とある雑食型ゲーマーのゲームミュージアム

基本的には少し古めのゲームを改めてプレイしてみてレビューしてます。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ6 エキスパート2

 

遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2


・プレイ作品

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ6 エキスパート2

・どんなゲーム?

2001年12月20日発売の遊☆戯☆王デュエルモンスターズを題材としたGBAのゲームです。

当時のOCGのルールに準拠しているとは過去作と同じですが、バトルシティをモチーフに、街中でデュエルを行う雰囲気を味わうことが出来ます。

 

・前作をやっている必要があるか

繋がりがないので必要ないです。

・総合得点 75点 ランクA

・個人的評価 30点 B

・個別評価 45点 B

システム面 10点 B

新しさ 4点
快適さ 2点
システムのおもしろさ 4点

 
ストーリー面 10点 B

ストーリーの面白さ 3点

ストーリーのボリューム 3点
グラフィックと音楽 4点

 
キャラクター面 14点 A

個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

 
ゲーマー面 11点 B

やりこみ 5点
ゲームバランス 2点
満足感 4点

 


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』

煩わしいキャラクターの解放条件ではなく、バトルシティを模したマップから対戦相手を選ぶシステムに変わりました。

これがなかなかにバトルシティ感ありました。

ちゃんと進化してたので評価しました。

 

『快適さ』

前作の不満点は改善されていましたが、それで及第点。

最初からそれなりに強いデッキなので最初から遊びやすいですが、原作の主人公格のキャラには勝てません。それはいいのですが、一度デュエルするまではUNKNOWNって表記なので、任意で選べるのはある程度かかります。

余計な演出が廃止されてスピード感が増した代わりにパスワードはポイント制になりました。

1枚のパックから手に入るカードの枚数は増えましたが、無駄なパックも多いので、確率よりも統一してくれたほうが遊びやすかった気はしてます。

 

『システムのおもしろさ』

遊びやすくなったので総体的に面白さは増してると思います。

バトルシティの世界観味わいたい方は是非。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』

本当はないに等しいのですが、キャラクターとセリフがある以上、それはストーリーだ!っていう認識で一応。

前述した通り、作中のキャラになったつもりで遊☆戯☆王のバトルシティの世界観を楽しめます。

 

『ストーリーのボリューム』

これが俺達のロードだ!!的な?システム変わっても感覚的には従来と変わらないボリュームって気はしました。

 

『グラフィックと音楽』

前作より進化してたので加点され、演出を諦めたから減点、その結果が4点です。


・キャラクター面について
『個性』

自分(プレーヤー)もそうですけど、各デュエリスト毎の特徴が出るのがTCGの面白さですね!

原作キャラはやっぱりキーカードを大事にしてるのが好感度高いです。

 

『スポットライト』

この作品に脇役はいない。それがバトルシティだ!!(多分)

 

『キャラ数』

カード総数は1111枚。なんだか気分がいいですね!

デュエリストは遊戯、城之内、杏子、獏良、双六、海馬、舞、羽蛾、竜崎、梶木、絽場、イシズ、マリク、リシド、レアハンター、パンドラ、人形、光と闇の仮面の18(19)人に加え、隠しキャラ5人です。

一応言っておきますが、今回は本田とは戦えない仕様です。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』

これはどこまでやりこむかにもやりますが、デッキを完成させるだけでも結構かかります。

TCG好きな人にとっては苦ではないと思うし、むしろ楽しい。

勝つことも嬉しいですが、負けることも苦より快感になったら本物ですね!

 

『満足感』

序盤でUNKNOWNからの海馬からのワンターンキルはやめてくれ。

不満はそこだけです。

デッキが完成したら「遊戯・海馬・イシズ・マリク」のいずれかのデッキをランダムで使う隠しキャラ・シャーディーとのデュエルが楽しいです!

 

『ゲームバランス』

海馬の高確率でワンターンキルが狙えるバランス調整はどうかと思います。

負けてもパック剥けるなら1ターンで決めてくれるのも時短になりますが、違うので……海馬とやるのだけはあんまり楽しくなかったかなぁ~


最後に

普通に楽しい、面白いゲームではありますが、痒いところに手が届かない惜しい部分は残る作品でした。

次回作に期待を込めて辛口評価で!

