1つの理由もここにあります!

楽曲が開始すると、リズムアイコンが流れだし、部員アイコンへと移動してきます。
2つのアイコンが重なった瞬間に画面をタッチすれば成功となり、タイミングの良さ(PERFECT、GREAT、GOOD、BAD、MISSの5段階が瞬時に判定されます。)に応じてスコアが加算されます。
BAD以下の場合は体力が減少し、体力が0になるとゲームオーバーになります。
スターアイコンの場合は、GOODでも体力が減少し、BAD以下の体力減少が倍となります。
PERFECTもしくはGREATの判定を連続で出し続ければコンボがカウントされ、最終的にGOOD以下の判定を一度も出さなければフルコンボとなります。
また、全てPERFECTを出せば、リザルト画面のうでまえチェックにて、
ALL PERFECTと表示されます。

各楽曲には『スマイル』『ピュア』『クール』の3属性があり、ユニットに参加している部員の属性と一致していればスコアが伸びやすいです。
プレイできる楽曲はいずれも『ラブライブ! 』の企画を通じて発表されてきたものです。

プレイ時には他プレイヤーを1人ゲストに招くことができ、ゲスト相手のユニットのセンタースキルを使用できます。

通常のライブのほかに、プレイヤー同士で獲得ポイント数や楽曲スコアを競い合うイベントが頻繁に開催されています。

イベント
ゲームでは通常のプレイとは別に毎月5日から15日まで(μ’s)と、20日から末日まで(Aqours)の期間、イベントが開催されています。
確認したイベントは以下の6通りです。

Aqoursが登場するイベント
おさんぽラリー
オリジナルストーリーが展開されます。
μ'sが登場するイベント
なかよしマッチ
4人で協力して楽曲ミッションを達成していくイベントです。
楽曲ミッションの達成度、貢献度に応じて獲得ポイントが変わります。
イベント期間中は日ごとに「今日の目標」が設定され、目標達成に応じて達成報酬が貰えます。

チャレンジフェスティバル
最大5曲まで連続してプレイできます。
1曲クリアごとに報酬が出ますが、失敗すると報酬が無駄になってしまうので、より良い報酬を目指すか、諦めてその時点の報酬を得るか、引き際が重要となるイベントです。
LPが足りなくなった場合は、休憩するか、ラブカストーンを使ってLPを回復し、プレイを続けることもできます。
上級、超級だと、組み合わせによっては以下の特殊効果が得られることもあります。

チャレンジフェスティバル特殊効果一覧
(主に上級・超級で出現)
組み合わせ
Printemps フルコンボ達成で獲得ポイント30%UP
BiBi フルコンボ達成で獲得経験値30%UP
lily white フルコンボ達成でLP30回復
1年生 残り体力MAXでLP20回復
2年生 残り体力MAXで獲得経験値20%UP
3年生 残り体力MAXで獲得ポイント20%UP
おそろい
(フルーツパーラー) スコアランクS達成でLP10回復
おそろい
(サイバー) スコアランクS達成で獲得ポイント10%UP
おそろい
(チャイナドレス) スコアランクS達成でLP10回復
おそろい
(チア) スコアランクS達成で金報酬1個追加

Aqours・μ's双方が登場するイベント
スコアマッチ
4人でスコアを競うイベントです。
プレイ難易度、順位、クリアランクによって獲得ポイントが変わります。
元々デレステをやってたせいかもしれませんが、個人的にはこのイベントの形式が一番しっくり来ました。

アイコンコレクション
通常ライブで指定アイコンを得て、課題曲をプレイしてポイントを稼ぐイベントです。
難易度、最大コンボ数、クリアランクによって獲得ポイントが変わります。
イベント終盤になると、獲得G倍増ライブを行えるようになります。
これも結構しっくり来る形式でした!

メドレーフェスティバル
ランダムで選ばれた1~3曲をプレイして、ポイントを稼ぐイベントです。
Gを消費してアレンジを選ぶこともできます。
曲をプレイする際、ランダムで応援に駆けつけてくれることもあります。
ライブクリア後、金、銀報酬だとレアアイテムが出現する可能性もあります。

部員・練習
このゲームでは、デジタルカードで表現されたキャラクターのことを『部員』と呼びます。
レアリティ
N→R→SR→SSR→URの順に希少度は高くなります。
基本的に転入生はNで、A-RISE、
SaintSnowはR、μ's・AqoursはR以上となります。
属性
スマイル、ピュア、クールの3種があります。
レベル
経験値が一定に達すると上がり、能力値が伸びます。
レアリティが高いほどレベルの上限も高いです。

ライブの成功で上昇します。
覚醒済みの状態で最大値になると、サイドストーリーが解禁されます。
能力
体力、スマイル、ピュア、クールの4種があり、各部員の合計値がユニットの能力となります。
特技
条件に応じてライブ中に発動するスキルです。
スコアアップ、体力回復、判定強化といった様々な効果があります。
センタースキル
部員をユニットのセンターに配置したときに発動するスコアアップ効果のあるスキルです。
効果はレアリティに依存していて、N部員は所持していません。
スクールアイドルスキル
部員に装備することでライブ時に効果を発揮することができます。
効果は属性値の無条件上昇、判定強化発動中の属性値上昇、スコアアップ値の強化、体力回復をスコアアップに変換するものなど様々な種類があります。
装備には各部員に備わるスロットを消費しますが、そのスロット数はレアリティ、特別練習の有無などで異なるうえ、スキルの種類によっては複数のスロットが必要になるため、装備できるスキルにはある程度の制約が生じます。

