とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

遊戯王デュエルモンスターズ 最強カードバトル

・プレイ作品

遊戯王 デュエルモンスターズ 最強カードバトル

・どんなゲーム?
遊☆戯☆王デュエルモンスターズを題材としたニンテンドー3DS用無料ダウンロードの対戦型カードゲームです。課金要素もあるのでスタミナ無限性の遊戯王のソシャゲの亜種版とでも思って下さい。

・総合得点98点 ランクS

・個人的評価 40点 A

・個別評価 58点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 15点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感(難易度) 5点

・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
歴代遊戯王のゲームをプレイ済みの方はカードゲームのルールとしては特別な新しさは感じられないと思います。
ただ、このゲームのオリジナル要素として、ストーリー中は海馬コーポレーションが貸し出したデッキしか使えないというルールがあります。クリアするまで自分でデッキをいじれません。
そこが煩わしくなる人もいるかと思います。
ですが、数多くのデッキレシピが用意されていて、各テーマ毎にレベルが最大3まで用意されていたりと結構頑張ってます、社長。
相手と同じデッキで戦うのも楽しかったですよ!
チュートリアルも結構しっかりしてたので、これから遊戯王を始めたい方や自分でデッキを作るのが苦手な方には結構オススメです。
※ただし、現在の遊戯王は環境が変わっていると思うので2016年7月以前のルール適応のゲームとご理解お願いします。
それと、スピードバトルシステム採用なのでフィールドに置ける枚数は従来の5枚ではなく3枚です。

『快適さ』
若干ロードが長いのかな?個人的に気になったのはデュエルが終わった時のWIN、LOSEの画面で固まってるのかな?って最初思った程でした。ただ、これは使ってる3DSの性能の問題が高い気がするので直接的な評価の差し引きは控えました。
評価の-1はカードの集め辛さによるものです。
一応ゲーム内通貨でパックは買えますが、そこそこの値段で1枚しか入ってないのであまり現実的ではありません。これはクリア後にデッキを作る時に足りないカードを気長に狙う用にするのが精神衛生上いいんじゃないかなー?って思います。
デッキを作ったり、強化するのに必要なカードは指定の相手とデュエルすると手に入ります。必要な4枚の内、デュエルで手に入るカードは最大3枚なので…運が悪ければ残り1枚が遠い事もあります。ここは素直に減点で!

『システムのおもしろさ』
これはまあ…カードを少なくした遊戯王なのであえて説明はしません!
カードゲームとして面白い。それだけです!
ちなみにですが、Wi-Fi対応してないものの、ローカル通信対戦が出来るので、無料で友達と遊戯王で遊べますよ!

・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
ストーリーとしては原作のバトルシティ編と王の記憶編の間が舞台らしいですが、ストーリーの主軸はオリジナルキャラクター達なのでそこはあんまり関係なかったような気がします。
ざっくり言うと社長が次世代のデュエリストにデュエルの素晴らしさを伝える為に小学生によるデュエル大会を開催します。
四天王を含めた小学生達の頂点に立つとレジェンドデュエリストとデュエル出来る特典が与えられます。
レジェンドデュエリストが原作のキャラクター達になります。

『ストーリーのボリューム』
無料にしてはわりと!はい、ちょっと点数盛ったかもです、ごめんなさい!

『グラフィックと音楽 』
スピードデュエルのシステムで使い辛いカード(フィールド魔法、速攻魔法、トゥーンモンスター等)を省いているせいか、カードの収録枚数はGB以下の過去最低です。なのにシンクロ召還とエクシーズ召還に対応してる不思議!(遊矢のデッキか、DLCで特定のデッキを買えばペンデュラム召還も出来ます。)
何故ここでその話をするのか…それはそこで抑えた影響か、ほぼ全てのモンスターが3Dで描かれていたり、DLCの一部カードに関してはイラスト自体が立体的になっていたりと結構凝っていたからです。
音楽も普通に良かったです。

・キャラクター面について
『個性』
全てのキャラクターの個性…さすが遊戯王、その一言に尽きますね!
まず社長と羽蛾は濃いですよね?
四天王とガイドさんも濃かったなー

『スポットライト』
主要キャラを誰と見るか…とりあえず四天王は目立ってました!ガイドさんも目立ってました!遊戯はキングオブデュエリストとして作中で敬われ、社長はちゃんと社長してました!

『キャラ数』
モブの数が圧巻です!バトルシティってこんな感じだったのかな!って感じでしたね!
レジェンドデュエリストは遊戯、杏子、城之内、海馬、闇バクラ、マリク、羽蛾
ゲスト枠として、
十代、遊星、遊馬、遊矢
が出てきます。
ゲスト4人は専用のトーナメントに挑むと戦えます。

・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
カード集めだったり、デッキ埋めだったり、全キャラ制覇だったり、やろうと思えば結構やり込める要素は入ってます。

『満足感(難易度)』
個人的には大満足です!
難易度についてはストーリー上はそれほど難しくありません!

『ゲームバランス』
個人的に好きな遊び方として対戦相手と同じデッキを使って戦うというものがありました。これは100%同じ強さで引き運と戦術が勝負の分かれ目になるわりと五分のデュエルが楽しめるかと思います!
カード集めのランダム要素が大きすぎてテンポが悪くなる部分も少なからずあります。ここも運が試されますね?
自分でデッキ作るのは他の遊戯王のゲームでも出来るので、せっかくの機会ですし、それぞれのデッキのコンセプトをフルに活かして闘う楽しさを是非味わって欲しいです!自分で作ってない分、上手く扱えると楽しいんですよ!

総括
がっつり遊戯王をやってきた人向けと言うよりは初心者、もしくはしばらく離れてた人向けのライトな遊戯王といった感じのゲームです。
僕はGXまでのルールしか知りませんでしたが、このゲームでシンクロ召還もエクシーズ召還も覚えました。
ゲームの初めに全てのチュートリアルをやるというよりは基本的な遊び方を最初に、その後新たな召還方式のデッキを作るとその時にその召還に関するルールを教えてくれます。
その為、一気に言われてルールがごちゃ混ぜになる事もないかと思われます。
ゲーム中に原作キャラクターが使うデッキをそのまま作れますが、収録枚数やデッキの枚数が原作の半分(20枚)ということであくまでもモチーフとしてキーカードが入っている原作とは別のものと思ってください。
そこに目を瞑れば無料ゲームとは思えない完成度だと思いました。


よろしければこちらの記事もどうぞよしなにm(__)m
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