って言っても20年ぐらい前のゲームですがw

 

 

 

 

関連商品

おまけ

 

 

 

おまけ2

 

 

 

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ5 エキスパート1

 

●●●GBA●ゲームボーイアドバンス●ソフト●コナミ●遊戯王5●デュエルモンスターズ●エキスパート1●OCGカード入り●特別版 303


・プレイ作品

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ5 エキスパート1

・どんなゲーム?

遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム・漫画の遊☆戯☆王を題材にしたゲームソフト。

開発当初(発売は2001年7月)のOCGに準拠したルールで、「Curse of Anubis-アヌビスの呪い」までのカードが収録。

2001年1月1日からスタートするカレンダー方式のゲームです。

 

・前作をやっている必要があるか

ナンバリングが付いてますが、ゲームとしての繋がりはないので、やっていなくても全く問題ないです。

 

・総合得点 82点 ランクA+

・個人的評価 32点 B

・個別評価 50点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

 

ストーリー面 10点 B

グラフィックと音楽 10点

※ストーリーがない作品なので、変則採点です。

 

キャラクター面 14点 A

個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

 

ゲーマー面 12点 B

やりこみ 5点
ゲームバランス 3点
満足感 4点

 


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』

デュエルを行えば日付が進むカレンダー方式が採用されており、ジャンプの発売日やVジャンプの発売日に特別なパックが貰えます。

これはちょっと新しかったかも?

GBシリーズの頃と比べて変わったルールを学べるT-TACTICS(チュートリアル)や、詰め将棋のような詰めデュエルが始まったのもここから。

 

『快適さ』

パックから手に入るカードが3枚+パック解放の条件の手間、デュエルの際の「ドロー」はRボタンでしか引けない等、やや不便で色々時間がかかる仕様でした。

反して、コストなしでパスワード入力でカードを手に入れることが出来る最後の作品であり、多少の手間で最初からある程度強い状態で始めることが出来ます。

DC(デッキキャパシティ)が廃止されて手に入れたカードで自由にデッキが組めるようになったのは💮(花丸)。

 

『システムのおもしろさ』

基本的にはGBシリーズのやり方を踏襲しているとは思います。

特定の相手に設定された勝利数で勝利報酬のパックが解放されます。

各ステージのデュエリストに一定数勝てば次のステージに進めるルールも続投でした。

リバース、チェーンが増え、魔法・罠が5枚伏せられるようになりました。

サイドデッキが作れるようになって幅が広がりました。

正直、今やると物足りない部分はありますが、同時に戻った気分で考えると面白い部類だと思います。

 

・ストーリー面について

『グラフィックと音楽』

何とも微妙な可もなく不可もなくです。

暗めのBGMはわりと好みではありますが、テンション上がるほどではないし、そこが重視のゲームではないです。

 

・キャラクター面について
『個性』

原作キャラクター達がそれぞれの持ち味、イメージ通りのデッキで来るのは面白いですよね、以上。冗談です。

デッキで個性を出せるのはプレイヤーも一緒ですので、存分に自分の色を出せます。

 

『スポットライト』

ストーリーがないので迷いはしたんですけど、パック解放の際に特定のキャラに何勝ってあったりするので、無駄なキャラがいないところを評価しました。

 

『キャラ数』

戦えるキャラクターは24キャラ。

遊戯、城之内、本田、杏子、獏良、羽蛾、竜崎、梶木、舞、絽場、レアハンター、パンドラ、人形、光と闇の仮面、マリク、闇遊戯、闇獏良、海馬、イシズ、シャーディー、双六、ペガサス、シモン・ムーラン。

収録カード枚数は928枚。

 


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』

全部やろうと思えばなかなかのものだと思います。

 

『満足感』

わりと高めなんですけど、細かい不満点はあります。基本は前述してるのでここは割愛します。

 

『ゲームバランス』

これはパスワード使うか使わないが大きいので、プレイヤーの任意になりますが、最初から強いデッキにすると作業ゲーになりがちであり、使わない場合はカード集めになかなか時間がかかります。

ちょっと評価に困った作品でした。

若干デュエルのテンポが悪いので、やや2寄りかもしれません。

 

最後に

遊戯王世代にとっては普通に面白いゲームです。

数ある遊戯王のゲームの中からわざわざこれを選ぶ意味があるかは分かりませんが、当時の雰囲気を味わえるので、多少の不便さも含めて、これはこれでアリだと思います。

 

 

 

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おまけ

 

 

 

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実機

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ3

 

 

 

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11/7までゲオでやっていたレトロゲームの在庫処分売り尽くしセールで購入したゲームのリストです!