ユニット編成
9人の部員を集めて、ライブに参加するためのユニットを編成します。
練習
ベースとなる部員に素材となる部員を合成することで経験値を与える事が出来ます。
ベースと素材の特技が同じ場合、特技レベルの経験値が向上します。
素材となったカードは消滅します。
また、素材となった部員のレアリティがR以上の場合はシールを獲得できます。
ベースとなる部員と素材となる部員の属性が同じであれば獲得できる経験値は1.2倍になります。
特別練習
ベースとなる部員に同じ部員を合成することで『覚醒』させる事ができます。
各カード1回のみ可能です。
覚醒した部員はイラストが変化し、レベルと絆をより高く上げられるようになります。
素材となったカードは消滅します。
また、シールを使っての覚醒も可能です。
転部
部員カードを手放し、代わりにGを得る事ができます。
部員のレアリティがR以上ならシールを獲得できます。
勧誘
部員を増やす方法にはライブを行う以外にも2種類あります。

一般生勧誘
基本的にN、稀にRが手に入る事もあります。
1度の勧誘で友情ptを100消費します。
1日1回だけ無料で勧誘する事ができます。(μ's、Aqoursそれぞれ1回ずつ)

特待生勧誘
R以上のカードが入手できます。
1度の勧誘でラブカストーンを5消費しますが、50個同時に使用することで11回勧誘できます。
10回勧誘するかレアシール30枚、もしくはSRシール2枚と交換で補助チケットを得ることができ、1枚で特技アップサポートメンバー勧誘が、5枚でSR・UR確定勧誘、10枚でSSR・UR確定勧誘、25枚でUR確定勧誘ができます。

限定勧誘
基本的に特待生勧誘と同じですが、出現するカードがテーマに沿って限定されているので、思い通りの属性やキャラクターを得ることができる可能性がより高いです。
また、特待生勧誘で出現しなくなった過去のSR以上のカードが出現する可能性もあります。

シールショップ
キャンペーンやシリアルで獲得した部員を除き、練習や転部でレアリティがR以上の部員を手放した場合、シールを獲得できます。
ある程度貯まれば、過去のシリアルレア部員、UR部員、補助チケットと交換できます。
なお、UR部員は月ごとに入れ替わります。

・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
元々がラブライブ第1シリーズの終了時点で配信されたゲームなので、今から始める場合はストーリー展開に違和感を感じる部分もあるかと思われます。
ですが、そもそもラブライブプロジェクトは同じ題材のパラレルワールドという認識なので、そこを批判するつもりはないです!
純粋に物語の面白さ的には普通だなーと感じました。すみません!

『ストーリーのボリューム』
全体話数としてはそれなりに多いのですが、1つ1つの話が短めなので、ボリュームとしては評価し辛く、そこに満足したか?で考えた時にこの点数になりました。

『グラフィックと音楽』
ここに関しては文句なしです!
一般生の可愛さが凄いっていうかなんでこの子の高レアリティないんですかね!?って思う子すらいるほどに。
え、みんな1人ぐらいはいるよね?普通だよね?以下省略。
音楽はリズムゲームなので…というわけではなく、純粋にバラエティー豊かな楽曲のクオリティの高さに対する評価を…とか上から言うのもおこがましいですが、作詞家さん、作曲家さんはもちろんのこと、歌ってる声優さんの表現力が素晴らしいです。(特にμ's)
Aqoursは代表曲とかは特にですが、ダンスありきのイメージなので踊らせられないのが残念ですね!
それでもAqoursのほうも十分なクオリティでした!

・キャラクター面について
『個性』
一応捕捉しておくと、アニメ世界のパラレルワールドなので、漫画版ラブライブではなく、アニメ版ラブライブにおけるキャラクター設定が反映されています。
どっちも結構騒がしい(笑)

『スポットライト』
μ'sとAqoursに関しては常にイベントや限定ガチャがありますし、一応転入生も全員サイドストーリーが用意されていたりするのでここは高評価でいいかな?と判断しました。

『キャラ数』
こちらも十分な数だと思ってます!
どっちかっていうと好きなキャラクターのみで固めてユニット編成というイメージのほうがこのゲームに合ってますがw

・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
イベントの他にも各楽曲ごとにスコア、コンボ、プレイ回数ごとに報酬を貰えたりするので、(ハマれば)やりこみ要素と熱中度は高いと思います!

『満足感(難易度)』
周り?に流されずに、自分が無理なく楽しく遊べる難度で遊ぶ事をオススメします!
マイペースに遊べるリズムゲームだったので、個人的には満足感高めでした!

『ゲームバランス』
さすがに全楽曲の難易度が同じなんてことはリズムゲームでは有り得ない事なので、実質満点評価のつもりです。
あ、でも、イベントのランダムで曲が選ばれる時に、これ得意!これ苦手!とかでばらつきがあったりする時点でゲームバランスが最高ってことはないのか(笑)
まあ、でも、例えばの話、元々は音ゲー苦手…って人がeasyから始めて段々とコツを掴んできて、難度を上げていく。という上手くなるのを実感できる!みたいなものがこのスクフェスにはあると思います!
あと、リズムアイコン9個は真面目に脳トレにも役立つと思います!

最後に
あくまでも個人的感想ですが、元々がダンスナンバー寄りのせいか、Aqours楽曲のほうがリズムが分かりやすくてコンボは繋ぎやすかったです。
きっとそういう相性もあるんやろなぁ~。
ちなみに僕が愛着あるのはμ's楽曲なのですが、それでもそう思いました。