レビューではなく、僕の好みの傾向は分かるかも?なおまけ枠ですね!

※見栄え的な意味でゲーム機の画像も付けてますが、買ったのはソフトのほうだけです。悪しからず。


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ワールドサッカー ウイニングイレブン 2014

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以上です!

昔やってた思い出深い品からせっかくなので買ってみたものまで色々です!

 

AKBのはこのシリーズの最終作のvita版が意外と面白かったので即決で買いでした!

 

最後まで見てくださった方、ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ

無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ

無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ (通常版) (特典無し)

・プレイ作品

無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ


・どんなゲーム?

異世界を舞台に、人間、アンドロイド、獣人等、様々な種族が登場するファンタジーRPG作品。
副題の通り、スーパーロボット大戦シリーズの1つとしてカウントされています。
※キャラクターと世界観がリンクしていますが、全く異なるゲーム性です。


・前作をやっている必要があるか
前作から3ヶ月後の世界であり、ガッツリ繋がっている続編ではありますが、主人公が今作からのキャラクターなので、ざっくりと最低限の説明はされます。
より楽しみたければ、前作→今作とプレイするべきですが、僕は前作をプレイしてないですが、十分に楽しめました。

・総合得点 86点 ランクA+

・個人的評価 34点 A

・個別評価 52点 A

システム面 13点 A

新しさ 5点
快適さ 3点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 14点 A

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 10点 B

やりこみ 3点
ゲームバランス 3点
満足感 4点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
スパロボのシステムを大胆アレンジして和洋折衷?したファンタジーRPGに昇華さています。


『快適さ』
システムの都合上、序盤で後に合流する仲間になるキャラクター(前作の主人公や仲間達)を操作する場面があり、レベルが共通ではないのでやや億劫な気分にはなりました。
パーティー加入ではなく別行動なことが少し多く感じたので。
システム慣れしてない時にそれされるので特に(笑)
技も精神コマンドも違うので癖を覚えるのも一苦労でした。
慣れたと思ったら丸ごと代わるのはやめてくれ(笑)


『システムのおもしろさ』
バトルはどちらかと言うと、Project X ZONEのような操作でした。
コマンド入力して敵を落とさないように攻撃を繋いでフィニッシュを当ててHPを削り合うバトルになります。


また、シミュレーションRPGではないので、本家スパロボとは違ってマップを自由に移動したり、ギミックを使ったり、アイテムを拾ったり出来ます。バトルの入り方はエンカウント式です。
この辺は昔のポケモンを彷彿とさせる感じでした。


スパロボでお馴染みの「支援攻撃」や「精神コマンド」も通常のRPGに適した能力に書き換えられて健在です。


支援攻撃は攻撃中に任意のタイミングで発動させられるので、これの有無は大きいです。


また、バトル時に溜まるフロンティアゲージは殆どの技を避けられる緊急回避(HP30%以下の時のみ)、特殊演出付きの必殺技に使えます。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
前作ではそれぞれの思想や目的の為に争っていたそれぞれの国(世界)が1つに纏まり、協力し合う関係になっているのは何かしらの参考になるのではないでしょうか。


そういう点では確かなスパロボシリーズの血脈を感じました。


『ストーリーのボリューム』
これも僕のスパロボレビューではお馴染みのフレーズで恐縮ですが、DSという携帯ゲーム機としてはかなりの大ボリュームだと思います。


『グラフィックと音楽』
スパロボの名に恥じない演出と格好いいカットインが素晴らしいです。
そしてBGM神か?って思いました。
特に和風世界観の時に音楽好きすぎますし、格好いい場面でボイスが付いたのいいですね!


・キャラクター面について
『個性』
攻撃スタイルや精神コマンド、技の威力や繋げやすさは様々なので、色々試すのは面白いと思います。


『スポットライト』
ストーリーの都合上、強制的に操作キャラが変わる場面も多々あるので、自ずと。


『キャラ数』
思いの外多かった印象です。
2人1組のキャラもいるので賑やかです。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
個人的には特筆して書くほどはないかなぁ~という印象です。


『満足感』
ゲーム自体に対する満足度は高いです。
OP水樹奈々さんからテンション上がり、主人公、関智一さんで最初からクライマックスでした。これ違う関さんのネタでした。


『ゲームバランス』
最初のほう敵強くない?って感じました。
操作キャラ切り替わってすぐに「ひらめき」とか使われたらダメージ入らんし……です。


最後に
副題から勝手にロボットで戦う系かと思ったらそうでもなかったです。
キーとして存在はしてますが、想像とは違ってました。


歯応えのあるゲームの印象なので、そういうの好きな人は一考の余地はあると思います。



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おまけ


おまけ2

キングダムハーツ Birth by Sleep FINAL MIX

キングダムハーツ バースバイスリープ ファイナルミックス - PSP

・プレイ作品

キングダムハーツ Birth by Sleep FINAL MIX

・どんなゲーム?
キングダムハーツシリーズの原典の物語。
後の全作品に繋がるエピソードが3人の主人公の視点で描かれます。
FINAL MIX版のほうは様々な追加要素(ミニゲームやシークレットムービー)のある完全版ですが、英語音声で日本語字幕になります。
色々遊びやすいのはやっぱりFINAL MIXですが、ストーリー本編は同一なのでそこら辺はお好みで。

キングダムハーツは心や絆を重んじるストーリー+ディズニーとFFキャラクターが夢の競演を果たすシリーズ作品です。

もう少し言えば、キングダムハーツⅡ FINAL MIXのシークレットムービーで出てきたキャラクター達の物語です。
ロクサスにそっくりな彼の正体はご自身の目で是非お確かめ下さい!

・前作をやっている必要があるか
知っていると、「おー!」となる場面もありますが、それはあくまでもファン要素であり、過去の話である為、過去作を遊んでないと分からないという内容ではないです。

・総合得点 94点 ランクS

・個人的評価 37点 A

・個別評価 57点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 15点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 13点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 3点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
キングダムハーツシリーズとしては初となる単独主人公3人による実質オムニバスストーリーです。
携帯ゲーム機をプラットフォームにしていることや、変身時に鎧を纏うことを利用して、最大で6人まで通信対戦が可能というのもシリーズ初。

『快適さ』
都合上、3人全員のストーリーをクリアしないと全容が見えないのに対し、それぞれが独立したセーブデータみたいなものなので人によっては煩わしさを感じるかもしれません。

反して、ミニゲームとしてディズニーの世界をモチーフとしたボードゲームを遊びながらアビリティのレベルを上げれるので、合成の面も含めて遊びやすさはかなり感じました。
ここら辺はFINAL MIX様々な気がしました。

『システムのおもしろさ』
元々が携帯ゲーム機で気軽に持ち運べて且つオリジナルのキングダムハーツのシステムに近い完成度の高いゲームでしたが、更に遊びやすく改良されていました。

アクションゲームとしてのレベルの高さ、FF同様の魔法というスクエニらしさに加えてディズニーキャラとのディメンションリンク等、プレイヤーの好みのスタイルで遊べるのもポイント高いです。

FINAL MIXとしては、ボードゲームの面白さも加えて評価しました。
何かと便利で重宝して且つ面白いというのは純粋に凄いです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
始まりのストーリー、伏線の回収、次回作への繋がり……全ての面においてブラボーと言いたい。

本来のキングダムハーツに出てくるキャラクターの幼少期や元の姿が出てくるほか、本編でソラと関わるディズニーキャラクターもきちんと本編より過去の時間軸設定になっているなど、細かいこだわりも感じられるので脱帽です。

『ストーリーのボリューム』
これは捉え方にもよりますが、ゲーム全体としては十分好評価な内容だと思います。
ネック部分としては、主人公が3人という部分の必然的弊害ですが、売りの部分を否定するのは酷ですし、個人的には気にならない部分なので減点はしてないです。

『グラフィックと音楽』
安定の、信頼と実績のスクエニクオリティです。
OPの英語版主題歌「Hikari(光)」のお洒落なアレンジも相まって美麗で3人の将来の不穏感を煽るムービーがまずgood

CGの綺麗さだけではなく、絵と動画の部分も結構好きでした。
ザックスが原作絵で元気に動いてスクワットしてるのよかったです。

またもボードゲームの話になりますが、ステージに使われているディズニー作品のBGMがいい。
ミッキーのマーチは特にお気に入りでした。

そして、極めつけのEDの主題歌オルゴールは最高でした。


・キャラクター面について
『個性』
キャラクターの性格もありますけど、どちらかと言えば性質の面での評価です。
簡単に言えば、テラはパワー、ヴェンはスピード、アクアは魔法と、それぞれに特有の個性のようなスタイルを持っています。
キーブレードの持ち方も違うので、使い勝手も三者三様です。

『スポットライト』
原則として、操作キャラの主観で、他キャラの真意はそこでは分かりませんが、それぞれをプレイすると上手くかち合うので、パズルみたいな感じではありますが、敵側も含めてきちんと 描かれていると判断しました。

『キャラ数』
操作出来るキャラクターとしては3人ですが、ミッキーやマレフィセントヘラクレス、スティッチ等のキングダムハーツとしてもお馴染みのディズニーキャラクターも登場したり、ディメンションリンク出来たり、ボードゲームに出てくるディズニーキャラもわりといるので、元々あんまり知らなくてもディズニーを覚えるきっかけになり得る程には色々出てきます。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
コレクター要素もわりと豊富なので、やりこみ要素も熱中度も双方高めだと認識しています。
スタンプを集めて貼ったりするのはゲームはあまりやらないけどディズニーが好きな女の子をターゲット層にしてるのかな?当時の感じだと。
手帳にシールをペタペタ貼ってる感覚で楽しめたので、少し童心に帰れたかもしれません。

『満足感』
キングダムハーツのエピソード0としてもゲームとしても非常に満足感の高い内容でした。
あと、再三言って申し訳ないですが、ボードゲームが面白いので、そこの評価も大いに関係してます。

『ゲームバランス』
長所でもある三者三様の主人公達の個性と独立したストーリーが一点だけ仇となります。
テラ(パワー)とヴェン(スピード)の差は特に。
周回扱いもされないので億劫になる可能性もあります。

ゲームの難易度選択は豊富ですが、簡単にすればするほどシークレットムービーが開放しづらくなり、難易度を上げるほどシークレットムービーの開放がしやすくなるシステムなので、地味にゲーム初心者に優しくないですし、ゲームとしての難易度はわりと高めだと思いました。
正確には少し敷居が高いかも。


最後に
キングダムハーツⅡ FINAL MIXにおけるシークレットムービーが分断化と細分化されてそれぞれのクライマックスシーンに使われるほか、OPのムービーとしても一部を使った知っていると感情を揺さぶられる神OPムービーになっています。

絆があるからこその選択と結末は希望なのか絶望なのか……その答えはⅢへと続く。



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Starry☆Sky in Autumn

Starry☆sky ~in Autumn~ ポータブル (通常版) - PSP

・プレイ作品

Starry☆Sky in Autumn

・どんなゲーム?
恋も葉も大人に色づく一筋縄ではいかないアドベンチャー

秋のStarry☆Skyは大人が相手の一味違った恋愛シミュレーションゲームです。
攻略キャラクターの担当声優は石田彰さん、岸尾だいすけさん、遊佐浩二さん。

・前作をやっている必要があるか
春と夏のそれぞれで恋愛をしてない設定になっているので、やってなくても問題ないです。
むしろin Springを知っていると若干の違和感を感じる場面もあるので、スムーズに120%楽しむならin Springをやってないほうがいいかも?

・総合得点 98点 ランクS

・個人的評価 40点 A

・個別評価 58点 A

システム面 14点 A

新しさ 4点
快適さ 5点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 15点 A

ストーリーのおもしろさ 5点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 15点 A

個性 5点
スポットライト 5点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 4点
ゲームバランス 5点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
シンプル イズ ベスト
基本的には読み進めるだけという恋愛シミュレーションゲームとして遊びやすい造りです。

他の季節の攻略キャラクターを完全にサブキャラクター扱いしてるのは新しいですよね、夏編は部活だから幼馴染みでも入る隙がないのは分かるけど、秋編の教室の中なのに全く絡んでこないのは不自然だなぁ~とは思いましたが、過保護期間が春で終わったのかな?って認識です。
クラスメートとして一緒に過ごす場面は別にあってもいいと思ったけど。

『快適さ』
クイックセーブ機能を使わなくても、十字キーを使えばシーンを戻せるので、選択肢ミスっても任意で戻せるのはありがたいですね!
全員魅力的だからこそ1人1人に集中出来るのは嬉しいです。

『システムのおもしろさ』
シンプルだからこそ美しい。に近いです。
このシリーズのシステムは遊びやすくて好きです。

この作品というよりはStarry☆Skyの共通システムですが、ルート確定後のエンディングの際の攻略キャラクターの自分語りは、本編で見せてくれる表情とはまた別の素顔のままの姿なので、それぞれの声優さんの技量と魅力がギュッと詰まって凝縮された部分なので、特に好きです。


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
今回は大人が相手なので、子供扱いされたり振り回されたり大変な部分もありますが、大人だって、先生だってそれぞれが1人の人間で、それぞれに悩み、葛藤する姿も見え隠れし、生徒に見せる教師の顔以外の「素顔」の部分を見たい気持ちはめちゃくちゃ分かります。

大人達が見せる子供のようなわちゃわちゃ感は一時の癒しだったり、大人の余裕と大人だからこその葛藤を描いたストーリーは今までで一番好きでした。

このシリーズのストーリーは基本的に全部大好きの部類になるんですけど、その中でも暫定1位ってことですね!
秋に大人の色気を持ってきたのは英断だと思いました。

『ストーリーのボリューム』
シリーズの共通項ですけど、攻略キャラクターが3人だからこそ、それぞれがしっかりしたストーリーになっていて、独立しつつ、要所でリンクするストーリーの案配が素晴らしいです。

『グラフィックと音楽』
これもシリーズの共通項ですが、PCの恋愛ゲームらしい綺麗な色合いと音楽が素敵です。


・キャラクター面について
『個性』
今回の攻略キャラクターはやる気がないように見えて実は結構考えている、明るく元気で親しみやすいけど意外とシビア、ミステリアスで掴み所がなくて何処か影のある、
この3タイプです。

夏編の時にも書いてますが、全く異なる性格と立ち位置なのに、温かく見守ってくれる人、厳しさと優しさを兼ね備えた人、口説き文句をさらっと言える人の3人という面で他のシリーズ作品と共通の部分もあります。

『スポットライト』
リンクするエピソードがある以上、1人を追うだけで完全にバックボーンを把握出来るわけではないですが、他のキャラクターのルートを選んでいてもメインの3人は蔑ろにされてないStarry☆Skyらしさは秋も健在でした。

『キャラ数』
in Summer同様、攻略外対象キャラクターのCVが豪華の極みでした。
主なサブキャラクターは5人いますが、中でも驚きなのは、杉山さん、てらしー、おのゆーですね、このお三方は弓道部のモブ3人同様、メインキャラクターを張っていてもおかしくない声優さんなので驚きです。

都合上、名前しか出ませんが、in Springの幼馴染みコンビも同じクラスです。
喋れなくてもいいから絡んできて欲しかった気持ちは正直ありますが、2人も感じられるのは嬉しかったです。

後は攻略キャラクターに纏わるサブキャラクターも折笠愛さんだったり、皆口裕子さんだったり、豪華でした。

豪華声優陣がフルボイスで演じて下さってるので、わちゃわちゃはしてても、ごちゃごちゃ感はなく、楽しく快適に作中の秋を過ごすことが出来ました。
秋は文化祭、ハロウィン、修学旅行というパーティーの連続ですから騒がしいぐらいでちょうどいい気がしました。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
ルート自体は3ルート+BADルートとセリフ違いの選択肢があるぐらいなので、やりこみ要素としては多くはないのですが、作品に入り込みやすい造りなので熱中度は高い。という評価です。

『満足感』
月並みの感想にはなりますが、大人が再び青春を取り戻す、後悔を消す、失った純粋さを取り戻すというストーリーがとても好きでした。

年の差があるからこその恋愛模様の描き方や切ない描写も好みだったので、満足感と充実感しかないです。

『ゲームバランス』
とにかく遊びやすい恋愛シミュレーションゲームです。
安定の共通ルートの多さ且つ他のルートでも見える絆は素敵なので、個人的には文句の付けようがないです。


最後に
女性向けのゲームではあるんですけど、年下との恋愛経験がある男性がプレイすると、思うところがあるかも?な作品だと思いました。

当たり前と言えば当たり前なんですけど、石田さん、岸尾さん、遊佐さんのファンの方にはガチでオススメな作品です。


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・プレイ作品

シャイニング・ハーツ

・どんなゲーム?
あなたに届ける心とパンを。
心を込めてパンを焼く、それを届ける。
パン屋が人の心の扉を開く不思議な世界。

冒険ファンタジー×スローライフRPGを豪華声優陣の熱演で楽しむことが出来ます。

・前作をやっている必要があるか
演出が他のシリーズを彷彿とさせることはありますが、ストーリーとしての繋がりはおそらくないと思います。
単品で完結している作品と言えます。

・総合得点 95点 ランクS

・個人的評価 39点 A

・個別評価 56点 A

システム面 14点 A

新しさ 5点
快適さ 4点
システムのおもしろさ 5点

ストーリー面 14点 A

ストーリーのおもしろさ 4点
ストーリーのボリューム 5点
グラフィックと音楽 5点

キャラクター面 14点 A

個性 5点
スポットライト 4点
キャラ数 5点

ゲーマー面 14点 A

やりこみ 5点
ゲームバランス 4点
満足感 5点


個別レビュー
・システム面について
『新しさ(オリジナリティー)』
心を込めたパンを届けるパン屋さんを全面的に押し出したシステムになってます。
冒険ファンタジースローライフの融合っぷりがお見事でした。

最初の舞台の島だけではなく、船で航海に出て他の島に上陸したり、道中や戦闘でのドロップアイテムはパンの材料や鍛冶に使えます。

パンの配達、素材の調達、指定モンスターの討伐など、クエストも充実しています。
指定のパンを焼いたり、指定の魚を釣るクエストもあります。
その気になれば延々に遊べるポテンシャルを備えたゲームでした。

焼いたパンは配達のほか、自分たちで食べてHP・MPの回復やパッシブ効果を追加させたり、人に食べてもらってハートを回収したり、釣り餌にしたり様々な用途で使えます。

戦闘は隊列(前列・後列)と編成を自由に(4人まで)設定することが出来ます。
武器によって攻撃範囲が決まってるので、序盤はそこも戦術ですね、レベルが上がれば魔法や必殺技で中距離、遠距離技や全体攻撃も覚えるので、中盤以降はそんなに気にしなくなります。

パンを焼く時に使うメロディや必殺技の時に使う4色のハート💚💛💙❤️は喜怒哀楽に対応しているので、集めるのはそこら辺を目安にするとスムーズかもしれません。

パンの種類は☆1~5の評価された状態でバスケットに入ります。
素材のレベルでも左右されますし、ふんわり・普通・こんがりの焼き加減で左右されます。
パンの種類によって焼き加減を変えるのはパン屋の基本なんだと思い知らされました。

起動直後の話なんですけど、自分を助けてくれたヒロインとの出会いのシーンで、選択肢によってヒロインのビジュアルとクラス(修道女・狩人・魔法使い)が変わるというのは新しいかもしれません。

セリフや声は同じなのに聞こえ方が違う気がしました。
イメージって大事だと思うので、自分の好みに合わせれるのって地味に嬉しいですよね。

『快適さ』
パンを焼くのが売りなので、たくさん焼く機会があるのですが、コツを掴むまではわりと難しいので億劫になる可能性があります。
強いて言うならここ。
序盤でそう簡単に作れないパンを要求されてのクエスト失敗はちょっと悔しかったです。

『システムのおもしろさ』
好きな声優さんがヒロインやってたから軽い気持ちで始めたのに、とんだ時間泥棒でしたわ┐(´∀`)┌


・ストーリー面について
『ストーリーのおもしろさ』
心とパンを主題とした温かくてちょっと切ないストーリーです。
喜怒哀楽のそれぞれに意味があり、感情にも心にも無駄なものはない。
全てが大事な心であることを学ばせてもらえるストーリーです。

お節介も度が越えると、パン屋に手に負えるレベルではないものとなる……それでも、忠告を無視して踏み込んだからには引き返してはいけない、最後までやるしかないという展開、支えてくれる沢山の仲間がいる心強さっていいなぁ~って思ったストーリーでした。

また、メインストーリー外のキャラクエも一部音声有りとなっていて、音声のあるものはパーティーキャラの個性を取り入れたなかなかユニークなストーリー構成になっていたのも面白かったです。

『ストーリーのボリューム』
思いの外長かったです。
自分の想像の2.5倍ぐらいはありました。
これは、この作品がただの冒険ファンタジーではなく、ただのスローライフRPGではないからこそだと感じています。
なかなかのやり応えでした。

『グラフィックと音楽』
シリーズ経験者はパッと見で「あ、シャイニングシリーズだ」って分かるキャラクターグラフィックな気がします。あとキャストも。
そのせいか、初めてプレイするのに何処と無く懐かしさを感じました。

感情を揺さぶるストレートなBGMはすごく好みでした。
音楽の雰囲気はちょいCLANNAD感あるかも?イメージですけどね。


・キャラクター面について
『個性』
パン屋さん、エルフ族、王族、夜型の黒い魔法使い、ドワーフ族、獣人、海賊等が一堂に会すパーティーなので、まあユニークですよね。
必殺技演出もそれぞれ気合い入ってたり、戦闘での役割面においての違いもそれぞれなので、純粋にRPGとしても面白い個性派揃いの印象を受けました。

『スポットライト』
メインストーリーの合間に受けることが出来るクエストとしてボイス付きのものに関しては、それぞれのキャラクターのバックボーンが分かるものもあるので、ここは文句無しです。

『キャラ数』
思いの外多くて、仲間として使ってみたかったキャラクターが使えないジレンマはありますが、総体的に見れば大満足です。


・ゲーマー面について
『やりこみ(熱中度)』
オートセーブ機能があるわりにエンディングがセーブされなかった為、おそらく周回の概念がないゲームなので、完全に自己満足の世界ということにはなりますが、前述してある通り、僕(神黎)的には時間泥棒認定作品です。
ゲームとしての総合的な能力が高いので、様々な楽しみ方が出来るのも大きいです。

『満足感』
微々たる不満を吹き飛ばす程の圧倒的満足感でした。

『ゲームバランス』
RPGあるあるの圧倒的なレベル差が気付いたら狭まってるタイプのゲームでした。
ボイス付きキャラクエは該当キャラは強制参加になるので、後半だとレベル差がネックになりがちですが、気付いたら近いレベルになっているので、使い勝手やパーティーバランスで中途変更しやすいゲームバランスでした。

たまにビックリする攻撃力の野良敵がいるのでそこだけ注意です。


最後に
30時間ぐらいで終わらせるつもりが楽しくて50時間に迫る勢いでプレイしました。
もう言っちゃいますけど、ヒロインが伊藤かな恵さんだったので、声が入ってる他キャラクターのクエストも可能な限り追いかけた結果ですね!

それなのにゲームの特性上、女の子の誘い方レクチャーされるからなんか届いてないのって辛いなって勝手に思ってました(笑)

そんなわけで、このゲームの最終的なエンディングとしましては、選んだ女の子と迎えることになります。

キョロちゃんの缶詰めだっけ?あれぐらい詰め込まれた夢のおもちゃ箱的なゲームになっているので、結構ガチオススメです。

欲を言えば、フルボイス且つ結婚且つペットの精霊を孵化と戦闘以外でもいろいろ出来るようにしてほんとにペット枠にするという3点を強化したリメイク版出してほしいです。
欲しいです!


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